不正なＢ―ＣＡＳカード・・・

　２０１７年６月１８日、有料放送を無料視聴できるようにした不正なＢ―ＣＡＳカードを輸入し、使用したとして、大阪府警は２０１２年９月６日、不正競争防止法違反容疑などで大阪市平野区瓜破、会社員の男（当時３３）を書類送検したのだ。サイバー犯罪対策室によると、カードは通称「ＢＬＡＣＫＣＡＳカード」と呼ばれ、ＢＳやＣＳの視聴制限を解除することで有料放送が見放題になるというのだ。男は２０１２年６月、平野署に自首した。「インターネットのブログに輸入や使用方法が載っていたのを見て、台湾の業者から購入した」と供述しており、大阪府警はブログの運営者についても捜査したのだ。しかし、これは氷山の一角で、裏で不正なカードを使っている人が他に複数いるのかもしれない。もし自首しなければ、この事実が明らかにする事は難しいのかもしれない。この不正カードを撲滅するために新たなシステムを構築しなければならないであろう・・・（井森隆）