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薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

議会報告のポスティング

2023年04月09日 | 日記

3月の議会報告が事務所に納入されたというのに、遅まきながら12月の議会報告「議会リポート」を地元町会にポスティング。
この時期は綺麗な花々に癒やされます。


800部のポスティングに二日間かかるので、スタッフが「手伝うよ」と言ってくれるのですが、やっぱり自分の住む町会は自分で足を運んで配りたい!とこだわってしまうので、こんなに遅くになってしまいました。
今日はお天気も良く庭先に出てられる方に声をかけていただき、ついつい長話しになってしまい予定していた部数を捌ききれませんでした~。
でも、こうした時に様々な要望やご意見を伺えるので有り難いです。

「いつも頑張ってるね」と応援してくれる方。
「えっ、議員本人が配ってるの?」とビックリされる方も。
紙面を見て「高齢者に関係することも載せてよ」とのお声。
防犯やご近所づきあい、学童保育や障害者の生活のことなど、本当に長話しは情報の宝庫ですね~。

これまでも水路に溜まった大型ゴミの処理や、アスファルトの修繕や生い茂った草で視界が悪い道路管理に関することなど様々なご相談を受けて、その度に市に連絡をとって対応してもらいました。
こんなふうにすぐ解決できる事ばかりではないので、引き続き状況把握しておかなければならない案件もあります。

さて、今日残してしまった数件は明日に持ち越し!
また、色んなお話が聞けるのを楽しみにしています。


五井中学校入学式

2023年04月07日 | 日記

今日は五井中学校の入学式に参列させていただきました。
コロナが始まってから、来賓を招いての入学式は4年ぶりです。


五井中学校の今年度の新入生は253名、8クラスという市内で最大規模の中学校で、礼儀正しく入場し着席する姿や呼名に答える元気の良い声に、清々しい気持ちになりました。

私の席は男子生徒側で、かなり大きめの詰め襟姿が目立ちましたが、卒業する頃には随分身長が伸びて、パッツンパッツンにるんでしょうね。
学生時代に学生服屋さんでバイトをしたことがあったのですが、その頃も保護者の方が3年間の着用を見越して大きめのサイズを選んでいたのを思い出しました。

真新しい制服に身を包み、これから始まる新生活に期待と不安が混じっていることと思いますが、新入生代表の「誓いの言葉」は堂々としていて、とても新1年生だとは思えないほどの落ち着きぶりに驚きました。

ちょっと残念だったのは、4月から学校ではマスク着用は原則不要とされている中で、生徒・教員・保護者・来賓も含めて全員がマスク着用だったことです。
我が子の新たな門出をビデオに撮る保護者の姿を見て、せめて入場する時ぐらいは外してほしいと思っていた方も多かったのでは・・・。
学校としても様々な意見の中で決断されたことと思いますが、マスク着用の必要性を問うよりも、この3年間で「これが当たり前」という風潮が定着してしまっているように感じてなりませんでした。
それと呼名についても男女別に行われましたが、ジェンダー意識の高まりの中でそろそろ混合名簿にしても良いんじゃないのかな~。

こうして4年ぶりの入学式に参列させていただいて、新たに感じることもありましたが、新入生の皆さんが楽しい学校生活を送れるよう応援していきたいです。

 


自分と相手の体を大切にする性教育

2023年04月01日 | 日記

今日は市民ネットワークの若手スタッフが企画した「いのちと性のおはなし」の講演会を開催しました。


講師は横浜市の助産師さん。
年間に3,000~4,000人の子どもや保護者にお話をされています。

10代の妊娠・出産の増加、性被害に気付けない、恥ずかしいことをされたと誰にも言えず過ごしている、梅毒など性感染症の増加を目の当たりにしたことで、子どもが必要な知識を学んでおく必要性を強く感じたそうです。
因みに2016年のデータでは17才以下の妊娠は約7千人、我が子に起こりうる可能性もあるって事を認識しなきゃいけませんよね。

