山城めぐり(兄弟ブログ biglob)

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小倉城⑥

2018-06-05 20:17:39 | 山城ー武州
松江市史出版計画
通史編
通史編では、史料をもとに、松江市域を舞台に繰り広げられた壮大な人々の歩みや松江市域の歴史的特徴を描きます。

通史編の巻構成・出版計画は、次の通りです。
主な内容
1巻
自然環境・原始・古代
平成26年度(既刊)
古代出雲の中心地であった松江市域の新しい歴史像とその舞台となった自然環境
2巻
中世
平成27年度(既刊)
院政期から関ヶ原合戦までの松江の政治・経済・社会・文化・宗教など、最新の調査研究が反映された集大成
3巻
近世(一)
平成30年度(予定)
堀尾氏・京極氏・松平氏の藩政、城下町松江や周辺の在町の構造と特徴、そして藩内郡村の支配と自治についての最新叙述
4巻
近世(二)
平成30年度(予定)
村・浦の生業や市域の産業、人々の暮らし、宗教・医療、教育・文化についての最新叙述
5巻
近現代
平成31年度(予定)
明治維新から現代へ、松江の近代化の特徴を時系列で叙述
既刊・近刊の巻については、表のタイトルをクリックすると内容紹介のページに移ります。
なお、刊行予定年度は変更になることがあります。
ちなみに、以下の巻につきましては、当初の計画から刊行予定年度が変更されています。
3巻「近世(一)」、4巻「近世(二)」、5巻「近現代」
松江市史における通史編の執筆方針
「松江市史編纂基本計画」に基づき、松江市史の通史編は以下の方針で執筆されます。
史料編を踏まえて通史編を執筆する、つまり事実に基づいて過去を総括するという歴史学の学問的手法をとる。
現在の学問レベルを反映できる専門家に、歴史学研究の到達点を踏まえて執筆してもらう。
執筆にあたっては、松江市域という地域の側に視点を据え、全国的・世界的な視点から見た松江市域の持つ地域的独自性を解明すると同時に、松江市域の歴史をとおして日本・世界を問い直し、一方で日本・世界の歴史の中に松江市域の歴史を位置づけるよう試みる。


郭3から本丸東虎口へ

郭3の西奥には土塁で囲んだ一角があります。

郭3の東下腰曲輪、俯瞰図では郭3の北側斜面に四段の腰曲輪があったようです。

土塁の一角の西奥に土塁と本丸東虎口が見えています。

郭3と東虎口手前の郭とを隔てる土塁

東虎口

本丸に入ります。本丸も仕切りがあって二段になっています。

東虎口と南虎口とは土塁でつながっていて、石積がされていたそうです。

なぜか俯瞰図に描かれていない東虎口から北に10mほど先にある虎口

東下に下り横堀が守っています。

これを登れば本丸東下曲輪に出ます。

仮に北東虎口と名付けて、見上げています。

本丸東下曲輪

東下腰曲輪を北に進めば、本丸北虎口となり振り出しになります。

次回 青山城