いじっぱりの戦い

　　　激怒しました！
　　　ホント顔から炎がメラメラ燃えたぎっていました。

　　　週末、2時くらいからダンナと娘と足を伸ばして
　　　自転車で30分くらいのインテリアショップに行きました。
　　
　　　その帰り公園に遊びに連れて行った時、
　　　もうすでに眠さとお腹がすいたのが混じり合って、
　　　娘自体もなにがなにやらわからなくなっている状態ではありました。

　　　早めにお昼を食べさせたり遊ばせなかった私達にも、
　　　非があるのはわかってます。

　　　でも、永遠と思われる位ブランコを乗り続け、
　　　他の子供が並んでいて「代わってあげよう」と言っても
　　　無視しだだをこねるのは、やっぱりいけないことじゃないですかっ！

　　　けっこう大きな公園です。
　　　たくさんの子供や大人が近くにいました。
　　　そんな状態で、半泣きで娘絶叫です、「バーーーカ！！」と。

　　　キレました、ワタシ。
　　　「何言っているんだ、だめでしょう！」腕を持ってブランコから
　　　引きずりおろしました。

　　　「まだ乗るまだ乗る～～～！！」涙と鼻水でデロデロのぐちゃぐちゃの娘。

　　　カーーーッと来てしまい、娘を置いたままブランコから遠く離れた
　　　ベンチにツカツカと行って座り込むワタシ。

　　　遠景でダンナがどうにか娘を慰め、違うブランコに乗せ、なだめた模様。

　　　その後、家に帰るまでの20分位自転車で10mくらい離れて走ってました。
　　　途中「ママ～～！ママと乗る～～！」と眠気でまた訳がわからなくなるまで
　　　「他人」を装ってました。

　　　最後は観念して、自転車をチェンジして娘を乗せて
　　（半分おんぶするようにして）
　　　帰宅。もう娘、虫の息・・・。ふとんに寝かしてバタンキュー。

　　　過ぎてしまえば、まだ4才の子供相手にそんなに怒らなくてもと、
　　　思うのですが、結局同じ土俵でにらみ合いをしてしまって、
　　　どーーーーっと疲れる母なのでありました。

　　　
　　　（おまけ）DAILIES（三鷹南口）
　　　　　　　　ちょっとおしゃれなインテリア＆カフェショップです。
　　　　　　　　http://www.dailies.co.jp/index.html
　　　　　　　　眠くてお腹のすいている４才児は連れて行かないように・・。

　　　

　　　

　　　

基本的チマ弁

　　　昨日、娘・初の遠足がありました。

　　　バスで20分くらいの井の頭動物園がその行き先。
　　　前日からウキウキで「今日はママの言いつけ守る」ととってもいい子。

　　　保育園なので毎日給食が当たり前。
　　　でも、お兄ちゃんが毎日お弁当なので、いつもうらやましそうに
　　　「いいな～、いいな～」と言っていました。

　　　「甘い卵焼きとからあげと小さいトマトとウサギのりんご！」と
　　　お弁当のリクエストは至ってオーソドックス。

　　　はいはい、母は毎日弁当作ってるんだから、娘の小さいお弁当なんて
　　　簡単かんたん！

　　　・・・・、ところがこれがなかなか手強かったんです。
　　
　　　なんせ、お兄ちゃんのはご飯1膳半くらいガーンと盛って、
　　　片面に肉・野菜・つけもの！とドコドコ入れてハイ、終了の
　　　「ドカ弁」。

　　　ところが、娘のはリクエストをみんな詰め込むと一個あたりが
　　　雀が食べるような「チマチマ」と極少量の「チマ弁」。

　　　一応、ウズラの卵の両サイドを切って、目とくちばしをつけて
　　　「にわとり」を作るつもりが両サイドを切った時点で挫折・・。
　　　ウインナーのタコは4本足に留まり（8本は切れなかった）、
　　　かわいい顔のおにぎりは、海苔を丸く小さく切る時点で息絶えました。

