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薫のよもやま話

森山かおる
市原市議会議員
重度障がいの息子を育てながら、日々感じる事を想いのままに

議会始まりました 2

2023年02月26日 | 日記

先週の金曜日から代表質問が始まりました。
明日は小沢さんが市民ネットワークを代表して登壇します。

質問内容は、こちらです。

特に保育の質の向上については保育現場の声を丁寧に聞き、県内他市と比較して市原市の現状をあぶり出した質問です。
市は「子ども・若者・子育て世代を徹底的に支援」とのスローガンを掲げていますが、それを支えている側への支援はというと・・・・県内で最低クラスなのです。
時間は10時30分頃になりますので、傍聴、ネット中継でご覧いただけると嬉しいです。

明日、小沢さんの登壇後、私は議案質疑を行います。
こちらは五井駅周辺の拠点形成に着手するために基金を創設するという議案で、基金を創設することには異論はないのですが、まだまだ全体像が見えてきません。
五井駅東口にある54ヘクタールもの農地を市街化区域に編入して、文化交流ゾーン・商業賑わいゾーン・教育ゾーン・産業ゾーン・グリーン産業ゾーンを整備するという、これまでにないスケールのまちづくりに着手するのですが、一体いくらぐらいかかるのか、総費用の概算さえ示されていないのです。
質疑でどこまで明らかになるのか分かりませんが、巨額の費用がかかることは間違いないので、慎重に進めてほしいと思っています。


議会始まりました

2023年02月15日 | 日記

本日より議会が始まりました。
年始めの議会の一般質問は個別質問はなく代表質問のみとなり、市民ネットワークは小沢さんが登壇します。質問通告締め切りは明日なので、今夜も頭を悩ませていることでしょう。

今議会で提出された議案数は34、そのうち私が所属する教育民生常任委員会が扱うのは12議案。
少しずつ目を通して質疑したいことをまとめています。
どんな議案が出ているかというと、
2つの児童遊園の廃止、公共施設の改修工事の契約、出産育児一時金の支給額の改正や国民健康保険料の賦課限度額の改正、JR3駅周辺のまちづくりのための基金創設、条例の改正など。

そして今議会はR5年度の予算審査もあり、この質疑項目もまとめないと・・・。
過去の分厚い予算書や資料を引っ張り出して経年推移を見たり、大元の計画と付き合わせたり、他市との比較など、調べ始めたらキリがありません。
でも、時々ハマってしまいますが(笑)。

これから1ヶ月以上の長丁場。
胃を壊した過去の苦い経験から、体調管理に気を遣いながら乗り切りたいと思います。


公民連携の不登校児童生徒への支援

2023年02月11日 | 日記

NPOいちはら市民活動協議会が主催する「ウェルキャン オンライン ~子どもと保護者の孤立を防ぎ、well being な居場所を考えよう~」が開催されました。
主に不登校をテーマにしたイベントです。

冒頭は、市原市の適応指導教室「フレンド市原」の紹介。
この適応指導教室って言葉は、さも不登校が問題というイメージだと言ってた保護者の言葉を思い出しながらその取組を伺っていたら、この4月から教育支援教室に名称変更されるそうです。

続いて「小さなフリースクールひゅっげ」の代表・杉山優美さん、子どもと保護者の居場所づくりをされている「自由登校を見守る会 カスミソウ」の小暮晴美さん、NPO法人福祉ハウス「ふわふわ」の黒澤優真さんのフリーとトーク。


活動を始めたきっかけや活動を通して感じておられる事などを話してくださいました。
3人とも家族やご自身が不登校を経験しているだけに、真の支援とは何かを日々模索されていて熱い想いが伝わってきました。

最後に「NPO法人こころね」の理事長・白尾藍さんの基調講演。


別室登校が不登校にカウントされない隠れ不登校、低年齢化している不登校の現状、パフォーマンスが上がる子どもの指導など、様々な観点からお話を伺いました。

それで、何を感じたかっていうと・・・。
会場には70名もの参加者がいて、私が知る人もあちこちに。
そこに市の教育センター長も同席されていて、様々な民間活動者と繋がったと嬉しくなりました。
不登校児童生徒への支援は公教育だけで担うのではなく、民間活動もフルに活用して幅広い居場所づくりが市内に広がりつつあると感じ、このような企画をされたNPOいちはら市民活動協議会の熱心な取組に感謝しています。


不登校カフェ第2弾

2023年01月30日 | 日記

先週の報告になりますが、不登校カフェの第2弾を開催しました。
前半は、心理セラピスト・公認心理師の資格を持ち、約10年間公立中学校のカウンセラーや旧国立精神神経センターで勤務された、若林宏行さんを講師にお招きして講演をしていただきました。

