薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

市原歴史博物館

2021年03月30日 | 日記

今日は市原市に初めて建設される歴史博物館(仮称)を見てきました。
場所は埋蔵文化財センターの隣で、奥にあるとんがり屋根のセンターも改修して繋げています。

この通り外観は立派にできあがってますが、展示などに関することはこれからです。
エントランスに入ると、プーンと内装の塗料の臭いが・・。
実はこれを抜く(確か「涸らす」って説明されたような)ために、1年も必要なんですって。
なので、グランドオープンは来年の秋になります。

エントランスでの概要説明の様子。多くの議員が参加しました。
右側に見える棚には、グッズ販売の品が並べられるそうです。

反対側はガラス張りで、とってもオシャレ~!思わず小沢さんとツーショット。

 

こちらは市民大学の方などに手伝ってもらうためのボランティア室。

 

続いて、企画展示や小中学生が見学した時に昼食を摂れる場所。

 

埋蔵文化財センターのエントランスも改修され、ここは民族展示室になります。

 

常設展示室の天井にはレールが敷かれて、展示ブースのレイアウトが変えられる仕組み。

 

市原市の稲荷台1号古墳から出土した「王賜銘鉄剣(おうしめいてっけん)」の展示ブース。佐倉市の歴史博物館から地元に帰って来るのですよ~!

 

これは隣のゲートボール場の建物。
ここは、発掘現場、古代住居、古墳などを再現し、体験できる場所に活用されます。

ザーッと1時間の見学でしたが、多くの方に来てもらいたい!とワクワクしました。

説明して下さったのは、生涯学習部ふるさと文化課の忍澤さん。
なんと1週間前に藤森栄一賞を受賞されたそうで、考古学の世界ではかなりスゴイ賞だそうです!

そう言えば、ちょうど5年前に埋蔵文化財センターを訪れた時、超気に入ったのが、縄文時代のイノシシの土製品。
これを発掘されたのも忍澤さんだと記憶してます。

笑ってるでしょ~。当時は愛されてたのかしら。
この幸せそうなイノシシさんをグッズにして、エントランスで販売してほしいな~!
あー、グランドオープンが待ち遠しい!


市原市の電話de詐欺被害

2021年03月27日 | 日記

半年前のある日、運転免許証がないと大慌てで紛失届を出しに市原警察署にいった時、掲示板にこんな標語が。(免許証は無事に見つかりました

すごい標語だと思わず笑ってしまったのですが、昨日、車椅子使用者の息子に許可される「駐車禁止等除外指定車証票」の更新手続きをするために市原警察署に出向き、手続きを済ませた後に気づいた看板がこれ。

今年の1~2月までの電話de詐欺の金額にビックリ!
被害金額はナント4,694万円(8件)。

千葉県警のホームページで被害金額を調べてみたら、市原市は3位なんです。ちなみに1番多いのが船橋市約9,623万円(17件)、2番目が千葉市7,854万円(23件)。
千葉県の被害状況はこちら

今やいろんな手口があるようですが、その1例の対策を県警ホームページから。

核家族になって高齢者が被害にあう確率が増えてきている今、悲しいことだけど自分の財産を守る手段を身につけないといけないのかもしれませんね。


市の新型コロナワクチン接種の見通し

2021年03月25日 | 日記

今日で今議会は閉会となりました。
閉会後に市のコロナワクチン接種について説明会がありましたのでご報告。

2月から医療従事者のワクチン接種がスタートしましたが、皆さんが気になるのは市民の接種スケジュールだと思います。

今日の説明は、3月12日のワクチン担当大臣記者会見の供給見通しに基づいた暫定的な計画です。

4月中に市原市に供給されるワクチンは多くて2箱(1箱あたり975回分)、このうち1箱は4月26日の配送となります。
このため、4月中の接種は1箱となり、国から箱数の中で2回接種するよう指示されているので、480人といったところです。
まずは高齢者施設が優先になりますが、その中でも特別養護老人ホームから開始。

65才以上の高齢者に対する接種券の一斉発送は4月下旬で、コールセンターで予約受付を開始し、5月中旬からの接種開始を予定。
65才未満の一般住民接種は、早くて7月の見通しになります。

接種会場は常設型(市民会館・ユニモちはら台・姉崎保健福祉センター)、巡回型(青少年会館・南部保健福祉センター・加茂公民館)に加え、90の医療機関で個別接種できます。

医療機関以外の接種会場は、医師等が休診日にシフトを組んで対応されるとのことです。

詳細な情報は、4月1日の広報いちはらに掲載されますので、ご確認ください!

1ヶ月以上の長丁場だった今議会を終え、会派室で小沢さんとほっと一息ついたツーショット。


予算審査を終えて

2021年03月17日 | 日記

議会は残すところ後1日。
先週で来年度の予算審査が終了しました。
賛成するか反対するか、こんなにギリギリまで迷ったことはありませんでした。

小沢さんと夜遅くまで話し合い、賛否を決めたのは意見陳述日の3日前でした。
そこから猛然と原稿書き。あー、苦しいと唸リながら・・・。

で、賛成したか反対しか?ですよね。
はい、反対しました。

コロナの影響で市税は過去最大規模の減収を見込んだ予算案でしたが、まだまだ市民ニーズは置き去りにされ、効果がよく分からない事業もあるのです。

市民意識調査で浮かび上がった、不便な公共交通の問題は解消される兆しもないし、同調査で市民が求める生活環境の保全についても取組みが弱い。
「市の強みは豊かな自然環境」とうたっているのに、今も残土や再生土などの埋め立てで井戸水への影響など生活環境に脅かされている市民を、どう思ってるんでしょうか?

そんな市民ーズをよそに、オリパラのキャンプ受け入れに5,800万円。
コロナ禍で受け入れを中止した自治体もあるのに、これって必要ですか?

交通や子育てなどの課題解消のために、コンサルに委託して個人や企業からアイデアを募り産官学で取り組むプロジェクトに5千万円。
昨年からスタートしていますが、どのような課題がいつ解消されるのか全く示されないままです。

その一方で、市民の安心・安全を守る道路や橋りょうの維持補修費は、前年度より3億円以上の減額です。
市民にとって何を優先してほしいかは、言うまでもありませんよね。

他にも、言いたいこと。
今議会の市長挨拶で述べられたのが「市のまちづくりでアートを戦略の柱にする」って。
へーっ、いつの間にアートが市民に浸透してきたんやろか?とビックリ!
なんかさー、手当たり次第に矢を打ってるとしか思えないんですけど・・・。