トジハジ日記

日記代わり、家族への発信用として利用させていただいてます。内容はいろいろですが登山が趣味で、公開は山行記録がメイン。

2024.5.24 丸黒山、十二ヶ岳、国見山(岐阜100秀山)

2024-05-26 14:48:03 | 日記

丸黒山頂上から槍穂高連峰を望む。

今日は所属する山の同好会の例会日だが、体調が相変わららず不調で迷惑をかけるのが気になり参加を辞退し、代わりに短時間で登れる山へマイペースで登って様子をみることにした。実に約1か月半ぶりの山歩きだ。
選んだ先は乗鞍岳近くの岐阜100秀山の中の一つ、丸黒山。Yamapコースタイムでは5時間41分となっている。国立乗鞍青少年交流の家が登山口で、登山道も整備されていそうで何かあっても安心できそうなコースだ。自宅を4時30分頃に出発。経費節約の為、高速は使わず一般道で約3時間後の7時過ぎに登山口付近の駐車地に到着。青少年交流の家は高山スキー場のすぐ先にあり自然豊かな環境の中にある。7時30頃に駐車地をスタート。通常は設置されている登山口の標識が見当たらず、しばらく登うろうろした。広々とした交流の家の裏の丘を進んでいくと林道に合流。さらに進むと登山届のボックスがあり、どこからアクセスするのか不明だが車なら更に奥まで進むことができる。林道終点は広々としており数十台でもとめることができそうなところだった。ここからは山道に入る。しばらく進むと日陰平山との標識のある分岐点に到着。ここまでの途中に一か所、道の脇に熊の糞らしきものがあった。日陰平山はパスしようと思ったが時間に余裕がありそうなので寄ってみることにした。道には笹が覆いかぶさっていたのでダニが心配になり(数年前にマダニに食われ病院でとってもらったことがある)、すぐにズボンの裾を靴下に中に入れ、首に巻いたタオルを肌が露出しないように巻きなおした。真新しい黒色の登山用ズボンは瞬く間に白くなってきた(帰宅して調べたらチビタケナガシクイムシの影響のよう)。7時45分に頂上着。展望もなくピークらしさはゼロ。頂上標識の写真を撮るとすぐに周回する形で元の登山道に戻った。今の時期は新緑の木々が目に優しく実に気持ちが良い。特にブナ林の中の歩きは格別だ。1時間ほど歩くと大きな山小屋が立っている広場に出た。地図で見ると平金乗越という場所らしい。小屋のマークは地図に載ってなかったので小屋の出現は予想外だった。中には入らなかったが立派な造りで、かなりの人数が収容できそうな建物だった。水場はないとおもっていたので2Lの水を持参したが、ここまでに水を補給できる場所は2か所あった。まだ順調そうなので休みを取らず先に進む。少し進んだあたりから急登がところどころ出始め、さすがにヘルニアの影響で心配していた左足が重だるくなってきて自分の足でないように感じ始めてきた。咳も頻繁にでるようになってきてつらくなってきた。暑さも影響も出始め、ついにもう少しで頂上だろうと思われる地点でたまらずダウンし腰を下ろして水分の補給をした。やはり体調は今一つだ。最後の登りに苦労していると突然、コーナーで単独の女性と出くわした。先方は一瞬ドキッとした様子だったが、黒サングラスに黒の覆面だったので表情はまったく計り知れなかった。最近は女性の場合、顔全体近くを覆う人が多いので顔の表情が分かず形だけの挨拶になってしまいがちだ。9時37分、まだかまだかと思っていた頂上にやっと到着した。頂上は広々としていて残雪の槍穂高連峰を見ることができて嬉しかった。帰りに途中にある小屋を少し過ぎたあたりで恐怖のハプニング発生。道脇の笹藪の中から、今にでも襲いかからんとする時のような獣の重量感のある唸り声が聞こえてびっくり。背中から襲いかかられる恐怖を感じながら数メートル過ぎたとき、ガサガサと音がしたので勢いよく振り向くと笹藪が数メートルほど揺れて唸り声の主が後退したのが分かり心底ホッとした。20~30mは意識してゆっくりと歩いた。あの威嚇の唸り声の獣はなんだったのだろう。熊以外には考えつかないのだが。その後は熊の爪痕が残っている木々がないか観察しながら歩いたがその痕跡のある木は見つけれなかった。
PS: この後、まだ日没まで時間がたっぷり残っていたので、同じく岐阜100秀山に挙げられている十二ヶ岳と国見山に立ち寄った。




丸黒山の頂上


十二ヶ岳の頂上から少し進んだ展望地




国見山の頂上


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