宮尾登美子さんの小説に「きのね」が有ります
上下2冊にもなる長い小説です
大変に興味深く読んだのを覚えています
そのモデルになったのが、今日亡くなった12代目市川団十郎さんのご両親だと言われています
勿論、飽く迄も小説だと言う体裁が取られています
内容は、亡くなった12代目が産まれた経緯を書いたものです
体の弱かった11代目は、療養生活をしていました
その身の回りの世話をするものが必要で、家政婦が雇われます
その家政婦の娘との間に産まれたのが、12代目市川団十郎さんだという事です
これは周知の事実だったようですが、市川宗家は「小説」ということで押し通したと言われています
でも、祇園の芸子さんとの間に隠し子が発覚した人も居るように
妊娠=結婚 とはならないのも、歌舞伎界では珍しくも無いのに
家政婦さんと結婚した11代目は、ちゃんとした人だった気がします
訃報を掲載した新聞にも、父親を早くに亡くし後ろ盾を失くして
随分と苦労が多かった人だとあった
「けなげだが生硬」「大器晩成」 ときつい評価にさらされたと言う
本来なら、歌舞伎界では母方の祖父からも教えを受ける事が出来るが
母親が、歌舞伎界とは無縁の人ならばさもあらんと思う
宮尾登美子さんは、12代目のへその緒を切った産婆さんにも取材したと言われています
面白いので、ちょっと読んでみるのも良いですよ
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大変に興味深く読んだのを覚えています
そのモデルになったのが、今日亡くなった12代目市川団十郎さんのご両親だと言われています
勿論、飽く迄も小説だと言う体裁が取られています
内容は、亡くなった12代目が産まれた経緯を書いたものです
体の弱かった11代目は、療養生活をしていました
その身の回りの世話をするものが必要で、家政婦が雇われます
その家政婦の娘との間に産まれたのが、12代目市川団十郎さんだという事です
これは周知の事実だったようですが、市川宗家は「小説」ということで押し通したと言われています
でも、祇園の芸子さんとの間に隠し子が発覚した人も居るように
妊娠=結婚 とはならないのも、歌舞伎界では珍しくも無いのに
家政婦さんと結婚した11代目は、ちゃんとした人だった気がします
訃報を掲載した新聞にも、父親を早くに亡くし後ろ盾を失くして
随分と苦労が多かった人だとあった
「けなげだが生硬」「大器晩成」 ときつい評価にさらされたと言う
本来なら、歌舞伎界では母方の祖父からも教えを受ける事が出来るが
母親が、歌舞伎界とは無縁の人ならばさもあらんと思う
宮尾登美子さんは、12代目のへその緒を切った産婆さんにも取材したと言われています
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歌舞伎の世界は、一般人にはあまり私生活の詳細が知られていませんね。
子孫が絶えないように、歴史も歌舞伎も後世に伝えられて、素晴らしいですね。
次々に、重鎮を亡くされていますね
歌舞伎界は、やはり特殊な世界だと思います
それで伝統も守られるのでしょうが
我々には、窺い知れないのも事実ですね