大女優と若手舞台俳優の恋 「リヴァプール 最後の恋」

恵比寿ガーデンシネマで上映中の「リヴァプール 最後の恋」
かつての大女優と若手舞台俳優の恋のお話。
実話です。
こういう映画 かつてはW•アレン作品を上映していた この映画館に 似合いますね。

ピーター•タナーという 若手舞台俳優と グロリア•グレアムという かつてのオスカー獲得女優との恋。
演じるのは、ジェイミー•ベルとアネット•ベニング。
ピーターの住んでいるアパートに グロリアが引っ越してきたところから 話は始まります。
積極的に迫るのは、グロリア。
この女優さん 4度の結婚暦があり、義理の息子と結婚していた時期もある。
凄腕です。
2人が出会った時 グロリアは50代中盤。ピーターは30歳近く下。
「あなたに、私は年上過ぎるの？」
と 訊ねるグロリア。
無言の彼に
「あなたは、間違えている」
と 一言。
貫禄勝ちですね。

付き合いが始まるのですが、彼女が病に罹ったことで、別れる。
彼女 ピーターに真実を打ち明けることが出来なかった。

病気が再発。
ピーターに連絡をとるグロリア。
最期の日々を共に過ごします。
そして•••.

間もなく還暦という アネット•ベニングが素敵でした。
誇り高い一方 ピーターの言葉に、傷ついてしまう弱さも持つ大女優役
まさに はまり役です。