特に、辛い分娩に立ち合った時のお話は、私にとって衝撃的でした。
中学1年生の女子が、母親の再婚相手の子どもを身ごもり、病院に来たときは人工中絶できる期間をすぎていたため出産したと・・・。
性被害の相手は8割が顔見知りだそうで、身近な関係ゆえに中々親に話せないんでしょう。
だから、普段から当たり前のように家庭で話せる環境を作っておくことが大事なのです。

だって学校で学ぶ性教育は身体の仕組みぐらいのもので、避妊の方法をまで教えている学校なんて殆どありませんよね。
ところがユネスコ「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」の主な内容は全然違うのです。

世界と日本の性教育の違いは歴然!
外国では小学高学年からセックスや避妊具の付け方を習い、ピルを服用して女性が避妊出来る方法も教えているのです。
このような性教育をすると、寝た子を起こしてしまうといった心配をする人も多いのですが、フィンランドでは性教育を取り入れたことで性感染症が激減。
国内では人工中絶の件数が一番多かった秋田県が性教育に取組んだことで、これも激減したとのことです。
生理や精通が始まったら妊娠する(させてしまう)可能性があるんだから、自分の体や相手の体を守るために知識を付けておくことが如何に重要かって事ですよね。

さて、そうは言っても性の話しを子どもにどうやって教えるかですよね。
○幼児期~小学低学年は、
700万個の卵子のもとと3億分の1の精子が受精卵となって生れてくる命の凄さや、身体・性器の名名称をしっかり教えて、性器も口や足と同じように大切な身体の一部だと伝える。
おしっこのしかたや性器の洗い方をきちんと教える。
○小学高学年~思春期以降は、
二次性徴でおこる体の変化を気持ち悪いと捉える子どもがいるそうで、大人スイッチが入った証拠だからカッコイイことだと教える。
性欲があることは決して恥ずかしいことではないと教え、プラーベートな空間を作ってあげて無断で入らないようにする。

子どもに教える時に使える本は、絵本から漫画まで沢山あるんですねー。

けれども、家庭の事情は様々で、子どもが将来困ることがないように教えられる家庭ばかりではないですよね。
だからこそ「学校でしっかり性教育をしてほしい!」と、声を大にして話されていました。

最後の質問タイムでは「子どもが通学している学校でも講演してほしい」との声に、同感した保護者の方も沢山いたと思います。
性をタブー視する傾向を変え、子どもの明るい未来のために、学校の性教育を変えなければと強く感じた講演会でした。


保育現場の悩み

2023年03月30日 | 日記

女性議員6名で結成している「こすもす倶楽部」で、保育関係者との意見交換会を持ちました。
参加して下さった14名の方から様々な課題をお聞きして、ノート4ページにびっしり書き込みながら本当に考えさせられました。

市の保育士の配置基準は国が定めている最低基準であり、他自治体のような加算がないこと。
障がい児やグレーゾーンなど支援が必要な子どもには手厚い支援が必要ですが、そのような子どもが何人いても一律に38,000円。これでは保育士を増やすことは出来ません。
ある保育所では子どもの1割が療育手帳を取得しているそうですが、これを38,000円じゃ保育の質は保てませんよね。
その上、市の発達支援センターの機能強化の一つとして、保育所等に出向き支援が必要な子どもへの助言を行う保育所等訪問支援事業がありますが、回数が少なく、そもそもこの事業を保育所に周知してないことも問題です。

この他にも、外国人など日本語が十分話せない子どもや保護者の対応や、待機児童ピークアウト後の保育ニーズに見合った市全体の保育プランなど、検討しなければならない課題は満載です。
待機児童ゼロをクリアした先の事もちゃんと考えてほしいんですが、それを考える時間もないほど担当職員は日々のルーティンをこなす事で精一杯なのではと、心配する声も多かったです。

子育て世代を徹底的に応援すると明言している市原市が、子育て世代を支援している保育所等をどう支えるか。
こすもす倶楽部で引き続き取組んでいきます。


し尿や下水処理の新たな施設

2023年03月28日 | 日記

市原市下水処理センターにできた、下水汚泥を固形燃料化する施設と、し尿(くみ取り)や浄化槽の汚泥を処理する施設を見学してきました。
始めに、下水汚泥を固形燃料化する施設から。


