知人3人程で居酒屋に集合。軽く飲もうってことで。
私の目の整形手術の話題が一通り終わった辺りで、知人Aが語り出す。
「来年、娘を私立中学に入れようと思って…」神妙な面持ち。
私は独身だし、もう1人の知人Bは夫婦と猫で生活しており、正直他人んちの子供の話題はどうでもいい。
「やっぱ、塾とか行かせた方がいいのかなあ?」
「自信があるなら別にいいんじゃない」私はオールフリーを追加注文。
「塾に行かせるほど余裕がないんだよな」
「塾行く金ねーのに私立行かすのか?」Bが目を見開く。「わかっているのか?私立の学費」
「あんまり知らない」Aは続ける「俺、高卒だし私立行ってないからわからん。」
私はこの話題を続行したところで楽しく展開するとは思えず、
「当店一押しの『鶏の半身焼』喰おーぜ」と全く違う話題を振ってみる。
「おう、喰おーぜ」とは言ってくれたけど、娘の中学受験が頭から離れないらしい。
私はもうAを見限ってオールフリーと半身焼を堪能することにモチベーションをシフト。
「中学入学したらさ、もう受験勉強しなくていいんでしょ」
「親の面接がない学校を探しているんだよね」
「娘が地元の市立より都会の私立の方が格好いいって言ってる」
Bが「わかっているのか?私立の学費」ファイナルアンサー的に言い放つ。
「学費だけじゃないぞ。入学金とか交通費とか制服代とか」
「まあ、金なら何とかなるよ」Aは何故か照れたように微笑む。
そんな中半身焼登場。スタッフのお姉さんが切り分けてくれる。
今まで話に向き合ってきたBもビールと半身焼を堪能する方にシフトしてきた。
「なんかさ、中学受験を軽く見てない?」私の素朴な疑問。
「う~んどうだろ?」Aは首を捻りながら「まあ、流れだね」また微笑む。
こういう人の方が実は人生楽しいのかもしれないなあ…私の感想。
そんな私は「次は出汁巻き玉子だな」つまみの主導権を握るのでありました。
私の目の整形手術の話題が一通り終わった辺りで、知人Aが語り出す。
「来年、娘を私立中学に入れようと思って…」神妙な面持ち。
私は独身だし、もう1人の知人Bは夫婦と猫で生活しており、正直他人んちの子供の話題はどうでもいい。
「やっぱ、塾とか行かせた方がいいのかなあ?」
「自信があるなら別にいいんじゃない」私はオールフリーを追加注文。
「塾に行かせるほど余裕がないんだよな」
「塾行く金ねーのに私立行かすのか?」Bが目を見開く。「わかっているのか?私立の学費」
「あんまり知らない」Aは続ける「俺、高卒だし私立行ってないからわからん。」
私はこの話題を続行したところで楽しく展開するとは思えず、
「当店一押しの『鶏の半身焼』喰おーぜ」と全く違う話題を振ってみる。
「おう、喰おーぜ」とは言ってくれたけど、娘の中学受験が頭から離れないらしい。
私はもうAを見限ってオールフリーと半身焼を堪能することにモチベーションをシフト。
「中学入学したらさ、もう受験勉強しなくていいんでしょ」
「親の面接がない学校を探しているんだよね」
「娘が地元の市立より都会の私立の方が格好いいって言ってる」
Bが「わかっているのか?私立の学費」ファイナルアンサー的に言い放つ。
「学費だけじゃないぞ。入学金とか交通費とか制服代とか」
「まあ、金なら何とかなるよ」Aは何故か照れたように微笑む。
そんな中半身焼登場。スタッフのお姉さんが切り分けてくれる。
今まで話に向き合ってきたBもビールと半身焼を堪能する方にシフトしてきた。
「なんかさ、中学受験を軽く見てない?」私の素朴な疑問。
「う~んどうだろ?」Aは首を捻りながら「まあ、流れだね」また微笑む。
こういう人の方が実は人生楽しいのかもしれないなあ…私の感想。
そんな私は「次は出汁巻き玉子だな」つまみの主導権を握るのでありました。