東京リサーチ日記

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「トラブルを起こすつもりはなく、驚いている」

2018-06-18 00:00:00 | 情報・日記
 2018年6月18日、2012年17日午前6時20分ごろ、大阪(伊丹)空港の日本航空の保安検査場で、捜査のために中に入った大阪府警の私服捜査員が不審者と勘違いされ、同空港発の日航機の全便が一時出発を見合わせるトラブルがあったのだ。大阪府警や管轄する兵庫県警伊丹署によると、捜査員は府警本部の40代の男性警部補で、内偵捜査の対象者を追跡中だった。警部補は検査場の担当者に警察手帳を見せたうえで「緊急なので入らせてもらいます」と断って通過したというのだ。その後、警部補が検査場に戻らず、身体検査を受けていなかったため、「警察を名乗ったが、事前に連絡がなく不審だ」として、担当者から連絡を受けた上司が同6時50分ごろに空港警備派出所に通報。日本航空は安全確認のためにすべての搭乗手続きをいったん取りやめ、搭乗客を検査場の外に退避させたのである。警部補は2012年11月17日午前7時前に別のゲートから外に出て、大阪府警本部に戻っていたが、不審者騒動を伝えるテレビニュースを見て同派出所に連絡したのである。この事件で大阪府警は「入った場所と同じところから出るという認識がなかった」と説明した。警部補は「トラブルを起こすつもりはなく、驚いている」と話しているというのである。困ったものだ・・・(井森隆)