今までは下水処理で最終的に残った汚泥を焼却して灰にし、お金を払って引き取ってもらってたのですが、この施設が出来たことで汚泥の水分を飛ばして石炭の代わりになる固形燃料にしてセメント工場などに売ることが出来るのです。

こちらが固形燃料。匂いも殆どありません。


このような施設は県内で初めてのことだそうで、設計建築に26億6千円、20年間の維持管理は79億円かかるのですが、トータルで10億円のプラスになるそうです。
これは市のお財布事情だけでなく、焼却せず有効利用することでカーボンニュートラルにも寄与できます。

こんなプラント見学はワクワクするのですが、各階の足元はグレーチングで下が透けて見えるので、高所恐怖症の私は最上階まで上がれませんでした(涙~)

次に、し尿(くみ取り)や浄化槽の汚泥を処理する施設。
こちらは汲み取り式のトイレや家庭の浄化槽の汚泥をバキュームカーで吸い取ったものを脱水して助燃剤にすることで、福増にあるゴミ処理施設で有効活用される事になります。


見学時にちょうどバキュームカーが入ってきてし尿を施設に入れている所に遭遇しましたが、匂いは殆ど気になりません。

施設内外の状況は中央監視室で常時チェック。
このモニターは市役所の環境部にも設置されています。

こちらは水質分析室

この施設が出来たことで職員の人件費も少なくなり、こちらも市のお財布とカーボンニュートラルに寄与できるものです。

常々思うのですが、し尿や下水の処理って私たちの生活に欠かせないものなのに、上水道に比べて注目されないのがすごく残念なのです。
特に災害時には上水道に代わるものとしてミネラルウォーターや給水車があるけど、下水処理は代替えが利きません。
それだけに下水処理にもっと注目してほしいと思っています!


子どもの主体性を育む「川崎市子ども夢パーク 」

2023年03月26日 | 日記

川崎市にある子どもたちの居場所「川崎市子ども夢パーク(通称ゆめパ)」のドキュメンタリー映画「ゆめパのじかん」の上映会に参加させていただきました。

1万㎡の広い土地で伸び伸びと遊び学ぶ子どもたちの姿や、見守るボランティアさんとスタッフの姿が描かれていました。
ここには「危ないからだめ」といった禁止事項はなく、子どもが思うままに遊びに熱中するのでケガはつきものです。でもそれが子どもにとって学びになるので、よっぽどの事がない限り大人は介入せず子どもの判断に任せています。
ケガを案じるあまり大人はついつい「危ない」と言いがちですが、自分で考えて行動するから自己責任も伴うという学びに繋がるんですよね。

夢パークには、不登校であったり学校の授業を終えてから来る子どもなど様々です。
年に1度のお祭りでは自分たちが作った作品や調理した食べ物の販売をします。
その販売価格を事前に話し合い上限価格を決めたり、最後には売り上げから係った費用を差し引いていくら収益があったのかを報告し、その使い道をみんなで考えるのです。
ここまで子どもが主体的に関わるなんて驚きでした。
小学低学年~中高生の子どもが意見を出し合うのですが、幼くても自分の考えをしっかり持っていて、発する言葉にハッとさせられることもありました。

外遊び、木材を使った工作、昆虫を調べるといった自由な遊びや興味ある分野に取組む子どもたちの姿は生き生きとしていました。
「学校の勉強は嫌い。どうして1年間でかけ算と割り算を勉強しなきゃいけないの?押しつけられたって面白くない」
「学校はしんどいけど、ここに来るのは楽しい。やりたい事ができるから」
これが正直な子どもの気持ちですよね。

ボランティアの方は「ここに来る子どもは感性が強い。だから学校には合わないんだよね。でもここで自由な遊びや学びを経験して、急に学校に行き始める子もいるんだよ」と話されていて、ふと息子が幼少期にお世話になったセラピストの言葉を思い出しました。
「徹底的に遊び(学び)尽くすことで次のステップに上がれる」と。

今、市原市では子どもと親を徹底応援するために、勤労会館を子ども未来館にリニューアル中ですが、川崎市の子ども夢パークのように、生きづらさを抱えていたり不登校など様々な状況の子どもたちにとって居場所が必要だと心底思いました。

映画の最後の方で、子どもがマッチを擦って火をおこすシーンがあったのですが、中々つきません。そこに現れた別の子どもが「火が生れた?」と聞いてくる。
子どもの豊かな発想からくる言葉にドキッ!!!
老化した脳に一撃を食らいました(笑)。

企画して下さった主催者「もぐらの冒険」の皆さん、有り難うございました!

