Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

母の再検査

2019-02-25 07:27:17 | 母便り
              暗みに浮かぶ 永源寺の 燈篭
                     幻想的で、美しかった

何か月かぶりの日曜日の休み
主人が退職してからは、日曜も祭日も、特に予定が無ければ シフト希望日 にしない
すると、日曜・祭日に休みが入る事はまず無い

 つい最近だが、日曜・祭日に 時給割増 が付いた
「きっとお前に給料を沢山くれるつもりなんだろう~~」
と主人は笑う

 昨日、主人とテレビを観ていて
「日曜日には、こんな番組が有るんだね」
な~んて思ったくらい久しぶりの日曜日休み

 丁度、昼食の支度をしている所に
母がお世話に成っている施設の看護師さんから電話
金曜日の 血液検査 の結果報告をして下さった
やはり、白血球が多くて 炎症 が有るようだ
熱も、38度少し手前くらいが続いている

 と言う事で、やはりCTなどの為に大きな病院に行く必要が有りそうだとの連絡
連絡を下さった看護師さんは、とても気さくな人柄
私が痩せた事も気が付いて、心配して下さった

 連絡を頂いた事にお礼を言って、電話を切った
主人にも、3月に入ったら病院までの付き添いを頼んだ

 しかしだ・・・・・・
CTで詳しい病名が解っても、結局は周りが納得するにすぎない気もする
何故ならば、父の時がそうだった
父も熱が下がらず、食欲も無かった
暑気当たりだろうと言われたが、一向に熱が引かない
妹は父を連れて、セカンドオピニオンを受けた

 其処での病名は 胆のう炎
余り痛みを訴えないので、最初の病院は気が付かなかったのだろう~と
紹介状と共に受診した大きな病院では
胆のう炎も有るが、最大の不調の原因は 大腸癌
胆のうを映すと、その後ろに隠れていた大きな癌が見つかった

 妹も私も、原因が分かって納得したが
88歳だった父に、病院は
「何もする事は無い」
と言った
手術も大量の麻酔で、途中で亡くなる危険の方が大きい
放射線も抗がん剤も、高齢者には使わないと・・・・・

 父は最後まで
「まだもう少し生きて、お前達娘や孫達と過ごしたい」
と希望していた

 高齢者の病は、きっと同じ扱いだろう
癌の進行と薬や手術の副作用を比べれば
何もせずにいる事が、一番長生きする

 しかしこのまま、原因も分からずに過ごす事は難しい
治療には繋がらないかもしれないが、やはり病名を知る為の検査は必要かと思う


根性の座った娘

2019-02-24 12:44:17 | ペット
                 神庭の滝に続く山道
                      雨の様に山から水が絶え間なく流れ落ちる


  
  (根性の座った目をしてますね~~爆)
づっと2代目までは、男の子のワンコだった
8年前、まりなに出会って初めて女の子と暮らし始めた
体も小さめだし、とにかく吠えない
友好的で、私達を噛んだ事など一度も無い

 去年の秋、彼岸花を観に行った時
沢山のカメラを持った人達に出会った
私も重い一眼レフを持っていたので、リードを握っていたのは主人
私はファインダーを覗いていて、後ろを歩く主人とまりなの様子に気付かなかった

 それが何かの拍子にふと振り返ると、何とまりながカメラマンに取り囲まれていた
主人は困った顔をしている
皆さんが狙っているのは、 彼岸花とワンコ
地面に寝転がっている方迄いる
低い位置から、ワンコと彼岸花の両方を捉えようと必死

 思わず失笑した
まさか私迄カメラを持ってその場に行く事も出来ずにジッと待って居た
やっと解放されて、私の近く迄来た主人が
「そのままジッとしてて下さいと言われて困ったわぁ~」
「だって、地面に寝転がっていたよね~」
2人で暫し、笑った
まりなは、ジッとしていたらしい
まりならしいなぁ~と思った

 その後、神庭の滝 に立ち寄り、まりなを連れて入山しようとすると
「野猿が出没します、ペットを連れての入山は危険ですので禁止します」
の掲示板
ワンコ連れの方は、暫し悩まれていた
車に置いて行くのを諦めて、滝を観に行かない方も居た
私達は、可哀そうだけれど車でお留守番をさせた
尤も、まりななら野猿等モノともしない気がするが・・・・・(根性姫ですから)