　　　どうにか、かわいらしいお弁当箱でお茶を濁し、
　　　「超基本的チマ弁当」出来上がりました。（はーはー）

　　　おにぎりに顔がついていたので、娘は喜んでいました。
　　　とりあえず、ホッと胸をなで下ろしました。

　　　手先が器用と思っていた自分。
　　　でも、かわいいものには無反応なこの指先。
　　　つい先日もお兄ちゃんの文化祭用に保護者達がコサージュ作りに
　　　精を出したのですが、出来上がりは小学生の工作以下。

　　　生まれながらの「シニカル」体質。
　　　「こ憎らしい」とか「ちょっとおかしい」とかそんな要素が無い
　　　造形物には、まったくこの手先は反応しない事が判明しました。

　　　また来年、今度はかわいいではなく、おもしろいをコンセプトに
　　　チマ弁作ろう！と心に誓ったのでありました。

地道に営業活動？！

　
　　　娘、毎日毎日お絵描きにいそしんでいます。

　　　それも家族中で「うまい・うまい」の大安売りなので、
　　　図に乗った天狗の鼻は、天井の近くまで伸び続けています。

　　　先日、ドラえもんのぬりえをどこかで購入。
　　　始めは色を塗るに終始していたのですが、途中より
　　　ドラえもん描きに熱中。
　　　とは言っても、輪郭はセコくぬりえをすかして描いているよう。

　　　そんな描き方で、どらみちゃんが完成しました。
　　　目は少女マンガ風に星がキラキラ（←誰も教えたわけでもなく）。
　　　娘的にとってもよく描けたようでした。
　　　当然、めんどうくさいので家族は大絶賛。

　　　そうしたら、翌日保育園に持って行ってだれかれ構わず
　　　見せびらかすではありませんか！
　　　
　　　夕方、お迎えに来て忙し気な同じクラスのお母さんがまず餌食に。
　　　そして、まだ園庭で猛ダッシュしつつ遊んでいる年長のお友達にも
　　　わざわざ足を止めさせ見せている有様。

　　　地道に営業活動している娘。
　　　他人の評価なんかおかまいなしの強気三昧。

　　　この押しの強さ「将来何かに役立ててよ」と母は赤面しつつ、
　　　思うのでありました。
　　　
　　　

１人チアガール

　　　一週間あっと言う間に過ぎてしまいました。

　　　仕事やら実家の父の入退院やら（←簡単な全然心配ない手術です）、
　　　朝夕寒くなった季節のせいで娘も咳き込む日が続き、病院にも行ってました。

　　　まあ、忙し気な一週間もやっと終わった！ということで、
　　　お手軽なストレス発散てことで、久々に家族で「カラオケ」に行って来ました。
　　　
　　　ご丁寧に「絶対歌う歌」などというリストまで作成し、
　　　家族中やる気満々でした、そう娘は特に。

　　　始めは「ゲド戦記」のテルーのうた。
　　　いい感じで歌い始めた娘と私。「よしよし、これで機嫌は上々だ」と
　　　娘以外はホッと胸をなで下ろします＝だってこの頃うちではギャングのような
　　　暴れっぷりなんですよ。

　　　ところが、
　　　家族みんなまだわかっていなかったことが発覚！
　　　そう、娘は「字が読めなかった」のでした。

　　　歌う気満々の娘。でも思うように歌詞はわからない。
　　　どうするこの先。暗雲が家族全体に立ちこめて来ました・・・・。
　　　
　　　そこに機転を利かした夫登場。
　　　キャンプファイヤーで歌う時のような、一歩先の歌詞を何気なく
　　　メロディーに乗せて教えてくれたではありませんか。

　　　ありがたい。
　　　無事、娘は「テルーのうた」歌い終えました。
　　
　　　あとは、歌入りの子供の歌を必ず選ぶか、マンガの主題歌の
　　　マンガ入りを選んで娘の番は無事クリア。

　　　なので、その晩は超ご満悦でワンピースをヒラヒラさせて、
　　　他の家族がアップテンポの歌を歌おうものなら
　　　「１人チアガール」として盛り上げてくれました、ホント。

　　　夜11時近くまで近所のカラオケで発散しまくった家族達。
　　　また来週からも娘に振り回される日々でしょう。
　　　だけど、これで少しの間元気が持続しているかもと思いつつ、
　　　チャリンコを飛ばして家路についたのでありました。