上映前の主催者あいさつのシーン


今期最後の議会定例会を終えて

2023年03月23日 | 日記

今日で今期最後の議会が終わりました。
予算審査もあって1ヶ月半の長丁場でしたが、終わってみればあっという間ですね。

R5年度の予算審査では、賛否を表明する意見陳述で厳しいことも言いましたが、これまで私たちが要望してきた事があちこちに反映されていました。
例を挙げると、
人工呼吸器が必要な方の非常用電源(蓄電池)の購入補助金
避難行動要支援者の個別避難計画の作成に福祉関係者が関わる仕組みの構築
妊産婦への支援メニューの見直し
家庭児童相談員の増員
外国にルーツをもつ児童生徒の日本語学習支援の拡充
生活困窮者の学習支援のバージョンアップ

分厚い予算書に目を通した時に「あー!予算ついたー!」と小躍りしてしまいました。

今日は本会議場で予算案に賛成し、今議会は終了しました。
会派室で小沢さんとお疲れ様の乾杯(お茶ですけど・・・)

でも、ホントは疲れて、こんな感じですよ

職員の皆さまもお疲れ様でした!

 


予算審査始まりました

2023年03月08日 | 日記

今日からR5年度の予算審査の質疑が始まり、教育民生に関する分野の質疑を行いました。
あれもこれも聞きたいことが一杯あったのですが、序盤の保健福祉部への質疑で予想外に時間がかかってしまったので、持ち時間30分以内に収められるように優先順位を決めて幾つかの質疑は端折ることに・・・。

今期最後と言うこともあって、特に発達支援センターの質疑では厳しいことも言いましたが、30年程前に大阪に住んでいた時に受けた療育と大きな差があったからです。
少し前に障がい児を育てているママと話す機会があったのですが、「療育園は楽しかった」という私の言葉に驚いておられて、やっぱり保護者は満足できていなかったんだと感じ、もっと魅力のある療育を提供してほしい!そんな思いをぶつけました。

それとスクールソーシャルワーカーのこと。
県から2名配置されていますが、市は県の事業だから相談内容は把握してないと。
えーっ!市原市の子どもの事なのに把握しようとしてないなんて!と悶々としていたら、教育長から「積極的に県と連携し、しっかり把握していきます」という言葉をいただきホッとしました。

今日でひと山越えましたが、15日の意見陳述に向けて明日からは予算審査を傍聴します。
今夜は一息ついて、ウィスキーをロックで!


議会始まりました 2

2023年02月26日 | 日記

先週の金曜日から代表質問が始まりました。
明日は小沢さんが市民ネットワークを代表して登壇します。

質問内容は、こちらです。

特に保育の質の向上については保育現場の声を丁寧に聞き、県内他市と比較して市原市の現状をあぶり出した質問です。
市は「子ども・若者・子育て世代を徹底的に支援」とのスローガンを掲げていますが、それを支えている側への支援はというと・・・・県内で最低クラスなのです。
時間は10時30分頃になりますので、傍聴、ネット中継でご覧いただけると嬉しいです。

明日、小沢さんの登壇後、私は議案質疑を行います。
こちらは五井駅周辺の拠点形成に着手するために基金を創設するという議案で、基金を創設することには異論はないのですが、まだまだ全体像が見えてきません。
五井駅東口にある54ヘクタールもの農地を市街化区域に編入して、文化交流ゾーン・商業賑わいゾーン・教育ゾーン・産業ゾーン・グリーン産業ゾーンを整備するという、これまでにないスケールのまちづくりに着手するのですが、一体いくらぐらいかかるのか、総費用の概算さえ示されていないのです。
質疑でどこまで明らかになるのか分かりませんが、巨額の費用がかかることは間違いないので、慎重に進めてほしいと思っています。


