イラストレーターあらいしづかのblog『トナカイのヤカイ』

イラストレーターのあらいしづかが、お仕事・近況・展示などを書いています。
(かつての子育て日記は、爆笑ものです)

秋から冬へのLighting Calendar

2016年11月22日 | アート
秋から冬へのLighting Calendar


遅ればせのオリジナルLighing Calendarをアップします。
フォトチャンネルでごらんください。

10月
ハロウィンということで、日本のデザイナー倉俣史朗による「K-SERIES」を。
「オバQ」という愛称で親しまれているとか。オバQ懐かしい〜。
今でも正方形のアクリル板を支柱にかぶせて、4人の職人が四方から囲みドレープを整え、
形を決め、空気を吹き付けて冷やして一つ一つ固定させて制作。
注文してから3か月くらいかかって、手元に届くそう。

自分だけの「オバQ」。
頼んでみたくなります。

11月
読書の秋。
ついつい夜中まで読んでしまって、翌朝は寝坊・・なんてことも多々ありますね。
そんなわけで、国際図書館という名前のフィリップ・スタルクデザインの
「Bibliotheque Nationale」をご紹介。
照明部分の下に、本を置く棚が設置されています。
ベース部分には、USB充電機能もあり、スマホやタブレットを置くのもおしゃれ。

スタルクさん、プロダクトやインテリアなどなど
色々なデザインしてますね〜。
立体のデザインができるって、うらやましいと思ったりして。


12月 Zeppelin
最後のページはシャンデリア華やかに。

FLOS(照明デザイナーズブランド)創設のきっかけともなった
1960年当時の新素材COCOON(コクーン)を用いた作品。
コクーン=ワイヤーフレームの骨組みに
スプレーによって樹脂を吹き付けて成形するそう。

デザイナーのマルセル・ワンダースは、
「蜘蛛の巣がかかるシャンデリア」のイメージで
コクーンという特殊な樹脂素材を使って、幻想的に表現。
イラストは、クリスマスシーズンということで照明器具と
サンタとプレゼントを描いて、ほっこりと2016年を締めくくっています。

現在、2017年のオリジナルLighting Calendarも絶賛製作中です。
来年もステキな照明、イラストでご紹介します〜。