イラストレーターあらいしづかのblog『トナカイのヤカイ』

イラストレーターのあらいしづかが、お仕事・近況・展示などを書いています。
(かつての子育て日記は、爆笑ものです)

2年間のレギュラーお仕事に、感謝です!

2021年06月23日 | お仕事




2019年8月号から2年間連載している、
潮出版社月刊「pumpkin」の「おもてなし英語帳」。

2020年の東京オリンピックまでの連載の予定が、
コロナ渦、予想外の事態で1年伸び、お仕事的にはうれしいレギュラー仕事でした。

ついに、来月は東京オリンピック開催。
そしてレギュラーも終了です。

メールでさらっと連絡をしておしまい、もありうる昨今。
担当編集者の方から、わざわざお電話にてその旨ご連絡いただきました。

「毎月、送付原稿から色々とおもしろく発想してイラストを作成していただき、
ありがとうございました」といっていただき、恐縮しつつ感謝・感謝です。

さて、来月からまた新しいお仕事の出会いを探すために
HPせっせと更新して、営業・営業です!





あらいしづかHP 「Sun Shine Smile」https://araishizuka.jimdofree.com

月刊「pumpkin」7月号は6月20日発売です。

時の記念日に、絵本のことを思う

2021年06月10日 | 展示
今日は「時の記念日」とか。

時といえば、早いものですでに6月。
あっという間に今年も半分が終わってしまっています。
とてもヤバい・・。

というのも、
8月下旬に「絵本のお話しの一場面想定した絵」+「お話し32ページ」のグループ展が
控えているのでした。

絵本展のお話を考えています。
ここ毎日、考え続けています。

半年間、ワークショップで「作り方」「考え方」を教えてもらいました。


全10回のワークショップで9作品作ってみたダミー本。こんな感じで簡単に描きます。

そこで絵本の基本はわかった気でいます。
ただ、そう簡単にはお話はできないもので・・。

作りながら自分が「大人の都合」でお話を考えていることに気づき、
自分の「汚れちまった感性」に辟易したりします。

「子供の気持ち」を思い出し、「体で感じる」ということから
どんどん離れていってしまうことに、どどーんと落ち込みます。

子育てしたから
「子供の気持ち」はオッケー」などと思っていた自分が、ノックアウト。
子供の時に理屈なく「おもしろかった〜!」と思える絵本への道は、
なかなか遠く、まだ霞んで見えないほど。

子供が「ケラケラ」笑ってもらえる絵本。
何回も何回も「読んで〜」といってもらえる絵本。

まだはじめの一歩!と踏み出したばかりだけど
とりあえず、100冊、理想は1000冊(らしい)絵本を読むことが大事とか。
は〜、遠い、遠すぎる〜。

面白さって、頑張って生まれることじゃないとも言われました。
ふと、街に出て、
ふと、子供の姿や動物の行動を見て、
ふと、テレビを見て、
思いつくらしいのです。

思いついたお話の切れっぱしは、
項目別のファイルに入れて、しまっておきます。

そして、思いついた時に取り出してみて、
もう一度眺めたり、またしまったりして醸造して行くのだとか。
そして、それが面白い物語になるそう。

まだまだ、私の「絵本」の
「時」は、動き出したばかり。

チックタック、チックタック。
少しづつでも、動き出そうと思っています。
面白がる気持ちを大切に。

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★「物語りがうまれる一枚の絵 vo.l 16」展
2021年8月27日(金)~9月1日(水)
午前11時~午後7時(最終日午後5時まで)
表参道 OPA gallery

OPA galleryアクセス 
あらいしづかHP 「Sun Shine Smile」https://araishizuka.jimdofree.com



お気に入りの絵本 
左から「ロンパーちゃんとふうせん」酒井駒子作画 もう秀逸!ふうせんが生きているよう〜。
/右「おふろのおふろうくん」及川賢治・竹内繭子作画 この2人の絵本はまさにアート!


今回借りてきた絵本3冊。
「たぬきがいっぱい」ばばばあちゃんのさとうわきこさんの復刻版。つい微笑んじゃうたぬきの可愛さ!
「おおきなおなべとちいさなおなべ」二宮由紀子文・石倉ヒロユキ絵 これぞ絵本の基本形
「おかあさん、すごい!」スギヤマカナヨ作画 イラストが好みで読んでみた絵本