 良い子でお留守番をしてくれたお陰で、マイナスイオンを存分に浴びられた
渓流を流れる水音は、気持ちを和ませてくれる
滝の落ちる爆音も、気持ちが清々する

  
道端に咲く小さな花も、可愛い被写体になってくれる
座り込んでファインダーを覗く私を、主人はジッと待って居てくれた

お気楽が一番

2019-02-23 20:01:50 | 日記
 この写真の狸さん、可愛い
こんな風にホッとできるものが、最近のお気に入り
無条件に笑える アニマル動画なんかもう最高
居眠してこけそうになり、ビックリする姿に大笑い

 小難しい話やドロドロしたドラマ、観ません!
子供の虐待ニュース 観たくない
心の健康に悪そうなものをわざわざ観る事も無いさ~と
共に暮らす主人とも、なるたけ諍いを避ける
まりな は良い緩衝材になってくれる
天然キャラで、何時も私達を笑顔にしてくれる

 まりな! 後 8年はお願いしますね

 

産まれて死ぬ事

2019-02-22 07:38:42 | 日記
                      この滝は 神庭の滝(かんばのたき)
                   高さ110m 幅20m 西日本でも有数の規模の滝で神々しい
                   シャッタースピードを上げた設定 Tv で撮っています


 人は自分が産まれる瞬間を記憶して無い
死ぬときはどうなんだろう…・・・?
産まれる時,覚えてはいなくても母親が苦しむように赤ちゃんも苦しみながら産まれるんだろうか・・・?

 母の具合がづっと悪い
すっかり弱ってしまった
きっと祖母の様に長生きすると思っていた
今は・・・・このまま弱って行くのではないかと心配だ

 昨日、主人の親戚の人から連絡が有った
親戚と言っても、主人の父の従姉
主人は両親・兄・姉の全員を亡くしている
血の繋がった人はとても少ない

 確かにその親戚の人も、血は繋がっている
「頼れるのは〇〇君、あなただけなの」 と・・・・
しかし以前、入院していると言う連絡で病室を訪れた時も
「何か出来る事は有りますか?必要な物が有れば言って下さい」
と尋ねると
「それは、してくれる人が居るから何も無い」
と仰った

 その時の してくれる人 はどうしたんだろう?
とにかく一度、家を訪ねて来てくれと言う
主人も大変だ
自分の両親は亡くなっているのに、私の母をサポートしてくれている
その上に、親戚の人からの依頼

 結婚もせず、姉妹二人で気儘に過ごして来た
可なり大きな会社の正社員で、年金も問題無いと訊いた
90歳を超えた今、お姉さんは認知症でショートステイの体裁で施設に暮らす
妹さんは、退院後は自宅で過ごしている

 老後の心配が押し寄せて、何度も主人に電話が有った
でも今迄は
「気が向いたら一度家に来てね」
程度だったらしいが、今日はハッキリと
「血の繋がっているのは貴男だけなのよ」
と不安を訴えたと聞く

 上から目線を感じさせる態度の時は
「そんなに親しい人達では無いからなぁ~」
とか
「身内らしい事は何もして貰った事は無い」
と関わらない姿勢だった
最初は、主人にまでお金をチラつかせる様な言動が有った
きっと してくれる人 もそのお金に魅力を感じたのだろう
しかし数年が経ってみると、そのお金も色褪せて来たのかもしれない

 私も、死 は他人事や遠い未来では無くなった
自分にも迫り来る 最後の刻 を思うと
その人の不安や焦りが手に取るように解る

 人は最後まで 業火 を抱えて生きている

 


 

 

チョコレート菓子

2019-02-21 13:19:55 | クッキング
 バレンタインの時にだけ作るチョコレート
白は ホワイトチョコレートバー
黒は マンディアン

 ホワイトチョコレートバーは、米パフや洋酒に漬けた乾燥フルーツ・マシュマロなんかが入っている
切る時に、熱したナイフを使ってゆっくりと扱わないと崩れてしまう

 マンディアンは、何でもない様でいて結構扱いが難しい
ヴァローナ社の フェーブ マンジャリ  と言うフルーツの香りのするチョコを使う
テンパリングをするので、それがなかなか面倒
先ず、80度の湯でゆっくりと溶かす
チョコレートが50度になったら、氷水で28度に冷やす
28度に下がったら、直ぐにお湯で30~32度に戻す
チョコレートを丸型に流したら、固まらない内にナッツやフルーツを乗せる

 お菓子会社の板チョコなら別だが、製菓用はこうしないと ブルーム が出る
ブルームは、チョコレートの上に白く斑に浮かぶ
夏場、一旦溶けたチョコレートが白っぽくなるあれ
この2種類は、何時も好評なのだ
 

