今日はワトソンワイアット社のナイトフォーラム(セミナー)へ。テーマは『「自己革新」経営の本質 ~新たな人材構想を自問する~』でした。
お話をされていた同社社長の淡輪敬三氏も「決定的な解決策がなくまだ模索しながらのお話です」とおっしゃっていた通り、現状を同氏なりに分析しそこから気づきを引き出すという感じでした。
中でも面白かった話が、同氏が多くの経営者の方とお話をしている中で最近話題になる「資本主義は終わりを告げた」というテーマでした。厳密に言うと資本主義の「資本」が「お金から人材へ変わる」ということ。人には意思がある以上、会社の思うようにはなかなかなりません。その中で上手く人材を育て、活かし、資産とできるかどうかは「人間力」ならぬ「会社力」の大きな判断基準となりそうです。人材主義の時代はこれからまだまだ試行錯誤しながらになりそうです。
私たちのようなこの世界に身をおく人間はますます気を引き締めて水先案内人になる必要がありますね。