プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ケラリーノ•サンドロヴィッチ作 坂井真紀出演「睾丸」

2018-07-27 11:24:43 | 日記
池袋シアターウエストで上演中の「ナイロン100°C 46th SESSION 睾丸」です。しかし、凄いタイトルですね 「睾丸」
女性客の姿も、数多く見られましたが、
「昨日 睾丸観てきた!」
と言ったら、頭オカシイと思われちゃいますよね^_^ 劇中 タイトルの意味分かるんですが、セリフは「キンタマ」でした。
タイトル「キンタマ」余計まずいか^_^

さて、物語。みのすけ 三宅弘城ら お馴染みナイロンの面々に坂井真紀 根本宗子らがゲスト出演しての公演です。
舞台は、1993年。赤本健三 亜子夫婦(三宅 坂井)は、かつて 一緒に学生運動を闘った仲。21才になる娘の桃子(根本)がいます。が、亜子には、新しい恋人が出来て、もう出て行くところ。そんな夫婦のところに、深夜 1本の電報が。
それは、彼らのリーダーだった七ツ森の死を知らせるものでした。かつての同士だった立石(みのすけ)夫婦 亜子の弟とその別れた嫁 さらに亜子の現恋人•••因縁浅からぬメンバーが集まり、話は過去と現在を行ったり来たりします。3時間超の長丁場でしたが、あっという間。この辺り ケラの作劇術は冴えています。
内容については、ケラの戯曲らしく入り組んでいますので、ここでは触れません。代わりに、劇中の 私のお気に入りのセリフを。
学生運動を共に闘った立石と赤本の会話。
赤「今の俺たちを、25年前の俺たちが見たら、どう思うかな?」
立「25年前の俺たち? 見せないよ!」



コメントを投稿