薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

議会リポートを届けに

2021年02月23日 | 日記

今週開けに議会リポートが納品されました。
今回から紙面をリニューアルし、配布して下さっているボランティアさんからも「わー、優しい雰囲気になって良いねー」と好評です。

今日は市の南部で配布して下さっているボランティアさんに届けてきました。
お天気も良く爽快なドライブ!と言いたいところですが、花粉症で眼が痒い・・。
けれども、出迎えて下さるボランティアさんと話してるうちに、花粉症の辛さは吹っ飛んで心が温かくなりました。
コロナ禍での生活や近況などを伺いながら1日があっという間に過ぎましたが、充実感一杯です。

今年初の議会は17日から始まりました。
議案以外に計画案などの説明資料もかなりのボリューム!

これをざっと読み終えて予算書にも目を通し、今は予算審査の質疑事項を洗い出している所です。

議会の度に思うのは、重度障害の息子が元気でいてくれること、そして息子をサポートして下さる福祉施設の方への感謝です。
私生活まで制御して感染しないように努めて下さっている福祉施設の職員の努力には、本当に頭が下がります。


私立幼稚園の苦悩

2021年02月01日 | 日記

早いもので、もう2月になりました。
今日は女性議員で、人材確保に悩む私立幼稚園の現状をお聞きしました。

皆さんもご存じと思いますが、保育所の待機児童問題がマスコミに取り上げられました。
国や自治体が保育士に手厚い手当を給付して解消に乗り出してきましたが、その一方で、幼稚園教諭と保育士の給与の差が歴然となり、幼稚園教諭の人材確保が困難になってきたのです。

この問題は、ちょうど1年前に「いちはらっこの子育ち会議」を傍聴した際にも、委員から指摘されていました。
給与に10万円もの差がでて、幼稚園教諭のなり手がいなくなっていること。
幼稚園教諭が保育士の資格をとって、人材が流れてしまっていること。
それに対して市は「保育士と幼稚園教諭のバランスを考えた改善策を検討する」と答えていましたが、今日の話を聞く限りでは事態は深刻化してきてると感じました。

市内の私立幼稚園や私立認定こども園では、人材不足によりクラス数を減らしたり、個々の努力で給与をアップせねばならず、人件費が増えることで運営への大きな負担が強いられているのです。

待機児童対策と共に、幼児教育の現状を考えなければなければ、撤退を余儀なくされる園が出てくるかもしれません。
医療的ケア児の受け入れに柔軟に対応してきたのも、私立幼稚園です。

「市原市に、もう幼稚園は必要ありませんか?」
この言葉が胸に突き刺さります。