　　　

今週はお休みします

　　　楽しみにしていただいていたらスミマセン！
　　　今週はお休みさせてください。
　　　仕事と雑事と諸々ありまして・・・・。来週からがんばります。

片隅の書斎

　　　リビングの隣がお兄ちゃんの部屋です。
　　　
　　　なので、娘も机が欲しくてしょうがありません。
　　　でも物がいっぱいでまだ勉強もしない娘の机は
　　　まだまだ先のこと。

　　　と思っていたら見つけました、生協で段ボールのイスと机セット。
　　　これなら軽いのでラクラク動かせるし、汚れたらリサイクルできる。
　　　それじゃ、と早速購入しました～。

　　　でも、やっぱりリビング以外置けないけど、リビングは狭い。
　　　しょうがないので、食卓テーブルの横のおもちゃスペースを
　　　少し片付けて、机とイス置く事にしました。

　　　みかん箱に毛が生えた程度の机＆イス。
　　　しかもリビングの入り口からは、ダイニングテーブルに隠れて、
　　　娘の後ろ姿がかすかに見える場所に配置され、
　　　とっても悲しい雰囲気。

　　　でも、でも・・・・、
　　　「今日はお仕事で忙しいの?」と本人は目に星を輝かせ、
　　　ニッコニコで机に向かっていました。

　　　あと３年して小学校入学したら、ちゃんとした机用意してあげるからね、
　　　と娘の後ろ姿に向かってつぶやく母。

　　　だけど、ウチにある３個の机の内、どれかを娘にあげようか・・・と
　　　思案を巡らし、決して新しいファンシーな机なんか買わないだろうなあ、
　　　とも思っている母なのでありました。
　　　（イラストは無数のおもちゃ・読みかけの新聞・洗濯物などは
　　　　カットしてあります。ご了承ください。）

余談・貧乏食い

　　　
　　　余談ですが、うちのだんなのことです。

　　　いつも背筋を伸ばし、姿勢良く正座して食事を食べます。
　　　少し育ちが良さそうな感じ（感じってとこがミソですが）です。
　　　でも・・・・、

　　　トーストの上にここぞとばかり具材を乗せまくるんです。
　
　　　朝食に限った事なんですが、それがとても正しい姿勢と
　　　相反してとっても悲しく見えるんです。

　　　「貧乏食い」
　　　私は秘かにそう呼んでいます。

　　　週末の小鳥の声がさえずる朝。コーヒーの香ばしい香りと湯気。
　　　「あ～今週もがんばったな」と微笑みながら清々しい気持ちで
　　　食卓に向かい正面を見ると・・・、

　　　朝の柔らかな日差しを浴びただんな。
　　　そしてその手には山のようなハム・レタス・チーズが
　　　トースト狭しと乗って、あたかも一週間分の食事を
　　　ここで取るんだとばかり主張しているかのようです。

　　　脱力・・・・。

　　　お休みの朝、さわやかな朝。
　　　なのにちょっぴり悲しい気分になってしまいます。

　　　

　　　
　　　
　　　

髪、切ったでしょう・・・

　　　
　　　仕事のスケジュールが空いていたので
　　　日中髪切って来ました、美容院で。

　　　でも娘は保育園。
　　　フリーなので、そんな時間もありだと思うのですが、
　　　先生の手前（「ママ、今日髪の毛切りに行くんだよ～」と言いそうで）
　　　娘には内緒で行って来ました。

　　　その日に限って、運動会の打ち合わせで先生と面談。
　　　でも帽子をかぶって防御。
　　　違和感はありつつも、どうにか先生の目はクリア。

　　　そして、帰宅。
　　　ほんの少し毛先を揃えた程度なので、娘も視覚的には
　　　なんの違和感も感じていない模様。

　　　しかし・・・、
　　　私の髪に鼻を近づけ「ママ、今日匂い違うね」と質問。
　　　「・・・、あっ新しいヘアクリームにしたから・・」と
　　　それ以上質問されないように忙しさを装い、キッチンへ退避。

