薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

大阪のママ友と

2021年05月30日 | 障がい

昨夜は大阪にいた頃のママ友とZOOM飲み会。
コロナ禍で帰省が叶わない昨年から開催しています。
7人とも障がいがある子どもの親で、もう20年ものお付き合いで気心知れた仲間です。

お互いに近況を語り合いながら、お互い年取ったね~。
腰が痛いやら体の不調があって、3人が通っている治療院の話では、
「脳みそが3月から目覚めてませんね。冬眠から覚めた熊の状態です」って先生から言われたそうで、この表現の仕方が大阪らしいと笑ってしまいました。

子ども達が通う小児リハビリでは、やっぱり千葉より恵まれていることを再確認。
そう、市原市に転居した時、小児リハビリをしてる所が少なくて驚いたんです。
そう言えば市原市で障がい児者のケアプランを立てている方からも、需要がニーズに追いついていない現状をお聞きしていたので、住む地域によって違いがある事を知ると理不尽だと思うでしょう・・・。

障がいがある子ども(といっても皆成人してます)の様子やその兄弟姉妹のこと等を話すうちに、2時間のZOOM飲み会はあっという間に終了。
関西人のお笑いDNAが発揮され、爆笑の連続でした。

PCをセッティングして挑んだら、家のWi-Fi接続が悪くて私の画像と声が時々フリーズする。
あちゃー、スマホに切替えるかと思っていたら「アンタそのままフリーズしとき。静かでえーわ」と言われ、こんな事をストレートに言い合い笑い合えるママ友に感謝!
楽しい時間を過ごし、リフレッシュしました。


森の中のフリースクール

2021年05月25日 | 日記

千葉市緑区平山町にあるグレイスの森で、月に1回、フリースクール2団体が活動をしています。
小沢さんが1ヶ月前にその様子を見学して感動しまくりだったので、改めてセッティングをお願いして見学させてもらいました。

お話を伺ったのは、まなびスペースCOCOKARAの漆原さん。
ご自身のお子さんの不登校をきっかけに、教育とは何か?を考えさせられたそうです。
子どもの幸福に繋がる教育をしたいと、学校を作ることも考えられたのですが、そのハードルはあまりにも高く、今自分にできることは何かを考えた末にフリースクールの活動に至ったそうです。

ここには不登校のお子さんだけでなく、登校しながら通うお子さんもいて、私も改めて公教育とは何かを考えさせられました。

課題をお聞きすると、やはり費用です。
学習はオンラインで充分(子ども達は集中してみているそうです)だけど、ここでは生活していく力を身につける学びを提供したいので、講師の費用が必要になります。
そのために参加費2千円としているのですが、家庭の経済力によっては負担が大きいでしょう。
因みに全日制のフリースクールは3万~5万円もかかると聞き、公教育が全ての子どもを取りこぼさず受け入れられる場にならない限り、公的な支援も考えなければならないのではと感じました。

グレイスの森は、いわば別荘地⇒こちらを!
オーナーの石濱さんから、森林を開拓して現在の形にするまでのご苦労やフリースクールを支援したいというお気持ちを聞き、お人柄に魅了されました。

エネルギッシュなお二人に出会えたことに感謝です!

話に夢中で、写真はこれだけ・・・。


市原の南部へPar4 アートミックス会場

2021年05月23日 | 日記

市原南部の視察、Part4。
急遽スケジュールに加え、昨年3月に開催する予定だった第3回アートミックスの会場の一つ、閉校になった旧平三小学校を見学させてもらいました。
昨年から1年延期したことで、費用は2億300万円の増額になっただけに状況が気になって・・。
因みにトータル費用は6億円超えですから、市民の関心も高いでしょう。

思わず歓声をあげたくなる作品もあったのですが、まだ公開前ということで写真掲載はご容赦を。
それにしても今回のアートミックスは海外アーティストを多く起用したため、新型コロナ感染拡大で大打撃です。
当初の会期に合わせて作った展示作品は1年以上経過し維持も大変そう。
熱心に説明して下さった担当職員の皆様、有り難うございました。

コロナの収束目処も立たない中、今後どのような形で開催するのか気になるし、そもそも一大イベントで地域の活性化を図るというコンセプトの危うさを改めて感じます。

市内で一番高齢化が進む地域のイベントに6億円も投じるなら、地域の方が日常生活で一番悩んでいる公共交通に力を入れるべきだと思うんですよね。
免許を返納したくても生活が成り立たなくなるから返納できない。そんな声は行政に届いているはずなのに・・。

上総牛久駅からスタートした視察の締めくくりは、高滝湖畔美術館の横にあるレストランBOSSO。
高滝湖を眺めながら食事ができる抜群のロケーションもさることながら、市の地産地消協力店でもあるのです。
本日のおすすめピザを堪能し、女子4人の視察完了~!


