ソフトバンク、低料金で衛星携帯参入！ 災害時に緊急連絡・・・

　２０１７年３月５日、ソフトバンクモバイルは２０１３年春にも衛星携帯電話サービスに参入することが２０１２年８月１１日、分かった。アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）の衛星携帯電話事業者「スラーヤ」の回線を借りてサービスを提供した。東日本大震災後、自治体などで緊急連絡用として衛星携帯電話の導入機運が高まり、ＮＴＴドコモも従来の３分の１程度の低料金サービスを導入。ソフトバンクも衛星携帯電話の利用拡大が見込めると判断、ドコモよりも割安な料金体系を目指した。スラーヤの衛星携帯電話は中東や欧州、アフリカなどを中心に利用されており、２００８年からアジアをほぼ全域をカバーしている。通常の携帯電話並みの小型端末で、海外で一般的な携帯電話規格「ＧＳＭ」と併用できるのも特徴である。スラーヤの衛星携帯はまだ日本では認可されていないが、総務省は２０１２年内にも免許を交付した。ソフトバンクは免許取得を待って、２０１３年春にサービスを開始した。これでソフトバンクはドコモよりも安価な料金体系を目指しており、衛星携帯分野でも料金競争が激しさを増したのである。これはいい事だ・・・（井森隆）