　　　その後、髪の毛の話は一切なくもう私も美容院に行って来た事も
　　　忘れかけた翌朝、

　　　家族がみんな出払った食卓で、娘朝のテレビ番組を見ながら、
　　　「ママ、髪切ったでしょう」
　　　と私の顔を見ずにさりげなく言いました。

　　　「ばれてるーーーー！！！」
　　　
　　　息子やだんなは一切私の髪型のこと気にしていませんでした。
　　　なのに、娘、わかってたんですね・・・・。

　　　「どこで切ったの？」
　　　電車とバスを乗り継いでおしゃれなお店に行った事は隠すように
　　　母「近所でパッと切ったんだよ」と一言。

　　　げにおそろしや、女の直感。
　　　これから彼女にはばれないように、またはばれても
　　　先生にだけは、大っぴらに話さないようにしつけなければ・・と
　　　冷や汗をかく母でした。

ジャストサイズ

　　　
　　　お友達がかわいいサンダル＝サボを履いていました。

　　　ず～～～ッとそれが気になっていた様子の娘。
　　　ちょうどお母さんがいたので、そのサンダルの話に。

　　　よくよく聞いたら、近所の子供服の量販店で売っている様子。
　　　ちょうど翌日、その近所に買い物に行く予定があったので、
　　　娘と約束してその店へ。

　　　大人でもこの夏ちょっと流行っていたそのサンダル。
　　　子供のそれはコピーものらしく、値段は800円なり。

　　　母子共、お目当てのものがあったので、ウキウキとそれを
　　　娘に履かせてみました。
　　　「う～ん、今は大きいけど、もう秋だし、
　　　　来年用にワンサイズ大きめ買っておこうね」と娘に言うと、
　
　　　「ダメ、こっち」「こっちじゃなくちゃダメ！」と言い張り、
　　　周りの人の目も気にせず、二人ですったもんだして、
　　　とうとう、買いましたよ、ジャストサイズ。

　　　たった、800円です。そんなたいしたもんじゃありません。
　　　でも、でももう季節は秋で、このサンダルはプラスチック製で
　　　秋や冬には履けない素材なんです。

　　　それだけ買いに来たのに、その後もデニム素材のジャンパースカート
　　　買わせられました、またジャストサイズで・・・・。

　　　来年は友人の妹の娘さんに回すのかな、このジャストサイズもの。
　　　もう、誰も近くに幼い子供がいないぞ・・・と、遠い目の母でした。

パパはあっち行って！

　　　週末、娘の保育園のクラス飲み会がありました。

　　　保育園に通っているので、親が忙しく
　　　なかなか保育園以外では遊べない子供達ですが、
　　　この飲み会は、子供連れで一室を借り切って
　　　食事そっちのけで大騒ぎして遊んでいました。

　　　なので、
　　　その夜は、久々の大興奮でお決まりの「夜泣き」発生。

　　　掛け布団をふりほどき、手足をバタバタさせて、
　　　大泣きしてるのですが、目はつぶったまま。

　　　「ママ～！ママ～！」と絶叫。
　　　そして
　　　「パパはあっちいって～～！！」とまた絶叫。

　　　となりに寝ていたダンナは何もしていないのに、始めから
　　　拒否され、夜中トホホ顔でした・・・・。

　　　産まれてから、4年。
　　　ワタシがいない時のほんの２回くらいしか、
　　　ダンナと眠ったことがありません。

　　　絵本を読んでトロトロに眠くなっても、最後にはママです。
　　　
　　　夜中に好きなDVDが見たいんです。
　　　だらりと新聞でも読みたいんです。
　　　女の子が生まれたら、ワンピースだってたくさん作るつもりでした。
　　
　　　・・・・・。
　　　どれもこれも、な～ンにも出来てません。

　　　そろそろ秋の夜長。あったかい布団が恋しい季節。
　　　子供が一瞬で寝入る季節。
　　　翌日返却の新作DVDを借りて、自分は睡眠の誘惑にのらないように
　　　芸術の秋を堪能したい、なあ・・・と期待してはいるのですが、
　　　できるかな。