クリスマスローズが咲きだした

2019-02-20 19:16:11 | ガーデニング
 去年、一番花色の美しい株を増やしたいと思い 株分けしてみた
所が、そんなに甘く無くて分けた方も元株も弱って枯れる寸前に・・・・・
何とか持ちこたえてくれたが、弱弱しい・・・
蕾も上がってはいるが、咲かせるともっと弱りそうで悩んでいる

 それでも良くある紫色以外に3色が咲き揃った


 今日も暖かかった
まりなを表で遊ばせた
一昨日はご近所の方から おやつ をゲット
ちゃんとマナーをご存知の方で、勝手に与えたりしない
「良いかしら?」
と訊いてから与えて下さる

 体重が少し増えた
まりなと遊んだり、お花の様子を見たりするのが良いのだろう
カメラも久しぶりに、一眼レフを持ち出した
やはり画像が美しい

暖かく穏やかな日

2019-02-18 19:28:20 | ガーデニング
 風も無く穏やかな日差しに包まれた一日
先日、知人から頂いた ポリアンサ を植え替えた
自分が買い求めた薄ピンクの マーガレット も植え替え、汚れた鉢の洗浄も済ませた

 去年から霜よけに掛けていた ビニール も外し、日当りを優先にした
毎年、蕾を遅霜にやられ開花の遅れるマーガレットの為だったが
今年は杞憂に終わった

 転勤で空き家になったままのお隣
おじさんが施設に入り、こちらも空き家になった
誰かの車が帰って来るかと思うと、植え替えも隅の方で遣っていたが
今はそんな心使いも必要ない
出入り口に網を掛けて、ドッグラン 状態にして まりな を遊ばせながらの植え替え

 仕事休みの一日、久しぶりに心が安らいだ

 

複雑な思い

2019-02-16 08:57:29 | 日記
 昨日の テレビで紹介されたお店 に行くのにJRを利用した
JRに乗ると、おじさんの入った施設の直ぐ傍を通過する
その駅の高台に施設は建っている

 「もう落ち着かれたかな~?」
 「一人きりで居るよりも、寂しく無い筈」
 「結果的に、この方が良いんだ」

そんな思いに捉われた

 まだ車もそのままだし、家を出る時は主人と二人
「まだ隣に居らっしゃる気がするね・・・」
と話した

 そして往復共に、おじさんの今を思った
認知症になっても、当初は母に優しくされる様子に感謝した
それが何時しか、母を疎んじ始めた
その様子を見て、腹立たしさがこみ上げた
怒りが収まらなくなった
確かに人格が変わった様子が垣間見えた

 母が施設に入ってからは、疎遠になった
そのまま、和解できずに送り出した
後味の悪さに今も心は重いまま・・・

 しかし冷静に考えても、やはりそのまま認知症を発症されたらどうにも出来なくなる
身内がソッポを向かれている以上、誰もおじさんの終の棲家を決められなくなる
とても煩雑な事情になる事は予見できた
其の時に後悔するよりも、自分で決断できる今
終の棲家に移られる方が良い
其処で介護が必要になっても、そのまま継続して過ごせる

 自分自身への 言い訳 かもしれないが、絶対にその方が良い
母に対しては、トイレの世話も出来るし実際遣っている
しかし、どう考えてもおじさんのトイレの世話は出来ない
おじさんがそれを自分で理解して頂きたかった・・・・
とは思う


 きっとこれからも、JRで通り過ぎる度に同じ思いになるだろう
「後悔」 と 「これで良かったんだ」 と言う思いの狭間で・・・・

テレビで紹介された店

2019-02-15 21:41:07 | 日記
 先日テレビで紹介された   お店     ビストロ64に食事に行ってみた
幸運な事にもっと長い行列かと思ったが、10分も待たずに案内された
私達が並んだ途端に行列が長くなったので、本当にタイミングの問題だろう

 ただ、席が空いているのは カウンターの並び席 もしくは テラス席
うん?この冷え込む日に テラス?
店員さんは
「テラスでもストーブを焚いてますしそんなに寒くは無いです」
と言う
確かにビニールで覆われていて、入った時は意外と暖かかった
しかしいざ座ってみると、津々と冷えて来た
テラス席で受けてしまったのは、大失敗

 メニューのお奨めは ナポリタン と紹介されていたが
今日のランチメニューが、 豚肉の赤ワイン煮込み だったのでそれをチョイス
こっちは大当たり~♬
とても柔らくて美味しかった
パンとコーヒー・紅茶・ジュースが数種・サラダバー(レタスしか無かった)は、食べ放題
パンは美味しかったし、暖かいレモネードもとても美味しかった
味は合格点
問題は、やっぱりテラス席・・・・寒くて寛げない・・・・・
ストーブにとても近い席は、もう少しましなんだろうとは思う