市原の南部へPar3 高滝湖グランピングリゾート

2021年05月22日 | 日記

市原南部の視察Part3は、1ヶ月前にオープンしたばかりの高滝湖グランピングリゾート
ここは市が南部の閉校になった5校の学校跡地の利活用を民間から募集し、その中でいち早く決まった旧高滝小学校の跡地。運営は東京ラスクグループの(株)HAMIRUさんです。

市原インターの降り口にも大きな看板があって、とても興味あったんです。
敷地に一歩足を踏み入れると、アメリカのウエストコーストの雰囲気が漂っていてワクワク!

ずらりと並ぶドームに「わー、ステキ!泊まりたーい」と、視察メンバー女子4人の歓声が上がりました。

室内はとっても広く、冷暖房も完備。(右手はダブルベッドが2台)

人気なのは、こちら。
きゃー、全部透けて見える!(ちゃんとカーテンで閉められます)
バックは桜の木で、満開のシーズンは予約殺到かも。

ペット同伴のドームも人気だそうです。
各ドームにはバーベキュースペースが完備されていて、食材の受け渡しは人との接触を避けるためにフードボックスが設けられています。
コロナ禍でも予約で満室というのも頷けます。

お風呂はというと、シャワーブースもありますが、ゆっくりバスタブに浸かることもできます。
ビックリするほど広くて、思わず入っちゃいました~。
って言うか、人が入らないと大きさが伝わらないのよね。

この貸し切り風呂は5つあって、利用時間はそれぞれ15分づつずらしているんです。
その理由は、お掃除のため。
同じ時間帯にすると5ついっぺんにお掃除しなきゃいけないので、効率性を考えてとのこと。
ほーっ!

夜は屋外に設置した大型スクリーンで映画上映が行われます。
今後は体育館でセグウェイ体験なども企画中だそうで、ただ泊まって食べるだけでなく楽しみながら過ごせるメニューを増やしたいとの事。進化し続けるんだなー!

グランピングリゾートの運営にあたっては、地元住民の意見も伺ったそうです。
閉校になった校舎を放置しておくのは忍びない。だけど面影も残らない利活用も気になるというのが心情でしょう。
その想いの一つを反映して大切に飾ってあるのがこれ。他にも石碑や校章などが残されています。

市原市にとって、サウンディング調査による学校跡地の利活用は初めてのケース。
6月も週末は満室で、民間の力はスゴイです。

カップル、女子会、ファミリーでも楽しめる高滝湖グランピングリゾート。
詳しくはこちらを⇒高滝湖グランピングリゾート

案内して下さった西川マネージャーさん、有り難うございました!


市原の南部へPart2 トイレのバリアフリー度は?

2021年05月20日 | 障がい

昨日に引き続き、市原南部の視察Part2です。
牛久駅に半年前にできた里山トイレ
ごらんのように、いくつもの建て屋が連なり、有名な建築家・藤本壮介さんの設計によるものです。

 

一見するとフレームに収まる絵に見えますが、どこのトイレが開いているかが一目で分かるようになっています。
グリーンのランプは「空き」

 

清潔感がある気持ちの良いトイレは、女性にとって嬉しいものです。
地元の方が毎日清掃して下さっているとのことで、有り難いことです。

こちらは庭があるトイレ。
ここに座って用を足すと・・・。

真正面には庭!
いやー、私にはこんな発想ないわ。

 

