今日、10年近く愛用していたブーツとお別れをしました。本当にお気に入りでこの10年近くの間に底を2回張替えました。しかしさすがに履きすぎて修理できなくなってしまったのです。私の20代を一緒に過ごした思い入れの強いブーツだったので、、、お別れするときちょっぴり涙が出そうになりました(T_T)
最近私の周りでは、「これは一生モノの買い物だ」という買い物をする人が多くなったように思います。もちろん洋服から家、はたまた配偶者(え?)まで、一生モノといっても色々なものがありますが、、、『10代、20代はとにかく新しいもの、自分が興味を持てるもの』を買っていた人たちが、その中から自分が一生付き合っていきたいモノに出会いそれを大切にしていくケース』、もしくは『10代、20代ではとても手が出せなかった上質の本物をやっと買えるようになったケース』など、様々です。
年をとった、といえばその一言で終わってしまいますが(`´)、私にはそれ以上に「一生モノを見分けられる、それを責任を持って大切にし続ける」人間としての器が大きくなったような気がします。それは『自分』というものをしっかり持てるようになったから、だとも思います。もしかしたら「一生モノを探し続けて一生が終わる」ということもあるかもしれませんが、、、早く一生モノに囲まれて生活できるようになりたいなあと素直に思います。