日記(9/16)
今日を記念すべき、アルゼンチン・デーにしようと思い立った。全米テニスのDelpotro、タンゴのPiazzolla。
1) 壁打ち。まっ昼間にラケットを持って、辻で壁打ちをするのはかなり勇気が要る。嘗て阪神に新庄選手って元ピッチャーのショートが居た。小さい時、朝から晩まで、家の裏の壁相手に毎日2000球(?)投げ込みをやってたそうだ。テニスも、コーチが居なくても、それ位の努力を10年継続すれば、確実にセンターコートに立つかも知れない。思い出すのは、中島敦先生の「名人」。材を中国の古典に採っている。漢語調・水墨画の幽玄世界。非常に痛快である。シュールのその緻密さが素敵だ。一種究極のロマン。漱石の「我輩は猫である」の諧謔にも通じる。最高の投手と言われる江川卓(ロシア文学に同姓同名の先生が居らっしゃる!)選手。リトルリーグ時代、天竜川(?)を越えるように石(球?)を投げ続けたそうである。500球・1000球。自分も天にボールを打つことを試みた。高層ビルでなければ、でも、青空は虚しい。ウォーターフロントか新宿高層、天に向けラケットで球を打ち上げる人を見るかも知れない。タンゴをスキャットして通り過ぎて欲しい。
2) 暫く、Perfumeに嵌っている。焦っている。対策として、取り敢えずLibertangoを聞くことにした。それから、Piazzolaの洪水にする。Satieやスクリャービン、バーンスタインの「ミサ」は?コダーイの無伴奏チェロ。何だったらバッハを投入してもいい、Perfumeを聞く時間は無い。ことにしよう。かな? っと。 …。エヘ、
3)・from “A Survey of Modern Algebra”
(Birkoff他、Macmillan)
§1.1のDef.はdomain Z[√2]
加法と乗法
(a+b√2)+(c+d√2)=(a+c)+(b+d)√2
(a+b√2)(c+d√2)=(ac+2bd)+(ad+bc)√2
結合・分配法則。キャンセレーションロウ。
・「高校入試トップ校レベル数学問題精講(代数(数式)編)(旺文社)」から
(問){(1+√2)^2-(√3-1)^2}
*{(1-√2)^2-(√3+1)^2}
(大阪教育大付属校(平野))
(コメント)
(解1){ }の中をそれぞれ展開。(解答)。
(解2)={①-②}*{③-④} と置く。①*③+②*④ は容易。
-{①*④+②*③}!。①*④ で押して行きたい。そこで、
②*③ の書換え。
=(1+√3-2√3)^2*(1+√2-2√2)^2
=(A-B)^2*(C-D)^2
=(AC-AD-BC+BD)^2
(AC)^2=①*④ なので何とか目的は達せられそうだが、最後の項
の計算は現実的でない!挫折。
中庸を採って、①*④の2乗の中を計算する。
1+√2+√3+√6
②*③の2乗の中は、
1-√2-√3+√6
それぞれの2乗をしりごみしないとしたら、余程計算に長けている。
だが、比較して
1+√6=a
√2+√3=b
と置くと得。に気付くと、
(a+b)^2+(a-b)^2=2(a^2+b^2)
後は指導の必要が無い!
(解3)a^2-b^2に気付く!
={(√2+√3)(√2-√3+2)}*
{(-√2+√3+2)(-√2-√3)
=(√2+√3)(√2-√3+2)(√2-√3+2)(√2+√3)
=((√2+√3)^2*(√2-√3+2)^2
={(a+b)(a-b+2)}^2 としても状況に変化なし。
解1の方針を採らなかったことを悔やむ?!
結局、簡単そうでそうでない問題。
(付け足し)①~④の組み合わせで、4種の積が出る。
それぞれの組みを解とする4つの方程式が出る。
x^2+ax+b=0
の4つのb。
最初から文字で行く!
(a^2-b^2)(c^2-d^2)
=展開して、整理して、結局
=(ac+bd)^2-(ad+bc)^2
の2abcdが消える、を中学生に見せるべきか?