議会始まりました

2023年02月15日 | 日記

本日より議会が始まりました。
年始めの議会の一般質問は個別質問はなく代表質問のみとなり、市民ネットワークは小沢さんが登壇します。質問通告締め切りは明日なので、今夜も頭を悩ませていることでしょう。

今議会で提出された議案数は34、そのうち私が所属する教育民生常任委員会が扱うのは12議案。
少しずつ目を通して質疑したいことをまとめています。
どんな議案が出ているかというと、
2つの児童遊園の廃止、公共施設の改修工事の契約、出産育児一時金の支給額の改正や国民健康保険料の賦課限度額の改正、JR3駅周辺のまちづくりのための基金創設、条例の改正など。

そして今議会はR5年度の予算審査もあり、この質疑項目もまとめないと・・・。
過去の分厚い予算書や資料を引っ張り出して経年推移を見たり、大元の計画と付き合わせたり、他市との比較など、調べ始めたらキリがありません。
でも、時々ハマってしまいますが(笑)。

これから1ヶ月以上の長丁場。
胃を壊した過去の苦い経験から、体調管理に気を遣いながら乗り切りたいと思います。


公民連携の不登校児童生徒への支援

2023年02月11日 | 日記

NPOいちはら市民活動協議会が主催する「ウェルキャン オンライン ~子どもと保護者の孤立を防ぎ、well being な居場所を考えよう~」が開催されました。
主に不登校をテーマにしたイベントです。

冒頭は、市原市の適応指導教室「フレンド市原」の紹介。
この適応指導教室って言葉は、さも不登校が問題というイメージだと言ってた保護者の言葉を思い出しながらその取組を伺っていたら、この4月から教育支援教室に名称変更されるそうです。

続いて「小さなフリースクールひゅっげ」の代表・杉山優美さん、子どもと保護者の居場所づくりをされている「自由登校を見守る会 カスミソウ」の小暮晴美さん、NPO法人福祉ハウス「ふわふわ」の黒澤優真さんのフリーとトーク。


活動を始めたきっかけや活動を通して感じておられる事などを話してくださいました。
3人とも家族やご自身が不登校を経験しているだけに、真の支援とは何かを日々模索されていて熱い想いが伝わってきました。

最後に「NPO法人こころね」の理事長・白尾藍さんの基調講演。


別室登校が不登校にカウントされない隠れ不登校、低年齢化している不登校の現状、パフォーマンスが上がる子どもの指導など、様々な観点からお話を伺いました。

それで、何を感じたかっていうと・・・。
会場には70名もの参加者がいて、私が知る人もあちこちに。
そこに市の教育センター長も同席されていて、様々な民間活動者と繋がったと嬉しくなりました。
不登校児童生徒への支援は公教育だけで担うのではなく、民間活動もフルに活用して幅広い居場所づくりが市内に広がりつつあると感じ、このような企画をされたNPOいちはら市民活動協議会の熱心な取組に感謝しています。


不登校カフェ第2弾

2023年01月30日 | 日記

先週の報告になりますが、不登校カフェの第2弾を開催しました。
前半は、心理セラピスト・公認心理師の資格を持ち、約10年間公立中学校のカウンセラーや旧国立精神神経センターで勤務された、若林宏行さんを講師にお招きして講演をしていただきました。

「そもそも学校の役割って何だろう?」
「学校は行くのが当たり前で、誰も改めて学校の役割を考えたことがないでしょう?」
そんな言葉から始まり、互いに協力し合う・人間関係・集団の中で個性を生かすといったことを学んでいるんだと。
けれども個性っていうのは定義もなく、個性的だと判断するのは周囲の都合で、それがポジティブな結果を出さないと周囲から認められず排除されてしまう。
こんなことが学校で生きづらさを感じてしまうんでしょうね。