「そもそも学校の役割って何だろう?」
「学校は行くのが当たり前で、誰も改めて学校の役割を考えたことがないでしょう?」
そんな言葉から始まり、互いに協力し合う・人間関係・集団の中で個性を生かすといったことを学んでいるんだと。
けれども個性っていうのは定義もなく、個性的だと判断するのは周囲の都合で、それがポジティブな結果を出さないと周囲から認められず排除されてしまう。
こんなことが学校で生きづらさを感じてしまうんでしょうね。

後半のフリートークでは、「先生に余裕がなさ過ぎる」「週休2日制になって1日の仕事量が増え、子どもに向き合う時間が取れなくなった」など、保護者や教育に携わる方から伺いました。

グッときたのは「先生を孤立させないでほしい。先生が守られる環境を作ってほしい」という保護者の言葉。
子どもが不登校になっても先生を責めず、広い視野で教育現場のあり方を考える言葉が胸に突き刺さりました。

1年前に不登校のお子さんがいる保護者の方と出会って、悩みを話せる場所を作りたいと考え企画した「不登校カフェ」ですが、支援活動をされている方や教育に携わっている方も参加していただき、毎回貴重な学びの場になっています。


親亡き後を考える会

2023年01月23日 | 障がい

「障害のある子どもを残して親が先には死ねない」そんな言葉を何十年も前から度々耳にしてきました。
私が入会している市原市肢体不自由児者父母の会の会員も「できるだけ家で一緒に生活したい」と考えている保護者が多く、私もその一人でした。
その理由は重度障害者の入所施設が少ないこと。更に医療的ケアが必要だと県内に6施設しかないのです。

今日は、昨年胃がんが見つかり急遽治療を受けることになった保護者の方から、息子さんを入所させるまでのエピソードをお聞きしました。

検診でみつかった胃がんはステージ4だったそうで、相当なショックを受けたと思いきや、その告知を聞いたときにご自分の身体のことよりも、全介助で医療的ケアが必要な息子さんのことが一番心配だったそうです。
「この子をどうしようか・・・」と。
関係機関に相談し預け先が決まった時にホッとしたこと。その先を考えて入所させる決意をしたものの、その施設では成年後見人を立てることが入所条件だったので、後見人を引き受けてくれる人探しや手続きなどを数ヶ月かけて行ったとのことです。

この方の場合はスムーズに進んで、ご自分でも「私はラッキーだった。周りの人に助けてもらえて感謝しかない」と仰っていて、日頃からショートステイを利用して子どもの様子を分かってくれる所を見つけておくことや、利用している施設の職員やヘルパーさんなどと良い関係を築いておくことの大切さをお話してくださいました。

私の息子も全介助です。一昨年からは定年退職した夫が息子の面倒をみてくれるようになったのですが、昨年に足を捻挫し急遽私が全てを担うことになった時に腰を痛めてしまいました。
夫婦のどちらかが倒れれば息子の面倒はみられない。
その時に初めて「そろそろ入所を考える時期がきたのかも」と思いました。
親亡き後を考え準備するためには行動を起こせる元気なうちにと、改めて感じました。


消防出初式 カッコ良い!

2023年01月15日 | 日記

3年ぶりに消防出初式が開催されました。
消防活動に尽力されている支団などの表彰式では、規律正しい所作にこちらの姿勢もピリッとしました。
その後のコンビナート火災の発生を想定した訓練では、ドラゴンハイパーユニット、世界に一台しかないスクラムフォース、大型高所放水車による一斉放水が行われ、その迫力に思わず身を乗り出して見入ってしまいました。
近すぎて全貌が撮れずスミマセン・・・。

今回はこれまでと違った演出があり、軽快なバックミュージックが流れてて、消火活動に向かう消防員や消防車がひときわカッコ良く見えました!
会場には幼い子ども連れの家族で溢れかえっていたので、きっとヒーローに思えたでしょう。
マジンガーZがかかった時は、まさに「市原市を救うヒーロー」そのものだったな~。
市民や財産を守る活動に子ども達が憧れを抱くような演出は、とても大事ですよね。

私は毎回こちらの活動にも注目しています。
手がかじかむような寒さの中での演奏は、音が出にくくて大変だったと思います。
皆様、お疲れ様でした。感謝!

