薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

息子、制御不能!

2017年12月27日 | 障がい

大阪の実家(河内長野市)まで570キロあるので夫と運転を交替しながら帰ってきましたが、週明けには夫は仕事のために千葉にトンボ帰り。

息子は私と二人きりになると、制御不能!

食事の時間になり車椅子に座らせようとしても体を突っ張って抱き上げることもできない。なんとか頑張って座らせても食べてくれない。歯磨きも拒否、着替えも抵抗!

あー、全く!とため息がもれます。

息子はずっと寝ころんだまま、大好きな「かいけつゾロリ」のDVDを見て一日が終わりかけた頃、プレ療育で一緒だったママ友がフェイスブックで私が帰省していることを知って訪ねてきてくれました。

いやー、十数年ぶりの再会!SNSって便利やなーと、しみじみ。

明日は年末恒例の支援学級ママ友との交流会に、息子を連れて行きます。

きっと爆笑トークになるでしょう。

これは個別配布されている河内長野市の広報紙。A4版で33ページ、やっぱり読み応えありました。

千葉市も新聞折り込みをやめて、個別配布に切り替えましたよね。

市原市でも取り組んでほしい!

 

 


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関西お笑いDNAをもつ息子

2017年12月25日 | 日記

先週末からお休みをいただいて、大阪に帰省しています。

両親は他界し留守宅になっているので、まずは家の掃除から始まり、ご近所へのご挨拶。

毎回「お帰り~」と出迎えてもらえることが幸せです。

庭にある柚子は今年も豊作。水やりもせず、ほったらかしなのに、実が成るもんなんですね。住んでいた時に、あれだけ水やりをしていたのは何だったのか?植木も枯れずに頑張っている姿を見て驚きです。

今日の午後は数年ぶりに家の前にある寺が池公園を散歩。

公園には池があって四季を感じる遊歩道があります。

ここはクリスマスシーズンになるとイルミネーションがステキです。

夕方からは息子が通っていた小中学校の支援学級のお友達とお母さん方が、訪ねて来てくれました。

会話の端々にボケとツッコミがあって、面白い!ごく普通の会話なんですが、大阪から離れると改めてノリの良い会話に感心してしまった私。

知的重度の息子も笑う、笑う。言葉の理解じゃなくて、雰囲気なんでしょうか。

いや、微妙な所で笑うのは、やっぱり関西のお笑いDNAか?

楽しく笑ったおかげか、皆が帰った後、すぐに眠ってしまいました。

笑いの力はスゴイ!

 


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障がいのこと、聞いてほしい!知ってほしい!

2017年12月17日 | 障がい

12月議会が閉会しました。

閉会後は議員研修会があり、リオのパラリンピックで6位入賞された秦由加子さんをお招きして「障がいをもつということ~人生を変えたパラリンピック」と題して講演していただきました。

13歳で骨肉腫を発症し、右足を切断した秦さん。以前にもお話を聞いたことがあったのですが、本当に前向きな方でその明るさには魅了されます。

講演の最後に話された「心のバリアフリー」が、とても印象に残りました。

お風呂が好きで街の銭湯を利用すされるそうなんですが、脱衣場で義足を外して片足でピョンピョン跳んで入りに行くと、子ども達が集まって来てじっと見る。その時に親が慌てて子どもに見ないように注意する場面に遭遇し、せっかく興味をもって知りたいと思っているのに、それを遮らないでと、秦さん。

海外に行っても子ども達から珍しそうにじっと見られるけれど、その時に親が子どもにちゃんと説明したり、子どもが知りたいと言ってるのでお話し聞かせてもらえませんかと、声をかけてくるんだそうです。

私も息子を連れて外出すると、子ども達からじっと見られることはしょっちゅう。でも、こんな子もいるんだよって知ってほしいから外に連れて出しているんです。

聞いてくれたら何でも答えるんだけど、親が子どもを連行するかの如く連れ去るのが一番悲しい。

ところが海外旅行に連れていくと、ホテルのスタッフは気軽に息子に声をかけてくれるし、バスに乗車する時には乗客が手伝ってくれることもありました。

この文化の違いって、何なんでしょうかね。

ちゃんと説明したら子どもは理解できる。理解する子どもが増えれば、義足をつけた子が学校に入学しても隠さず堂々と過ごせる。そんな社会であってほしいという思いがこもった講演でした。

私も秦さんと同じ思いです。障がいをタブー視せず、気軽に声をかけてくれると嬉しいな~。

 


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12月議会、

2017年12月11日 | 障がい

一カ月間ぶりのブログ更新です。

12月の議会はすでに始まっており、私の登壇日も近づいてきました。

14日なのですが、この日は一般質問の前に常任委員会とH28年度の決算審査の報告、討論、採決があります。

これらが30分で終われば、私の登壇は3番目なので11時30分からになりますが、長引けば13時スタートです。

今回の質問は、

1.医療的ケアを必要とする障がい児・者と、その家族への支援について

2・「インクルーシブ教育システム」の構築について

ウチの息子も医療的ケアが必要なので、この分野に関しては相当な想いがあります。障がい児者の支援は進んできているけど、医療的ケアが必要な障がい児者の受け皿や家族の支援はまだまだ足りない!

それと、「インクルーシブ教育システム」なんて言葉を使っていますが、要は障がいがあっても地域の学校で健常児と学び合うことの大切さを言いたいんです。

ようやく質問原稿の作成が終わり、今日は残っていた市民ネット通信のポスティングをしてきました。

途中のランチタイムは、揚げ出しそば。

お店で豆腐を揚げているので、表面はカリッとしていて内はしっとり。

満腹してから、またポスティング。

風が強い1日でしたが、良い運動になりました!

 


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