親爺の徒然ぶろぐ

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立ち呑み

2010-06-18 | 居酒屋
「こんばんわぁ。」
「あぁ、いらっしゃい。今日はお一人。」
「えぇ。」
「生とぶつ盛りお願いします。」
「はぃ」
常連でもないのに常連面してしまいました・・・。



「今日はお客さん少ないですね」
「今日は朝から暇」
(流しちゃいました。ごめんなさい、マスター。)
「梅雨時はこんなものですかねぇ?」
「梅雨はそうだね」
「今日は鰯の煮たのがあるよ。(メニューにはないけれど)」
こういうお勧めをしていただけるのは常連に一歩近付いたかぁ?
「じゃぁ、後で戴きます」

この間、刺身のぶつ盛りの写真を先輩に送りつける。
解説は不要だ!



お刺身の2点盛りをつつきながらホッピーを飲んでさっと帰って行かれる方。
会話に盛り上がっていらっしゃる方。
ワールドカップ(アルゼンチン×韓国戦)をワンセグで盛り上がっていらっしゃる方々。
いろんな方が入れ替わり立ち替わり。

「マスター、そろそろ鰯お願いします。」
「あいよ」



時として、隣の方と話が盛り上がったりする。
「何をお召し上がりですか?」
「煮鰯です」
「メニューにはないやつかぁ」
「こちらにはよくいらっしゃるのですか?」
「週に1か2かな」
「けっこういらしてますね」
「あなたは?」
「この店の前は週に1回位は通るのですけれど一杯で入れないことが多いです。時間帯が悪いのかなぁ」
「そうだよね。多いときはすごいよね。」
「日本酒をお飲みですね?」
「そう、お魚には日本酒が合うよね。あなたは、さっきからビールをばんばんお代わりされているみたいですが、ビールがお好きで?」
「ビールは三度の飯より好きですね。」
「ビールは油もののほうが合いませんか?」
「魚にもビール、肉にもビール、ビールにもビールですね。」
なんて馬鹿話をしていると音もなく先輩が立っていた。
「ごゆっくり」と挨拶して、席を移動。
その方は、私が抜けた後は私の反対隣にいらした方と隣同士になったわけで、その方と話しが盛り上がっていました。その中で耳にした情報では、それまではこの方は私より年配かと思っていましたが、私よりもいくつも若いことが判明。自らの年齢を(自覚しているよりも遙かにいっているんだと)再確認した親爺でありました。

話を本道に戻す。

ビールをお願いする。
「なんだね、君は。今日はお利口さんに帰る予定だったのに、あんな写真を見せられては帰るに帰られないじゃないか。」
「またまたぁ、どうせどこかで寄り道してビールでしょ?」
「そう言うことではなくて、電話会議の途中にあんな写真を送りつけられては困ると云っているんだよ。」
「話をすり替えましたね。それに一応、予定終了時間の間際まで我慢したはずなんですけど。」
「ところで、これは煮魚(の残骸)じゃないか。さっきのお刺身と合わせると2品目か?ということは4杯は既に飲んでるな。」
「まぁ、そんなもんでしょう。」
「私のお魚はまだかね」
「へぃ、只今ぁ」



「君も食べなさい。」
「私はもぅ、結構です」
「じゃぁ、私が独りで戴くよ」
「もちろんです。先輩のために取って置いたものですから。」
「何を言ってるんだね君は、さっき頼んだばかりじゃぁないか。」



あっという間にラストオーダーのお時間。
どうもご馳走様でした。
@毎度の魚金ほんよこ店

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