東日本大震災は、防潮堤の過信から津波被害を広げたのだ・・・ 2011-05-18 00:00:00 | 情報・日記 2011年5月18日、東日本大震災は、防潮堤の過信から津波被害を広げたのだ。3メートルなら大丈夫・・・が被害を生んだ。過去に何度も津波を経験してきた岩手県沿岸部は各地で高い防潮堤を整備するなど対策を進めてきた。地震発生直後に気象庁がこの地域に出した大津波警報は高さ3メートル。「高台に避難しなくても安全だ」と考えた、という証言が相次いでいるからだ。一例として、岩手県陸前高田市の気仙小学校に避難した25歳の女性は「小学校は海抜10メートルぐらいで、ここに逃げればさすがに大丈夫だろうと思った」と話す。午後3時15分ごろに防災無線を通じて「6メートル」という数字を聞いた。「小学校まで来るとは思いもしなかった」。ところが津波はグラウンドの避難者を襲い次々にのみこんでいった。この女性は裏山を駆け上がり助かったのだ。今後は、情報を聞いたら、情報以上のものが来ると思わないと被害に遭わないように感じる・・・(佐々木和夫)