トイレの上の階段を上がると展望台があり、電車を待つ高校生や観光客が利用しているそうです。

今日はどのトイレに入ろうか?と、選ぶ楽しさがあるトイレって珍しいかもしれませんね。

そこまでは良かったんだけど・・・。
このトイレ設置はH32年度予算に計上されていた事業で、予算審査の時にバリアフリー対応について質問したら「オストメイト対応にする」という答弁を聞いて嬉しく思ってたんだけど・・・付いてないやん!
それと、大人用のオムツ交換台は、もはやバリアフリートイレのスタンダードかと思っていたのに、これも・・・付いてないやん!
車椅子対応だけって悲しすぎる。

市の南の玄関口である牛久駅からバリアフリーを発信できるチャンスだったのに、障がい者への配慮は後回しになったことが悔やまれます。
5千万円もかけてデザインにこだわるより、機能を重視してほしかったなぁ。


市原の南部へ PART1

2021年05月19日 | 日記

今日は雨が降り、少し肌寒い1日でした。
そんな中、市民ネットの事務局スタッフと共に、市の取組みを視察するために市内南部を訪れました。

牛久駅に出向き、市と出光グループとの連携による超小型EVのカーシェアリングを見学。
養老渓谷やチバニアンなどの観光資源を結ぶ二次交通として、環境にも考慮した2年間の実証期間です。
幅1,290、長さ2,545の可愛い車が2台並んでます。

中は、こんな感じ。
試乗させてもらいました。

フル充電で100キロは走れるそうで、万が一の場合は家庭用100Vで充電ができます。
因みに走行範囲は市内限定。
4時間3,000円、8時間で5,000円で、一般的なレンタルカーのEV車より安いそうです。
驚いたのはレンタルは無人で行ってるんですって!
スマホやパソコンで予約する際に運転免許証の画像をアップロードすることで、免許証を車にタッチすれば鍵が開くという仕組み。へーっ、時代はここまで変わったのか・・・と。
車に搭載している位置情報システムから、行き先や滞在時間などのデータを分析することで、今後の市の観光施策に役立つ情報が得られるのです。
詳しく知りたい方はこちらへ⇒オートシェア市原

説明を聞き終えるとトロッコ列車が駅に。
やっぱり写真とっちゃいますよね~。

説明して下さった担当職員の皆様に感謝です!


もっと生の声を聞きたい!

2021年05月16日 | 障がい

市内のショッピングセンターで買い物を済ませ駐車場に戻った時、4人の子ども連れのママさんに遭遇。
見る限り、どのお子さんも就学前ぐらいで一人はベビーカーに乗せていて、頑張るママさんに思わず声をかけました。

聞けば、4人のうち2人は甥っ子さんで、ご自分のお子さん2人には障がいがあるとのこと。
それなのに甥っ子さんを連れて買い物に出かけるなんて、すごいスーパーママさん!

でも、考えさせらたのは「市原では障がいに関する情報が少ない」という言葉。
お子さんに療育を受けさせたいと思っていても、今まで発達障がいの兄を預かってくれるところが無かった・・・。
コレには愕然。

市原市には市の発達支援センター以外に、単独通園できる民間の療育機関もあるのに、そんな情報も届いていなかったようです。
思わずバッグに入れてあった議会リポートを渡し「ここに連絡してね」と伝えたけど、連絡してくれるかなぁ。

幼い子どもを抱えて、その発達に日々不安を感じる親御さんにとって、安心して過ごせるまちでありたい!
心から願わずにいられません。


都市景観奨励賞を受賞したけど20年で撤去

2021年05月13日 | 日記

数ヶ月前から、市民ネットに届く相談がとても増えています。
コロナ禍だから?と言うわけではなく、本当に様々な案件で、小沢さんと手分けして対応しています。
最近はコロナワクチンに関する相談も増えましたが・・・。

今日は桜台にある深城池にある桟橋について、所管の下水道処理センターに聞きにいきました。
木製の桟橋が完成したのは平成10年。一部が劣化して数年前から通行止めになっています。
とても素敵な桟橋で、朝夕には池周辺を散歩される方も多く「この先、どうなるのか?」と思ってられる方も多いでしょう。


桜台自治会の広報紙から引用させていただきました

中央部分が低くなっているので、流入する雨量が増えると桟橋は冠水してしまうのです。
なぜ高く設計しなかったのかというと、水辺に親しむために普段の水位に合わせて作ったのです。
国からの交付金で作ったとはいえ、冠水することを承知の上で、何で木製にしたの?と言いたいけど・・・。

