朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

猛禽さんと暮らしてみて・・・コノハズクの飼育

2013-04-14 00:17:13 | ペット

やっとこ撮影許可を下さったヨーロッパコノハズクのすぴか。ファルコネストのイケメン先生すぴかは元気にしています。お世話になりました

コノハズク。すごいかわいいですよでもね、すごい繊細種類を選べば大胆でもっと・・・言葉が悪いんですが扱いやすい子はいます。けれど、ヨーロッパコノハズク、この種についてはナーバスです。はっきり言って、扱いにくいです。また、飼育法も種類によって変わってきます。このあたり、売っている店員さんが本当に詳しければいいんですが、そうでもないところが痛いです。

コノハズク。名前からして繊細な性質をあらわしていますね。気の葉っぱみたいな鳥さんということです。つまり木の葉のようなふりをしてやりすごそうと頑張っている、シャイな鳥さんなんですね。実際、自然界のコノハズク。あんまり見事に擬態してるので、探すの難しいですよ。探せば画像、いくらでも出てくるはずなので見てください。これ本当、びっくり

で、すぴかの飼育法ですね。以前も書いたので、重複するんですが、最近少し慣れてくれたので若干変化がありました。
すぴかはケージ飼育です。しかし、手で触れあうことは決してしません。そんなのすぴかにとってはただのストレスです。手に乗せたければ、別の種類を選びましょうね。ケージはできるだけ広いもの。特注で専用のケージを制作してくれるところもあります。私はファルコネストの先生に教えていただいたケージを使用。確かに使い勝手が良いですね。ただし、ロックするのに注意が必要。気を抜くとロックが甘い。すぴかは扉に蹴りをかますので、一度開いてしまったことがありました。これは厳重に注意。オプションでワイヤーのロックがあるので、使った方が安全です。

餌は昼と夜でしたが、今は夜のみです。内容は、以前はコオロギ、ピンクマウスでした。好きなものしか食いませんでした。これはいけませんね。栄養がかたよります。しかも高い今はホッパー(要するにねずみさんの子供で毛が生えてるの)とヒヨコを織り交ぜて。断然、ヒヨコが安いです。でもすぴかはヒヨコはあんまり好きではないです。それはきちんと食べますよ、お腹がすけば。でもやはり、ホッパーが好きときどきごちそうとしてピンクマウスを昼間に少し。おやつぐらいの感覚です。ハンティングの欲望を満たすのに活きたコオロギをケージに放すこともあります。

・・・要するに、ケージという空間に住んでいただいている以上、生活が平坦ではよろしくない、というのが今の私の考えです。人間だって、時々リフレッシュするんです。すぴかだっておんなじです。でも、それがストレスではいけません。楽しいことをさせてあげたいですね。コオロギ狩りは、本当に楽しいようです。食思低下など、「おんなじごはんは飽きました」の時にはすごい有効。しかし体調不良との鑑別は重要です。体が小さいので、余力がないのです。すぐに命に係わります。

じつはもう1羽猛禽さんがいます。アメリカチョウゲンボウの雄飛です。この子が来てから、不思議な現象が。ごきぶりさんが消えたんです。雄飛はファルコンスタンドに止まっていただいております。まあ、むきだしです。なんで、どうも・・・ごきぶりさんを・・・狩っていたようなんです。それで・・・おいしく食べていたみたいなんです。そしてあんなに憎たらしくしつこく出てきていたごきぶりがいなくなっちゃったんです。うれしいのか残念なのか。雄飛、どうでしょうかね

ヨーロッパコノハズクに似た種で、サバクコノハズクがいます。こちらの方が、性格が大胆で扱いやすいようです。実は並んで売られていたんですよ。でも、すぴかのほうが可愛かったのでヨーロッパコノハズクのすぴかを選びました。もちろん後悔なんかしていませんよ。でも、初心者で迷われている方がいたら、断然サバクコノハズクをお勧めします。

飼育本でどの種が懐くか書いてあるものも参考になります。でも、個体差はやはりあります。できれば何回かお店に通ってその子の特質を見るといですね。あとはやっぱり専門店。おすすめは猛禽屋です。行ってみれば分かります。しかし、猛禽屋さんに行くと、すごいたくさんの猛禽さんがお出迎えしてくれるので、迷っちゃいますよ私もハリス、欲しくなりましたから。むちゃくちゃカッコイイ茨城県にありますよ。ぜひ来てね