薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

不登校カフェ第2弾

2023年01月30日 | 日記

先週の報告になりますが、不登校カフェの第2弾を開催しました。
前半は、心理セラピスト・公認心理師の資格を持ち、約10年間公立中学校のカウンセラーや旧国立精神神経センターで勤務された、若林宏行さんを講師にお招きして講演をしていただきました。

「そもそも学校の役割って何だろう?」
「学校は行くのが当たり前で、誰も改めて学校の役割を考えたことがないでしょう?」
そんな言葉から始まり、互いに協力し合う・人間関係・集団の中で個性を生かすといったことを学んでいるんだと。
けれども個性っていうのは定義もなく、個性的だと判断するのは周囲の都合で、それがポジティブな結果を出さないと周囲から認められず排除されてしまう。
こんなことが学校で生きづらさを感じてしまうんでしょうね。

後半のフリートークでは、「先生に余裕がなさ過ぎる」「週休2日制になって1日の仕事量が増え、子どもに向き合う時間が取れなくなった」など、保護者や教育に携わる方から伺いました。

グッときたのは「先生を孤立させないでほしい。先生が守られる環境を作ってほしい」という保護者の言葉。
子どもが不登校になっても先生を責めず、広い視野で教育現場のあり方を考える言葉が胸に突き刺さりました。

1年前に不登校のお子さんがいる保護者の方と出会って、悩みを話せる場所を作りたいと考え企画した「不登校カフェ」ですが、支援活動をされている方や教育に携わっている方も参加していただき、毎回貴重な学びの場になっています。


親亡き後を考える会

2023年01月23日 | 障がい

「障害のある子どもを残して親が先には死ねない」そんな言葉を何十年も前から度々耳にしてきました。
私が入会している市原市肢体不自由児者父母の会の会員も「できるだけ家で一緒に生活したい」と考えている保護者が多く、私もその一人でした。
その理由は重度障害者の入所施設が少ないこと。更に医療的ケアが必要だと県内に6施設しかないのです。

今日は、昨年胃がんが見つかり急遽治療を受けることになった保護者の方から、息子さんを入所させるまでのエピソードをお聞きしました。

検診でみつかった胃がんはステージ4だったそうで、相当なショックを受けたと思いきや、その告知を聞いたときにご自分の身体のことよりも、全介助で医療的ケアが必要な息子さんのことが一番心配だったそうです。
「この子をどうしようか・・・」と。
関係機関に相談し預け先が決まった時にホッとしたこと。その先を考えて入所させる決意をしたものの、その施設では成年後見人を立てることが入所条件だったので、後見人を引き受けてくれる人探しや手続きなどを数ヶ月かけて行ったとのことです。

この方の場合はスムーズに進んで、ご自分でも「私はラッキーだった。周りの人に助けてもらえて感謝しかない」と仰っていて、日頃からショートステイを利用して子どもの様子を分かってくれる所を見つけておくことや、利用している施設の職員やヘルパーさんなどと良い関係を築いておくことの大切さをお話してくださいました。

私の息子も全介助です。一昨年からは定年退職した夫が息子の面倒をみてくれるようになったのですが、昨年に足を捻挫し急遽私が全てを担うことになった時に腰を痛めてしまいました。
夫婦のどちらかが倒れれば息子の面倒はみられない。
その時に初めて「そろそろ入所を考える時期がきたのかも」と思いました。
親亡き後を考え準備するためには行動を起こせる元気なうちにと、改めて感じました。


消防出初式 カッコ良い!

2023年01月15日 | 日記

3年ぶりに消防出初式が開催されました。
消防活動に尽力されている支団などの表彰式では、規律正しい所作にこちらの姿勢もピリッとしました。
その後のコンビナート火災の発生を想定した訓練では、ドラゴンハイパーユニット、世界に一台しかないスクラムフォース、大型高所放水車による一斉放水が行われ、その迫力に思わず身を乗り出して見入ってしまいました。
近すぎて全貌が撮れずスミマセン・・・。

今回はこれまでと違った演出があり、軽快なバックミュージックが流れてて、消火活動に向かう消防員や消防車がひときわカッコ良く見えました!
会場には幼い子ども連れの家族で溢れかえっていたので、きっとヒーローに思えたでしょう。
マジンガーZがかかった時は、まさに「市原市を救うヒーロー」そのものだったな~。
市民や財産を守る活動に子ども達が憧れを抱くような演出は、とても大事ですよね。

私は毎回こちらの活動にも注目しています。
手がかじかむような寒さの中での演奏は、音が出にくくて大変だったと思います。
皆様、お疲れ様でした。感謝!