 

 

 


第55回市原市町会長大会

2023年01月14日 | 日記

今朝は少し暖かい朝でしたね。
市原市町会長大会に出席してきました。
第55回ということは、市政が始まった頃から続いているのだと思います。
すごいですねー。

第1部では、SDGsや町会加入促進などに取組む相模原市の視察報告と、危機管理・防災対策部会からは地域防災計画の取組、SDGs部会からは市が臨海部企業と進めようとしているケミカルリサイクルに向けた、使用済みポリエチレン製品の分別回収について報告されました。

第2部では、国の登録有形文化財に指定された月崎駅の環境美化活動を行っている月崎町会などの団体と、町会長を長年務めてこられた方の個人顕彰が行われました。
中には12年間も務めた方がおられたのは驚きでした。
私の地域の町会長さんも、もう5年以上になるでしょうか。
コロナ禍でこれまでのような活動ができず、希薄化する人との繋がりを再び活性化したいとの思いをお聞きしたことがありました。

「役員はやりたくない」「町会に入る意味を感じられない」など残念な声を耳にすることがありますが、防災・支えあい・人との繋がりの基盤は町会だと思います。
今日は改めて、住みよいまちづくりに尽力されている町会長さんに頭が下がる思いでした。


二十歳の集い

2023年01月08日 | 日記

今日、市内各地で「二十歳の集い」が開催されました。
民法改正により18才から成人となりましたが、市原市では二十歳を対象にして成人式を行うことになり、名称を「二十歳の集い」に変更しました。
皆さん、おめでとうございます。

私が出席させていただいたのは五井地区。
一昨年はコロナウィルス感染症蔓延のため中止、昨年は蜜を防ぐために大きな会場(市民会館)で行われたため、五井公民館での開催は3年ぶりになります。
これまで学校毎に区切られて着座していましたが、その垣根を取っ払い皆が思い思いの席に座っている姿がとても自然に映りました。

二十歳を迎えた方は五井地区で524人、市原市内では2,679人だそうです。
市長のビデオメッセージを聞く姿、式典に臨む姿は落ち着いていてとても立派でした。
成人式は大人としての自覚が持てる、人生の一つの区切りとも言えます。

コロナ禍で思うような経験が出来ないこともあるでしょうが、皆が希望を持ってこれからの人生を歩んでほしいと思っています。


早朝の五井駅にて

2023年01月07日 | 日記

4日から事務所で初仕事。
一昨日は早朝から五井駅で議会リポートを配布しました。
車に乗ると外気温3度という表示に身が引き締まりました。

今回は事務所の若手スタッフと一緒に活動し、彼女のキビキビした動作(さすが若い!)に刺激と元気をもらい、気持ち良い活動になりました。
受け取って下さる方がいつもより多かったのも、若い力のおかげです。

早朝の出勤途中にも関わらず、足を止めて話して下さる方もいて、心が温まる駅頭になりました。

昨日からは12月議会のリポートの編集会議が始まりました。
この後、数回の会議を重ねて2月初旬に発行予定です。


岡山に帰省 写真整理でビックリ!

2023年01月03日 | 日記

新年明けましておめでとうございます。

12月29日から昨日まで、義母がいる岡山に帰省してきました。
これは昨日の帰りに新東名高速道路から見えた富士山です。


昨年の9月から長男夫婦との同居生活が始まったので、今回初めて義兄の家に滞在しました。
それにしても義母を世話する義姉の奮闘ぶりには頭が下がりました。
歯が悪いので何でも柔らかめに。お鍋の野菜ですらぐにゃぐにゃになるまで火を入れないといけないし、時折拗ねた子どものような発言にも優しく対応。
この時代に、こんなに出来た人はいないと思うぐらい!
料理上手で美味しい手料理をいただき、2キロも体重が増えました。

9月まで義母が住んでいた家を片付け、引っ張り出してきたアルバムを皆で眺めました。
夫と義兄の幼少期の写真、亡くなった義父が海外出張に行ってた時の写真、私たちの結納の写真など、もうプレミアものです。

その中からビックリするようなアルバムが出てきました。
30年前の、わ・た・し!
皆さんも結婚式のアルバムを開いてみて下さい。
ちょっと新鮮な気持ちになれますよ~!

新年早々、お目汚しですみませ~ん!


追加議案

2022年12月15日 | 日記

12月議会も明日で閉会となりますが、今日追加議案が提出されました。
国の「物価高克服・経済再生のための総合経済対策」に基づき、妊娠時から出産・子育て応援交付金事業を実施するための補正予算です。
①妊娠届を出してR4年度に出産した方に10万円
②R4年度中に妊娠届を出してR5年度に出産予定の方に5万円
を給付するといった内容で、総額は約2億1千万円になります。

ちょっと気になったのは、経済的な事情から分娩間際になるまで産科診療を一度もしたことがない人がいるとの報道を思い出したのです。
そこで担当課に聞いてみたところ、①についてはR4年度中に出産した方は妊娠届を出していなくても10万円の給付を受けられるとのこと。
経済的な事情に考慮した制度設計に安心しましたが、そもそもこの給付金は全ての妊産婦を対象にしているので、富裕層と貧困層が同額の給付金なんて・・・という感じが拭えません。

それで、またまた思い出した!かつてのカメラフィルムのCM。
「美しい人はより美しく。そうでない方はそれなりに」ってセリフ。
「経済的に苦しい方にはより手厚く。そうでない方はそれなりに」ってのが順当だと思うな~。


登壇前のウオーミングアップ!

