赤石岳から聖岳への稜線
今年初めての山登りで伊那山地の最高峰である鬼面山へKMCメンバーと行ってきました。降雪後の為と急傾斜が多く、歩きにくい尾根コースでしたが、終始、中央アルプスと伊那の平野が背後にみながら、そして快晴という幸運もあって素晴らしい登行を楽しむことができました。というのは仲間の3人のことで、私となるとアイゼンを忘れて大変な苦労をしいられ景色どころではありませんでした。しかしようやく到達した頂上では南アルプス主脈の全山、中央アルプス、そして遠くは白山もはっきりと望むことができ、まさに絶景を堪能しました。地蔵峠からのトレースはなく、今日は我々だけの頂上でした。下りは何度もスリップしながらも無事に降りることができ、疲れましたが雪山を久しぶりに満喫できた1日でした。
コースタイム
虹川コース
第二駐車場まで入れず、時間にして10分くらいまえから歩行開始。
頂上まで約4時間30分。途中、アイゼン修理、他で時間を使った。
下り約2時間
赤布がなければ読図ができないと降雪直後のルートファインディングは苦労するかも。
反省
1.アイゼンを忘れたため、ストックを酷使したが夏用のストックは強度がなく折損してしまった。途中で貸していただいたAさんのブラックダイヤモンドの積雪期用のそれは重量はあるがとても強度が高くグリセードスタイルで体重をかけても安心できた。やはりいいものは信頼性が違う。ポールはブラックダイヤモンドかレキにがぎる。
なお、アイゼンがなくてもピッケルがあれば全く急斜面でも神経をつかうことはなかったと思う。
2.登り下りとも立ち木が頼りで手袋を酷使したらボロボロになってしまった。これ踏まえて新しいものは厳選しなくてはならない。
雪山感覚が鈍っていたので、ほかにもいろいろ反省点がありましたが、やはり雪山は最高です。
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