イラストレーターあらいしづかのblog『トナカイのヤカイ』

イラストレーターのあらいしづかが、お仕事・近況・展示などを書いています。
(かつての子育て日記は、爆笑ものです)

映画「青春18×2君へと続く道」

2024年05月13日 | おもしろい映画
「青春18×2君へと続く道」前知識なしに、友人のお勧めで鑑賞。

主人公が18才の時、好きだった女性と過ごした開放的な台湾の風景と
18年の時を経て訪れた日本の長野〜新潟〜福島の雪の景色。
どちらもとても魅力的。

台湾の主人公の男性を演じるシュー・グアンハンがすごく瑞々しく、
新鮮で実年齢33才にして18才を演じているとは、思えないほど。

ストーリー的には王道。少しベタですが、静かな切ないラブストーリーでした。
映画館の大きなスクリーンで台湾と日本の風景を眺めるのがオススメです。

18才の若い時代を思い出すのか、はたまた大人になった自分と重ね合わせるのか、
人それぞれのその時の自分の気持ちによって、寄り添える年代が変わって来そうです。

https://happinet-phantom.com/seishun18x2/#castArea

#映画 #青春18×2君へと続く道 #シューグアンハン
#清原果耶 #イラスト #イラストレーション #イラストレーター #あらいしづか

「ストーリ ー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」を見る

2020年06月17日 | おもしろい映画
3ヶ月ぶりの遠出は映画館へ。
「ストーリ ー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」を見る。

ネット予約は当日のみ。前と両隣は空けて、入場には手の消毒と
サーモグラフィーで体温チェックもあり。厳重。

でも、大きなスクリーンでふっかりと大きめな椅子に座っての
映画鑑賞はやっぱりいい。
一人どっぷりと「若草物語」の世界に浸る。

思い切りケンカをして怒り、悲しいことで大泣きし、大笑いする姉妹たちが眩しい。
そんな映画の主人公たちを見て、知らない間に涙がじわり。

とにかく、次女のジョーと三女のメグがいい。
この2人の葛藤は1人の女性の表裏のよう。
作家として自立する道を進みたいジョー。
自分の才能に見切りをつけて「その時代」の幸せを求めるメグ。



バチバチに言い合う二人がいい。

かつてはジョーに感情移入していたが、
今はなんだかメグの気持ちもわかるような気がする。

幸せって、基本的な経済力の上に成り立っているのかも…とも思ってしまうのは、
親目線ゆえか。汚れちまった大人ゆえか。

ただ、最後にジョーが「若草物語=Little Women」の原稿を必死に書いて
床に並べているシーンはモノを作る人間としては、胸が熱くなった。




エンディングはユートピアのような雰囲気。
この時代にこれを題材にした収め方なのかも。
あとで調べたら、あっと驚くすごいキャスト。眼福!
オススメ度⭐️⭐️⭐️⭐️

次女ジョー: シアーシャ・ローナン「レディバード」
四女エイミー: フローレンス・ピュー「ミッドサマー」
長女メグ・マーチ: エマ・ワトソン「ハリーポッター」
ローリー: ティモシー・シャラメ「君の名前で僕を呼んで」

2020年6月12日(金)からロードショー公開中
https://www.storyofmylife.jp

映画「グリーンブック GREENBOOK」見てきました

2019年03月06日 | おもしろい映画
1962年、黒人天才ピアニストとイタリア系用心棒の
アメリカ南部への演奏旅行の旅。


その時代は、黒人が自由に宿泊や食事や夜間の出歩きが出来なかった時代。
タイトルの「GREENBOOK」は黒人の宿泊場所のリスト。

50年前の事ながら、やっぱり驚愕。
声高に人種差別反対!とならないのは、イタリア移民のトニーのゆるさ加減か。

リンゴをかじる、
ホットドッグを頬張る、
丸ごとのピザを手づかみで食べる・・。
そして、車の中のフライドチキン。

とにかく見終わったら、フライドチキンが食べたくなる!

差別に関してはいろいろな見方があると思うけれど、
そしてなかなか無くはならないけど、

こんな時代があった、と
わかりやすく映像で見せるということが
大事なのかなと、あまり重く思わずに「映画」として面白く見た。

皆さんの感想は、いかがでしょうか?


主演はヴィゴ・モーテンセン
映画「ロード・オブ・ザ・リング」三部作に出演。

助演はマハーシャラ・アリ
映画「ムーンライト」とこの作品で2度アカデミー助演男優賞受賞。

https://gaga.ne.jp/greenbook/

#イラストレーター #イラスト #映画 #グリーンブック #GREENBOOK
#あらい #あらいしづか
#illustrator #illustration #movie #GREENBOOK

「爆音映画祭」で懐かしいスターと会う

2018年07月13日 | おもしろい映画


ネットで見つけて大興奮。
プチっと一週間前に予約してしまいました、「爆音映画祭」。
会場は少し遠めのモリタウン内 MOVIX昭島・・。

爆音映画祭とは
音楽ライヴ用の音響セッティングを使って大音響で映画を見たり聞いたりする試みだとか。

7/13(金)〜16(月・祝)
爆音映画祭 
グレーテストショーマンとか、ラ・ラ・ランドなどの人気ミュージカルを押しのけて
何とオープニングアクトは、

「ストリート・オブ・ファイヤー」!!



1984年製作。ダイアン・レイン、マイケル・パレ、ウォレム・デフォー主演。
ちょっと「ウエストサイドストーリー」を彷彿させるようなダイアン・レイン扮するヒロインを
マイケル・パレ扮するヒーローが奪回しに行くというストーリー。
悪い方のボスが若かりしのウォレム・デフォー。

とにかく音楽が盛りだくさん。
ロック歌手という設定のダイアン・レインは残念ながら吹き替えだけど、出てくる楽曲がみんないい。

この映画
知らない人は全然知らなくて、
知っている人はすごくはまっていた映画なのでは!

とにかく「あの時代」感バリバリの音楽が、大きなスクリーンと音響で楽しめるとは
車で一時間ぶっ飛ばして、行ってくる価値あり。

耳の調子整えて、今からそわそわしてます。
……………………………………………………………………………………………
(プチ情報)
★ダイアン・レイン=頭のいい清純なお嬢さん、と言ったイメージでデビュー。
中学生くらいの時に主演した、「リトルロマンス」がヒット!
サンセットキスで、一躍ベニスの嘆きの橋のたもとでキスする観光客が激増した。

★マイケル・パレ=ワイルドな魅力で根強いファン多し。
でもこの映画後は、「フィラデルフィア・エクスペリメント」くらいしか記憶になく、
メジャーな映画から遠ざかっているのが残念。

★ウォレム・デフォー=プラトーン、スパイダーマンの悪役が印象深い。
最近の「オリエント急行殺人事件」にも出演していたとか。


#イラストレーター #イラスト #映画 #爆音映画祭 #あらい
#illustrator #illustration