救難飛行艇 US-1A

2009年06月21日 | 航空祭

今日は海上自衛隊の救難飛行艇US-1Aをご紹介します。 

 

 

海上自衛隊第31航空群  第71航空隊(岩国航空基地) 1976年創設。

当初はUS-1を使用していたが81年に完成した7号機からエンジンをパワーアップしたUS-1Aとなる。

  

離着水速度は53~55ノット(時速100km前後でセスナ172の着陸速度とほぼ同じ) 

 

そばで見るとホントに大きな機体です

 

 

このような低速性能を実現できたのは60度という深い角度を持つフラップとその表面の気流が滑らかに流れるようにするBLC(境界層制御装置。フラップの付け根から表面に沿って空気を流す) を装備しているため、とのことです。

 

 

救難出動回数は約800回で、ほぼ同数の(2006.11現在のデータ) 

 

尊い人命が救われています

 

2009.6月現在ではさらにその数字が増えていることは言うまでもありません 

 

 


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2 コメント

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ありがとうございます。 (後藤)
2009-06-22 22:07:58
US-1Aを久しぶりに見ました。懐かしいかぎりであります。当時が思い出されます。私も10数回出動いたしました。そのうちの1回はNHKや民放テレビでも放映されたことがあります。今は与圧キャビンのUS-1もでき、まもなく第1線に配備され救難任務に就くことになります。明日は午前中は福島空港、午後は花巻空港に訓練で飛行します。卒業を2ヵ月後に控えた学生の訓練です。学生にエネルギーをもらいながら頑張ります。
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お気をつけて! (tomitoshi)
2009-06-24 06:06:41
US-1Aの操縦桿を握っていた頃の教官の姿が目に浮かびます。

学生の訓練に情熱を燃やしている今の教官の姿もまた同じように・・・

教官の教え子の一人として自分も頑張っていきたいと思います

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