 

 

 


第55回市原市町会長大会

2023年01月14日 | 日記

今朝は少し暖かい朝でしたね。
市原市町会長大会に出席してきました。
第55回ということは、市政が始まった頃から続いているのだと思います。
すごいですねー。

第1部では、SDGsや町会加入促進などに取組む相模原市の視察報告と、危機管理・防災対策部会からは地域防災計画の取組、SDGs部会からは市が臨海部企業と進めようとしているケミカルリサイクルに向けた、使用済みポリエチレン製品の分別回収について報告されました。

第2部では、国の登録有形文化財に指定された月崎駅の環境美化活動を行っている月崎町会などの団体と、町会長を長年務めてこられた方の個人顕彰が行われました。
中には12年間も務めた方がおられたのは驚きでした。
私の地域の町会長さんも、もう5年以上になるでしょうか。
コロナ禍でこれまでのような活動ができず、希薄化する人との繋がりを再び活性化したいとの思いをお聞きしたことがありました。

「役員はやりたくない」「町会に入る意味を感じられない」など残念な声を耳にすることがありますが、防災・支えあい・人との繋がりの基盤は町会だと思います。
今日は改めて、住みよいまちづくりに尽力されている町会長さんに頭が下がる思いでした。


二十歳の集い

2023年01月08日 | 日記

今日、市内各地で「二十歳の集い」が開催されました。
民法改正により18才から成人となりましたが、市原市では二十歳を対象にして成人式を行うことになり、名称を「二十歳の集い」に変更しました。
皆さん、おめでとうございます。

私が出席させていただいたのは五井地区。
一昨年はコロナウィルス感染症蔓延のため中止、昨年は蜜を防ぐために大きな会場(市民会館)で行われたため、五井公民館での開催は3年ぶりになります。
これまで学校毎に区切られて着座していましたが、その垣根を取っ払い皆が思い思いの席に座っている姿がとても自然に映りました。

二十歳を迎えた方は五井地区で524人、市原市内では2,679人だそうです。
市長のビデオメッセージを聞く姿、式典に臨む姿は落ち着いていてとても立派でした。
成人式は大人としての自覚が持てる、人生の一つの区切りとも言えます。

コロナ禍で思うような経験が出来ないこともあるでしょうが、皆が希望を持ってこれからの人生を歩んでほしいと思っています。


早朝の五井駅にて

2023年01月07日 | 日記

4日から事務所で初仕事。
一昨日は早朝から五井駅で議会リポートを配布しました。
車に乗ると外気温3度という表示に身が引き締まりました。

今回は事務所の若手スタッフと一緒に活動し、彼女のキビキビした動作(さすが若い!)に刺激と元気をもらい、気持ち良い活動になりました。
受け取って下さる方がいつもより多かったのも、若い力のおかげです。

早朝の出勤途中にも関わらず、足を止めて話して下さる方もいて、心が温まる駅頭になりました。

昨日からは12月議会のリポートの編集会議が始まりました。
この後、数回の会議を重ねて2月初旬に発行予定です。


岡山に帰省 写真整理でビックリ!

2023年01月03日 | 日記

新年明けましておめでとうございます。

12月29日から昨日まで、義母がいる岡山に帰省してきました。
これは昨日の帰りに新東名高速道路から見えた富士山です。


昨年の9月から長男夫婦との同居生活が始まったので、今回初めて義兄の家に滞在しました。
それにしても義母を世話する義姉の奮闘ぶりには頭が下がりました。
歯が悪いので何でも柔らかめに。お鍋の野菜ですらぐにゃぐにゃになるまで火を入れないといけないし、時折拗ねた子どものような発言にも優しく対応。
この時代に、こんなに出来た人はいないと思うぐらい!
料理上手で美味しい手料理をいただき、2キロも体重が増えました。

9月まで義母が住んでいた家を片付け、引っ張り出してきたアルバムを皆で眺めました。
夫と義兄の幼少期の写真、亡くなった義父が海外出張に行ってた時の写真、私たちの結納の写真など、もうプレミアものです。

その中からビックリするようなアルバムが出てきました。
30年前の、わ・た・し!
皆さんも結婚式のアルバムを開いてみて下さい。
ちょっと新鮮な気持ちになれますよ~!

新年早々、お目汚しですみませ~ん!