チビチビする～。

いろいろ達者な事を言っていても、そこは３才児、
自分で言いたい事がある時に、意外にその幼さを露呈してしまうんです。

まず、色の名前がまだ言えない。
「あれ取って～」「どれ、何色のやつ？」「え～っと、緑色（実は青）」
ピンクは的確に言えるのに、他の色はちょうどその時娘が気に入っている色を言ってしまう。

また、ある日こたつに入っていて何かを耐えかねている時、
たまらなくなって一言。
「チビチビする～！！！」
なんてことない足がしびれただけなんですが、
しびれた＋びりびり＝チビチビになった模様。

少しおもしろかったので、しびれた時は家族内でもそう言って、子供気分を満喫してます。

こっそり行こう・・。

大掃除も終え、年末は私の実家・新年はだんなの実家に行っていました。

みんなで恒例の神社へのお参りも済ませた２泊目の午後。
娘も、だんなといとこと遊んでいたので、
弟のお嫁さんと二人、近所のかわいい雑貨屋さんへ買い物に行って来ようという事になりました。

だんなの目配せで子供を置いて出かけようとドアを開けてまさに出かけようとした時、
さっと、娘が私に近寄り、口に手を当てていとこの方を向いて
「じゃ、こっそり行こうか・・」という囁き。

誰にこっそりって、あんたにこっそり行くはずだったンだよ～！
なぜ、遊んでいたはずなのに、聞こえてたの～！！

悪魔の声が置いて行く方に傾いたのですが、やはり置いておけず、
新年初の楽しいはずのプチショッピングが、子守りに変わりました。
トホホ・・。

やるならやるっ！

年末大掃除の真っ最中のこと。
私は1階で、２階ではだんなが、分かれて掃除をしていました。
だんなは、むすめが座椅子にごろっとして１人遊びをしているそばで、
拭き掃除をしつつ、掃除機をかけたりしていました。

ゴーっという掃除機の音が、少し間を置いて聞こえるので、
気になり出した娘は、
「（掃除機）やるんならやる、やらないならやらない、はっきりしてよっ！」と
座椅子に寄っかかりながら、足を組んで大人の女顔負けで
あたかも葉巻を吸っているぐらいのしたたかさで
だんなに向かって言ったそうな。

いつもは温和な、我だんな。
その時ばかりは相手が３才児だという事も忘れ、
「・・だって、拭き掃除しながら、そ、掃除機かけてるからしょうがないだろ～！」と
本気になって怒ってしまったそう。
３才でもおそるべし、女の毒舌・・・。
いつもは舌足らずに「わたち」などと言っているものの、
この時はスラスラとこのセリフを吐いたそうな。トホホな大掃除のひとコマでした・・。

うすっ！

昨年のクリスマスの事です。
例年、友達３家族とクリスマス会を24日前後にやるのですが、
今年はみんなの予定がつかず、12月初旬にやってしまっていました。

なので、クリスマスイブは家族で一応トリのももを食べておしまいの簡単バージョン。
もうすっかり夕飯でお腹がいっぱいの娘。
今晩は買っておいたケーキも明日食べようかというスタンス。

しかし、お兄ちゃんが「一応、クリスマスイブだから今晩食べたい」と言い、
それを聞いていた娘も当然「わたちも」と言い始める。
「はいはい」と言いつつ、すでに前のクリスマス会で「いっぱい！」と欲張っても
ケーキはちょこっとしか食べない事も判明しているので、少しだけ切ってやると、
それを受け取った娘、すっごく苦々しい顔でこう言い放ちました。
「うすっ（薄っ）！！」

・・・、結局そんな悪態をついても、前回と同じで厚さ２cmくらいのチビケーキも食べ切らない娘。
しかもフォークでぐっちゃぐちょ。
もったいないぞ、３才児！とウケながら叫ぶ家族でした。

お正月はず～っとべったり

新年です。今年も「トナカイのヤカイ」をよろしくお願いします。

今年は成人の日の３連休もあったおかげで長～い冬休みを子供と過ごしてしまいました。
暮れからお正月は両方の実家にお泊まり。そして３連休の１泊で箱根へも親戚などと行って来ました。
周りには、大人や子供などたくさんの人に囲まれ、娘自身も楽しんでいました。
・・・なのに、なぜか私の周りにはいつもと変わらずまとまりつく娘が～。
いとこもお兄ちゃんもいるのに、いつも帰り着く所は「母の私」。

この時期、私は毎日のように人が作ってくれたごちそうを食べお酒を飲み、
胃はいつもの２倍の許容量を受け付けられるようになりました。
なのに、
箱根で体重をおそるおそる測ってみた所、増えてないんです。
おそるべし、３才児の育児。気持ちがゆったりしないと体も豊かにならないんですね。

みなさま、正月太り解消に数日３才児無料貸し出しいたしますが、
いかがでしょうか？（涙）