薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

不登校カフェを開催

2022年10月22日 | 日記

いちはら市民ネットワーク主催で不登校カフェを開催しました。
当初は5~6人ぐらいしか集まらないかと思っていたのに25人もの参加者でした。

お子さんが不登校の方以外に、子育て支援に携わっておられる方や教育者など、支援したいと思っておられる方の参加が多かったのには驚きました。
悩んでおられる保護者にとっても、関心を寄せてくれる人の存在は心強かったと思います。

ちょうど1年前に参加させてもらったワークショップで出会ったお母さん方から、不登校だったお子さんの話を聞きいたとき「気持ちを吐き出せる場がほしかった」「情報が入らず孤立して苦しかった」「将来はどうなるのかと不安だった」などの声を聞き、色んな人と繋がる場が必要だなーって感じていただけに、様々な立場の方が参加して下さったのが嬉しかったです。

家庭だけで抱え込まず、社会で子どもを育てる
その言葉が集約された会場でした。
今後も引き続き開催します!


「未来創生ミーティング」有秋地区

2022年10月16日 | 日記

「市長と町会長で語ろう未来創生ミーティング」の有秋地区に出席しました。
毎年10月に開催されるのですが、コロナ禍で中止が続き3年ぶりの開催です。

有秋地区には椎津川・片又木川・不入斗川・深城川があるため、流域治水をテーマに町会長さんから現状をお聞きしました。
昔に比べると、大雨で川の水位が上がり道路が浸水するようになってきたり、崖崩れが起きるようになったり、宅地造成や残土・再生土の埋立てによる影響の深刻さを感じました。
地区内には再生土を埋め立ててソーラーパネルを設置している箇所が増えています。
水が浸透しない再生土の埋立てや寿命を迎えた後のパネルの廃棄、台風によるパネルの剥離などを懸念する声もあがっていました。

それにしても用意して下さった資料が素晴らしい!
姉崎地層の崖崩れの仕組み、椎津川流域の市街化の変遷、大雨で増水した川の様子など、丁寧にまとめられていて感心してしまいました。

未来創生ミーティングは市内12地区で開催され、地区ごとに課題も違うので毎回貴重な意見をお聞きすることができ、とても勉強になります。
有秋地区の町会長の皆様、本日は有り難うございました。


市内初のフリースクール

2022年10月07日 | 日記

ちょうど1年前、お子さんの不登校で苦悩された経験談を伺う機会がありました。
何人もの保護者の方がフリースクールに関心をもっておられたのですが、これまで市内にはありませんでした。

それが今年4月から市内にもフリースクールが出来たと聞き、小沢さんと訪ねてみました。


小さなフリースクールひゅっげ市原の杉山さんは、ご自身が思春期に感じた生きづらさや弟さんの不登校、小学校教員や学童保育支援員を経験したことなどから、フリースクールを立ち上げて子ども達の支援をしたいと思われたそうです。
お話しを伺いながら杉山さんの熱い想いに触れ、このフリースクールの存在をもっと知ってもらいたい!と思いました。

そうそう、昨年の12月議会で質問した不登校に関する記事を議会リポートに掲載したんですが、それを読んだことでフリースクール開設の後押しになったと聞き、すごく嬉しかったです。
でも、あの時の答弁はガッカリだったなー・・・。
公教育でこぼれてしまった子どもをカバーするフリースクールが、安定した運営をするためには行政からの支援も必要なのに、全然積極的ではなかった。
SDGs未来都市を掲げる市原市なんだから、一人も取りこぼさない教育を公教育で担っていくのか、それとも民間を活用していくのか。
子どもの成長は早いんだから、覚悟を決めてよね!