2022年12月07日 | 日記

今日、代表質問の登壇を終えました。

今期の質問登壇はこれが最後なので今まで以上に気合いを入れて挑みたいと思っていたのですが、夕べなかなか眠れなくて朝から頭が重いし胃の調子もイマイチ。
会派室でスタンバイしてるうちに、胃がムカムカしてきて最悪の体調・・・。
ちゃんと答弁を聞き取れるかしら・・・と、ちょっと不安な気持ちで議場に入りました。

とは言うものの、今回は納得できる答弁だったせいか、いつも以上にちゃんと聞き取れてたかも。
数日後に届く答弁書を見て、更に理解を深めたいと思います。
ただ、質問は噛んでしまうし、言い間違いも多くて、最後の登壇としては悔いが残るなー。

そうそう、朝一番(10時)の登壇が苦手なので、その時は緊張ほぐしと気合いを入れるために、会派室でウオーミングアップして議場に入るんです。
腕をグルグル回したり、ピョンピョン跳びはねたりして身体を動かすんですが、今日は小沢さんが写真を撮りたいと言うので、いつもに増して面白ポーズ!


体調イマイチだと言いながら、やっぱ私って関西人!サービス精神旺盛なんだわ~(笑)
お目汚し、失礼致しました!


もうすぐ12月議会

2022年11月27日 | 日記

12月1日から議会が始まります。
それに向けてコツコツ質問原稿を書いていますが、文字数が多すぎて削る作業に悪戦中です。

今回の質問はというと、
1.R5年度版実行計画策定方針及び予算編成方針について
 1)最重要施策について
 2)事業のビルド&スクラップについて
2.長期財政収支見通しについて
3.教育行政について
 1)不登校児童生徒への支援について
 2)校則のあり方からみるシティズンシップ教育について

質問日は12月7日(水)10時からになります。

不登校に関する質問は1年前にもしましたが、最近開催した不登校カフェでお聞きした話などから、再度取り上げなくてはと思い質問することにしました。
公教育からこぼれてしまった子どもへの支援を行政だけで担うのは無理なことです。
フリースクールなど民間の力を借りて取組まないと、いつまで経っても救えないんじゃないの?
今は楽しく高校生活を送っていても、中学校時代に不登校だった頃の話しをする度に涙ぐむ保護者の姿を見て、市の対応策を真剣に考えてほしいという気持ちで質問します。


不登校カフェを開催

2022年10月22日 | 日記

いちはら市民ネットワーク主催で不登校カフェを開催しました。
当初は5~6人ぐらいしか集まらないかと思っていたのに25人もの参加者でした。

お子さんが不登校の方以外に、子育て支援に携わっておられる方や教育者など、支援したいと思っておられる方の参加が多かったのには驚きました。
悩んでおられる保護者にとっても、関心を寄せてくれる人の存在は心強かったと思います。

ちょうど1年前に参加させてもらったワークショップで出会ったお母さん方から、不登校だったお子さんの話を聞きいたとき「気持ちを吐き出せる場がほしかった」「情報が入らず孤立して苦しかった」「将来はどうなるのかと不安だった」などの声を聞き、色んな人と繋がる場が必要だなーって感じていただけに、様々な立場の方が参加して下さったのが嬉しかったです。

家庭だけで抱え込まず、社会で子どもを育てる
その言葉が集約された会場でした。
今後も引き続き開催します!


「未来創生ミーティング」有秋地区

2022年10月16日 | 日記

「市長と町会長で語ろう未来創生ミーティング」の有秋地区に出席しました。
毎年10月に開催されるのですが、コロナ禍で中止が続き3年ぶりの開催です。

有秋地区には椎津川・片又木川・不入斗川・深城川があるため、流域治水をテーマに町会長さんから現状をお聞きしました。
昔に比べると、大雨で川の水位が上がり道路が浸水するようになってきたり、崖崩れが起きるようになったり、宅地造成や残土・再生土の埋立てによる影響の深刻さを感じました。
地区内には再生土を埋め立ててソーラーパネルを設置している箇所が増えています。
水が浸透しない再生土の埋立てや寿命を迎えた後のパネルの廃棄、台風によるパネルの剥離などを懸念する声もあがっていました。

それにしても用意して下さった資料が素晴らしい!
姉崎地層の崖崩れの仕組み、椎津川流域の市街化の変遷、大雨で増水した川の様子など、丁寧にまとめられていて感心してしまいました。

未来創生ミーティングは市内12地区で開催され、地区ごとに課題も違うので毎回貴重な意見をお聞きすることができ、とても勉強になります。
有秋地区の町会長の皆様、本日は有り難うございました。