薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

二十歳の集い ~成人式~

2024年01月07日 | 障がい

昨年から成人式が「二十歳の集い」に名称変更され、今日令和6年度の式典が行われました。
私が出席した五井地区の対象者は502人だそうです。
会場に着くとスーツ姿や艶やかな振り袖姿の成人が集まり、懐かしい友人との会話を楽しんでいる様子が伺えました。

実行委員会長の挨拶に始まり市長のビデオメッセージが流れた後、五井中学吹奏楽部による演奏がありました。
3曲とも聞き応えのある演奏で、特にサンバ調の曲はノリが良く集まった若者にピッタリ!

約1時間の式典を終え会場を出ると、車椅子に乗った振り袖姿の女性に出会ったのです。
声をかけるとウチの息子と同じ袖ケ浦特別支援学校の卒業生でした。
特別支援学校に通学していた生徒にとって、地域の成人式に出席することはハードルが高いため、各支援学校で成人式を行っているのです。
域の成人式に参加する卒業生は少なく、車椅子での出席者を見たのは私が議員になって初めてのことでした。
かつて議会でも特別支援学校の卒業生でも参加しやすい成人式にしてほしいと要望していただけに、嬉しくて嬉しくて。

障がいがあっても「二十歳の集い」に出席する成人が増えてほしいと願っています。


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