薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

障がい児者と共に聴くアイリッシュハープ

2023年11月11日 | 障がい

今日は肢体不自由児者父母の会で「アイリッシュバープコンサート」を開催しました。
アイリッシュバープの生の音を聞くのは初めてだったのですが、伸びやかで優しく心に染み入る音色にウットリ。
アイリッシュハーブが発展したアイルランドの楽曲やジブリ映画の主題歌、私たち世代が学校で習った秋の唱歌など、盛りだくさんの演奏を楽しみました。


ハープを肩に当てて音を鳴らすと骨伝導で伝わるそうです。
何本もの弦が色分けされていることも、初めて知りました。

袖ケ浦市にある重度心身障害児デイサービス「ひだまり」さんの利用者とスタッフの方も来て下さり、初めて聴くハープの音色に興奮(感激?)した子どもが大きな声を発することもありましたが、私たちにとってはごく自然なことなのです。

スタッフの手を借りて弦をはじく子ども。

音楽を静かに聴くのも好きですが、今日はハープの音色の美しさと、それに反応する子どもの声が混じり合って「音を楽しむ」という感じがとても心地良い!

障がいがあっても、色んな経験をしたいの!
初めて触れるものにワクワクしたりドキドキすることで、経験値を積み成長していく。
障がい児者が気兼ねなく参加できる場を、増やして行きたいです。


東北での視察初日編 水道事業の広域化

2023年11月03日 | 日記

今日から3連休ですね。
天候も良く、観光に出かけられている方も多いと思います。

さて、私は昨日までの3日間、環境建設常任委員会の視察で東北方面に行ってきました。
東北地方は初めてで、さぞかし冷えるかと思っていましたが、日中は上着を脱ぐほどの暖かさ。
地元の方に聞くと、やはり今年は暖かいようです。

初日は岩手県に出向き、岩手中部水道企業団(北上市・花巻市・紫波町)で広域事業統合による経営改善について伺いました。

3市の取水・浄水・排水施設の利用率には差があり、権利水量が少ないために受水量を増やせず、脆弱な施設を多数抱えなければならないという不均衡が生じていることや、人口減少に伴う水需要の減少などの様々な課題があり、統合したことで、職員数や過剰な取水・浄水・排水施設数を減らすだけでなく水道料金の見直しも行い、管路の更新に費用を充て有収率(作った水が蛇口に流れる割合で、管の漏水がなければ100%)を向上されました。

人口や水需要の減少に伴うダウンサイジングは市原市でも取組み始めましたが、経営改善に繋がっているかといった効果はまだ見えてきません。
10年先にスタートした岩手中部水道企業団の効果と、今後比較してみたいと思います。

岩手中部水道企業団の皆さま、有り難うございました!