薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

命に向き合う友人

2023年12月30日 | 日記

今年も残すところ後1日となりました。
振り返ってみると色んなことがありましたが、6月の改選は大きな出来事でした。
新人議員の積極的な質問や発言など、これまでの議会にはなかった新鮮な風を吹かしてくれています。
7月には家族揃ってコロナに感染。
3人とも39度以上の熱が出ましたが三日目には平熱になり後遺症もありませんでした。
かつて罹患したインフルエンザは関節が痛んですごく苦しかったのに比べると、これがコロナ?って思った程でした。

年末の帰省の準備をしている最中、友人からメールが入りました。
息が苦しくて数日前に救急車を呼び入院中とのことで、慌てて駆けつけました。
気管切開をしているので声は出せず筆談で。
深刻な病状に残り少ない人生を覚悟している様子。
何故こうなったのかと悔やむ言葉は全くなく、まるで悟りの境地でした。
私はただ聞き入るだけで、返す言葉が見つからない。
それでも、何となく友人の気持ちが分かる。
恨んでもどうしようもない。残された人生に向き合いどう生きるかを考えることは、積極的な行動かもしれない。

辛いときに私を頼ってくれた友人の思いに、ただただ応えたい。


子ども議会

2023年12月20日 | 日記

先週で今年最後の議会が終わり、今日は市制60周年記念事業として「子ども議会」が開催されました。
前回は10年前だったので、私が議員になってからは初めてになります。



議会の傍聴席は児童で埋まっているので、私たち議員は委員会室のモニターで傍聴しました。
10校の小学校の児童が登壇し質問。答えるのは市長や各部長で、議長・副議長も小学生が担いました。

質問内容は、
SDGsの推進で私たち小学生ができることは何か
猛暑の夏に子どもが室内で楽しめる施設
八幡宿西口の複合施設計画における子どもが楽しめる施設
投票率を上げる為の工夫
いちはらポイント・いちはら推し活制度の普及促進
学校の特別教室のエアコン設置
障がいがある人が過ごしやすいユニバーサルデザインの取組み
地産地消の推進
空き家の活用
救急出動の状況

日頃の生活や学習で疑問に思った経緯が話されていて、とても素直な感覚が微笑ましかったです。
けれども、登壇して質問原稿を読み上げる姿は堂々としていて、とても立派でした。
子ども未来館の愛称を承認する議案や、子ども議会としての発議案もあってビックリ。

モニター画像なので不鮮明ですが・・・

この日を迎えるまでに質問内容を考えたり原稿を書くなど、多くの時間を費やしたことと思いますが、このような機会が政治に関心を持つ第一歩だと思います。
サポートする先生方は大変かもしれませんが、主体的になって物事を考えるキッカケになるよう、子ども議会の開催をもっと増やしてほしいですね。


創立150周年 東海小学校

2023年12月03日 | 日記

東海小学校の創立150周年記念式典に参列してきました。
明治6年に廿五里小学校、飯沼小学校、島野小学校が、それぞれお寺内に創設されたのが、東海小学校の始まりです。
以後、新設や統合、移転を繰り返し、昭和38年に現在の東海小学校になって60年。
いただいた記念誌から150年間の歴史の歩みと深さを感じました。

小学生にとっては式典って堅苦しいものだと思うのですが、壇上であいさつやお祝いの言葉を述べる大人をじっと見つめ、姿勢を正して聴く姿はとても立派で感動しました。

第2部では児童会の進行で、音楽部の合唱や演奏、低・中・高学年ごとに工夫を凝らした発表が心に残りました。

 

心ひとつに思いをつなぐ東海っ子

児童数200人程の小規模な小学校だからこその良さを感じる式典でした。
いただいた記念誌は、改めてじっくり読ませていただきます。