後半のフリートークでは、「先生に余裕がなさ過ぎる」「週休2日制になって1日の仕事量が増え、子どもに向き合う時間が取れなくなった」など、保護者や教育に携わる方から伺いました。

グッときたのは「先生を孤立させないでほしい。先生が守られる環境を作ってほしい」という保護者の言葉。
子どもが不登校になっても先生を責めず、広い視野で教育現場のあり方を考える言葉が胸に突き刺さりました。

1年前に不登校のお子さんがいる保護者の方と出会って、悩みを話せる場所を作りたいと考え企画した「不登校カフェ」ですが、支援活動をされている方や教育に携わっている方も参加していただき、毎回貴重な学びの場になっています。


消防出初式 カッコ良い!

2023年01月15日 | 日記

3年ぶりに消防出初式が開催されました。
消防活動に尽力されている支団などの表彰式では、規律正しい所作にこちらの姿勢もピリッとしました。
その後のコンビナート火災の発生を想定した訓練では、ドラゴンハイパーユニット、世界に一台しかないスクラムフォース、大型高所放水車による一斉放水が行われ、その迫力に思わず身を乗り出して見入ってしまいました。
近すぎて全貌が撮れずスミマセン・・・。

今回はこれまでと違った演出があり、軽快なバックミュージックが流れてて、消火活動に向かう消防員や消防車がひときわカッコ良く見えました!
会場には幼い子ども連れの家族で溢れかえっていたので、きっとヒーローに思えたでしょう。
マジンガーZがかかった時は、まさに「市原市を救うヒーロー」そのものだったな~。
市民や財産を守る活動に子ども達が憧れを抱くような演出は、とても大事ですよね。

私は毎回こちらの活動にも注目しています。
手がかじかむような寒さの中での演奏は、音が出にくくて大変だったと思います。
皆様、お疲れ様でした。感謝!

 

 

 


第55回市原市町会長大会

2023年01月14日 | 日記

今朝は少し暖かい朝でしたね。
市原市町会長大会に出席してきました。
第55回ということは、市政が始まった頃から続いているのだと思います。
すごいですねー。

第1部では、SDGsや町会加入促進などに取組む相模原市の視察報告と、危機管理・防災対策部会からは地域防災計画の取組、SDGs部会からは市が臨海部企業と進めようとしているケミカルリサイクルに向けた、使用済みポリエチレン製品の分別回収について報告されました。

第2部では、国の登録有形文化財に指定された月崎駅の環境美化活動を行っている月崎町会などの団体と、町会長を長年務めてこられた方の個人顕彰が行われました。
中には12年間も務めた方がおられたのは驚きでした。
私の地域の町会長さんも、もう5年以上になるでしょうか。
コロナ禍でこれまでのような活動ができず、希薄化する人との繋がりを再び活性化したいとの思いをお聞きしたことがありました。

「役員はやりたくない」「町会に入る意味を感じられない」など残念な声を耳にすることがありますが、防災・支えあい・人との繋がりの基盤は町会だと思います。
今日は改めて、住みよいまちづくりに尽力されている町会長さんに頭が下がる思いでした。


二十歳の集い

2023年01月08日 | 日記

今日、市内各地で「二十歳の集い」が開催されました。
民法改正により18才から成人となりましたが、市原市では二十歳を対象にして成人式を行うことになり、名称を「二十歳の集い」に変更しました。
皆さん、おめでとうございます。

私が出席させていただいたのは五井地区。
一昨年はコロナウィルス感染症蔓延のため中止、昨年は蜜を防ぐために大きな会場(市民会館)で行われたため、五井公民館での開催は3年ぶりになります。
これまで学校毎に区切られて着座していましたが、その垣根を取っ払い皆が思い思いの席に座っている姿がとても自然に映りました。

二十歳を迎えた方は五井地区で524人、市原市内では2,679人だそうです。
市長のビデオメッセージを聞く姿、式典に臨む姿は落ち着いていてとても立派でした。
成人式は大人としての自覚が持てる、人生の一つの区切りとも言えます。

コロナ禍で思うような経験が出来ないこともあるでしょうが、皆が希望を持ってこれからの人生を歩んでほしいと思っています。