 年齢層は圧倒的に若い女性グループ・若いカップル
もしくは私達の様に、主人がリタイヤした夫婦連れ
若い男性グループは居なかった

 何処にでも車で行きたがる主人
流石に三宮は、駐車場代が大きな金額になるのでJRを利用した
テレビでは美味しそうなコメントでも、実際はそうでもない事が有るが
このお店は、店員さんもテキパキしているしなかなか美味しい

正しかったと信じよう

2019-02-12 10:03:15 | 母便り
 最近のおじさんは、私が出勤した日に主人と話しに来る
初めは、私の 被害妄想 かも~って思っていたが
何事も冷静に分析する主人さえ、留守を狙う説 に異議を唱えない
完全に動きを読んで遣って来る
多分5分とは狂わずに出勤する私を観察していれば解るんだろう~と主人は言う

 つまり、おじさんの憎しみは私に集中している
人として、決して良い気分で無い
でも、誰かを恨まなくては堪えられない部分も有るだろう

 一年半前、私が強引に受診させなけば命を落としていた事は忘れたようだ
正月2日から、救急病院に付き添った事も
有休を取って入院させ、入院準備も全て遣った
退院の迎え・医師との話し合い・退院後の点滴の付き添い
して貰った事は全て忘れた
覚えているのは、私の口から
「そろそろ、今後のご自分の身の振り方を考えて下さい」
この言葉だけになっている

 そうなって身内に電話してみると、電話に表示される番号や名前で
受話器を取る事さえして貰えなかったそうだ
何をするのも身元保証人が必要になる
誰にも頼む当てが無くなった
(それも私の所為なの?)

 お金で契約して身元保証人になってくれる会社が見つかった
私も主人も、何時何時までに出て欲しいと決して期限は切っていない
恐らくは、義理の娘に追い出されかけているが当てが無いと言う事にしたのだろう
順番待ちを飛ばして、権利1位 にして貰ったそうだ

 今日、施設に持っていける範囲の道具が運び出される
そしてバレンタインの 14日 ご本人も入居先に行かれる
残った道具は、処分では無く 売ってしまった
10年使ったクーラーも
「俺が取り付けたから売って行く」
と言い放った
そしてこっそりと主人に
「風呂の給湯器もまだ使えるから買い取ってくれ」
と言ったそうだ
流石にそれは身元保証会社の人から
「〇〇さん、最初の給湯器を使われて故障したのですから替えた物迄売り付けるのは非常識です」
と窘められた
正式に契約して、然るべき補償金や敷金を預かり相場の家賃を頂いてはいなかった
固定資産税と火災保険代が賄える程度の家賃だけだった

 それでも、とても惨いことをしたようで、心が痛んだ
しかし、このまま我が家所有の家で 認知症・脳梗塞 等の病気になられ
自分の判断で終の棲家を決められなくなったら・・・・・・
其の時になって、身内の方から拒否されたら・・・・・
誰が終の棲家を決められるだろう
惨い様でも、判断力の残っている今
自分の判断で決めた所で、新しい生活を始められるのは正しい選択だと思う

 その選択をして貰う為に、母が入所した半年後に
「母も施設に入りました、おじさんもそろそろご自分の終の棲家を考えて下さい
母の様になったら、自分で決められなくなります」

 私がそう言った日から、私に憎しみを持ったのだろう
それが辛くて、大きなストレスになった
「例え今は憎まれても、誰かが言わなくてはいけない事だったのよ」
そう言う妹に
「だったら貴女が言って憎まれれば良かったのに・・・」
とも思った(苦笑)

あと数日になって思うのは
「これで良かったのだ、自分で自分の事が決められたし、電話も取ってくれない身内より
お金は掛かるけれど、身元保証会社も見つかった
私の判断は、酷い事のようで絶対に必要な決断だったのだ
私は心が狭いかもしれないが、母と不倫で駆け落ちした人の 「下の世話」 までは出来ないのだ
出来もしない事は、「引き受けられない」 と早くに意思表示したのは正しい判断だと信じよう

 人間には生きて来た道が有る
選んだ道で、決まってしまう事は有る
おじさんと母も、選んだ道に従って最後まで歩いて行くしか無い
そう思って、私も進んで行こう
後悔や自戒に囚われないで・・・・・・