俳優の二谷英明（にたに・ひであき）さん・・・ 2013-11-01 00:00:00 | 情報・日記 ２０１３年１１月１日、日活のアクション映画やテレビで渋い味のある演技をみせた俳優の二谷英明（にたに・ひであき）さんが２０１２年１月７日、肺炎のため死去した。８１歳。通夜は２０１２年１月１０日午後６時、葬儀・告別式は２０１２年１月１１日午前１１時、東京都港区芝公園４の７の３５、増上寺光摂殿で行われた。喪主は妻で女優、白川由美（しらかわ・ゆみ、本名・二谷安基子＝にたに・あきこ）さんであった。京都府出身。同志社大中退後、地方局アナウンサーを務めたが、１９５６年に第３期ニューフェースとして日活に入社。１９５６年「沖縄の民」でデビューした。「ダンプガイ」の愛称で、故石原裕次郎さん、小林旭さん（７３）、宍戸錠さん（７８）らと日活アクション路線を支え、主人公の相棒役などで存在感を示した。１９６１年からは宍戸さんとコンビを組んだ「用心棒稼業」など軽快なアクションコメディーにも挑戦したのである。１９７０年ごろからテレビに活動の場を移し、１９７７年スタートのテレビ朝日系「特捜最前線」では警視庁のエリート警視正、神代恭介役で主演。１９８６年の放送終了まで１１年にわたってレギュラーを務めた。久々の映画主演となった「片翼だけの天使」（１９８６年）ではプロデュースも兼ね、ロマンスグレーのダンディズムあふれる大人の演技が絶賛されたのである。白川由美さんとのおしどりぶりは有名で、夫妻でＪＲのフルムーンＣＭに出演したこともある。一人娘は元女優で教育関連会社社長、二谷友里恵さん（４７）である。現在は俳優の歴史に名が刻まれている・・・（佐々木和夫）