財政的なこともあり今すぐ修繕することはできないし、このまま放置しておけば更に劣化が進むだけ。
通行止めのフェンスを越えて侵入するなんてこともあり得るかもしれないし、安全面から今年度中に桟橋の表面の板を撤去するそうです。
平成18年には市の都市景観奨励賞を受賞したというのに、残念としか言いようがありません。

住民の方の落胆はどれほどか・・・。
そんな気持ちで聞き取りを終え、次のミッションに向かうべく車に乗ったら、エンジンがかからない。
セルモーターの音もせず、モニターにはいろんな警告ランプが付く。
ディーラーに連絡したけど解決できず、保険会社の応援を待つこと30分。
問題はバッテリーでした。

私が免許を取った頃はイグニッションキーを回してエンジンをかけるマニュアル車で、エンジンをかける時にバッテリーの劣化具合が分かったけどスマートキーでは全く分からん!
皆様もご注意を!


ワクチン接種の最新情報

2021年05月10日 | 日記

今日は臨時議会がありました。
議案は主に補正予算で、全て可決されました。

低所得の子育て世帯などに対して子ども一人あたり5万円給付する事業(3億4,810万円)の他に、新型コロナウィルス感染症に対応する国の臨時交付金を使って、子育て支援や中小企業への支援、障害福祉サービス事業所等の従事者のPCR検査費用などの感染症対策として約4億5,760万円。
詳細は後日ご報告いたします。

それとは別に、市からコロナワクチン接種の最新情報が届きました。
4月28日から予約受付がスタートし、この時点では5,000人までとなっていましたが、1,000人上乗せし6,000人分の予約枠になりました。
これまでの予約状況からみて、6,000人分の到達は5月12日になる見込みです。
尚、市民の方から苦情が相次いだため、コールセンターの回線数を5回線増やし、15日から土日祝日も受け付けることになりました。

次のワクチン供給に合わせた予約受付は5月20日頃を予定。
この時期にはネット予約(24時間対応)が可能になるので、電話も繋がりやすくなると思います。
また、6月にはコールセンターの回線数は30回線になるとの事ですので、焦らず予約なさって下さい。


八幡宿駅前にて

2021年05月08日 | 日記

昨日の朝は、八幡宿駅で議会リポートを配布。
実は八幡宿駅に立ったのは、これが初めてでした。

そこで唖然としたのが、バス待ちの学生の長蛇の列!
皆な、乗り切れないよ~!
1講目の授業に間に合うよう、早めの電車に乗ってきてバスを待ってるんでしょうね。

だけどさー、何台もバスを見送って待つ時間が、なんともったいないこと!駅前のスーパーは閉まってるし、近くにコンビニも無い。
待つ間に、サンドイッチやコーヒーでも提供できないものかしら?

以前、JR駅前を活性化するワークショップに参加した時に、学生をターゲットにして駅前に居場所を作るという提案を聞いていたんですが、この光景を改めて見て「なんて、もったいないことしてるの?」って実感しました。

雨が強い日も傘をさして待つしかないのでしょうか?
待ち時間を、雨が凌げる工夫が欲しいです。

多感な大学生にとって、4年間の通学で市原市の印象をどう感じるでしょうか。
若者が離れていくという市原市の課題の根底も、こんなことが出発点になっているのでは?と感じた昨日の朝でした。


町内会のポスティング

2021年05月03日 | 日記

例年ゴールデンウィークは夫の故郷の岡山に帰省するのですが、昨年も今年もコロナ禍で諦めました。
独居生活を送る義母は米寿を迎え、気になるんですが、仕方無いですよね。

昨日と今日は、地元町会で議会リポートをポスティング。
お天気も良く家の表に出てる方が多くて、声をかけられてお話ししてると、なかなか捗らない・・。
いつもは2日間で約700世帯のポスティングを終えるのですが、明日以降に持ち越しとなりました。
でも、ワクチン接種やアートミックス、通学路のこと、介護の問題などたくさんお話を伺うことができて、充実したポスティングとなりました。

昨日は1万5千歩。今日は1万9千歩。
良い運動にもなりました。

明日はこどもの日。青空を泳ぐ鯉のぼりも気持ち良さそうですね。