・「入試問題集2009数学Ⅰ・Ⅱ・A・B理系」(数研出版)から
(問)(3-√3+√6)/(3+√3+√6)の分母を有理化せよ。
(09名城大・経営、経)
・「実力強化問題集数学Ⅰ+A」(文英堂)から
(問){(7+4√3)^n+(7-4√3)^n}^2
-{(7+4√3)^n-(7-4√3)^n}^2
を簡単にせよ。
今後、継続出来たら、このパターンで解説を行う予定。
今日を記念すべき、アルゼンチン・デーにしようと思い立った。全米テニスのDelpotro、タンゴのPiazzolla。
1) 壁打ち。まっ昼間にラケットを持って、辻で壁打ちをするのはかなり勇気が要る。嘗て阪神に新庄選手って元ピッチャーのショートが居た。小さい時、朝から晩まで、家の裏の壁相手に毎日2000球(?)投げ込みをやってたそうだ。テニスも、コーチが居なくても、それ位の努力を10年継続すれば、確実にセンターコートに立つかも知れない。思い出すのは、中島敦先生の「名人」。材を中国の古典に採っている。漢語調・水墨画の幽玄世界。非常に痛快である。シュールのその緻密さが素敵だ。一種究極のロマン。漱石の「我輩は猫である」の諧謔にも通じる。最高の投手と言われる江川卓(ロシア文学に同姓同名の先生が居らっしゃる!)選手。リトルリーグ時代、天竜川(?)を越えるように石(球?)を投げ続けたそうである。500球・1000球。自分も天にボールを打つことを試みた。高層ビルでなければ、でも、青空は虚しい。ウォーターフロントか新宿高層、天に向けラケットで球を打ち上げる人を見るかも知れない。タンゴをスキャットして通り過ぎて欲しい。
2) 暫く、Perfumeに嵌っている。焦っている。対策として、取り敢えずLibertangoを聞くことにした。それから、Piazzolaの洪水にする。Satieやスクリャービン、バーンスタインの「ミサ」は?コダーイの無伴奏チェロ。何だったらバッハを投入してもいい、Perfumeを聞く時間は無い。ことにしよう。かな? っと。 …。エヘ、
3)・from “A Survey of Modern Algebra”
(Birkoff他、Macmillan)
§1.1のDef.はdomain Z[√2]
加法と乗法
(a+b√2)+(c+d√2)=(a+c)+(b+d)√2
(a+b√2)(c+d√2)=(ac+2bd)+(ad+bc)√2
結合・分配法則。キャンセレーションロウ。
・「高校入試トップ校レベル数学問題精講(代数(数式)編)(旺文社)」から
(問){(1+√2)^2-(√3-1)^2}
*{(1-√2)^2-(√3+1)^2}
(大阪教育大付属校(平野))
(コメント)
(解1){ }の中をそれぞれ展開。(解答)。
(解2)={①-②}*{③-④} と置く。①*③+②*④ は容易。
-{①*④+②*③}!。①*④ で押して行きたい。そこで、
②*③ の書換え。
=(1+√3-2√3)^2*(1+√2-2√2)^2
=(A-B)^2*(C-D)^2
=(AC-AD-BC+BD)^2
(AC)^2=①*④ なので何とか目的は達せられそうだが、最後の項
の計算は現実的でない!挫折。
中庸を採って、①*④の2乗の中を計算する。
1+√2+√3+√6
②*③の2乗の中は、
1-√2-√3+√6
それぞれの2乗をしりごみしないとしたら、余程計算に長けている。
だが、比較して
1+√6=a
√2+√3=b
と置くと得。に気付くと、
(a+b)^2+(a-b)^2=2(a^2+b^2)
後は指導の必要が無い!
(解3)a^2-b^2に気付く!
={(√2+√3)(√2-√3+2)}*
{(-√2+√3+2)(-√2-√3)
=(√2+√3)(√2-√3+2)(√2-√3+2)(√2+√3)
=((√2+√3)^2*(√2-√3+2)^2
={(a+b)(a-b+2)}^2 としても状況に変化なし。
解1の方針を採らなかったことを悔やむ?!
結局、簡単そうでそうでない問題。
(付け足し)①~④の組み合わせで、4種の積が出る。
それぞれの組みを解とする4つの方程式が出る。
x^2+ax+b=0
の4つのb。
最初から文字で行く!
(a^2-b^2)(c^2-d^2)
=展開して、整理して、結局
=(ac+bd)^2-(ad+bc)^2
の2abcdが消える、を中学生に見せるべきか?
・「入試問題集2009数学Ⅰ・Ⅱ・A・B理系」(数研出版)から
(問)(3-√3+√6)/(3+√3+√6)の分母を有理化せよ。
(09名城大・経営、経)
・「実力強化問題集数学Ⅰ+A」(文英堂)から
(問){(7+4√3)^n+(7-4√3)^n}^2
-{(7+4√3)^n-(7-4√3)^n}^2
を簡単にせよ。
今後、継続出来たら、このパターンで解説を行う予定。