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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「柳家小三治追悼落語会」

2021-11-26 09:31:22 | 日記
昨夜は、日本橋三井ホールの「柳家小三治追悼落語会」行って来ました。
もとは、「小三治•三三親子会」として企画されていたもの。

早速、演目と演者
富士詣り 小はぜ
二番煎じ 三三
お中入り
粗忽長屋 小三治
(8月に京都ローム劇場で口演されたもの)
座談会 一琴 三三 三之助 小八(入門順)

やはり、眼目は中入り後。
8月のローム劇場での口演も、口調もしっかりしていて、十八番の演目だけに
素晴らしかった。
客席大爆笑でした。

座談会は、小三治10人の弟子のうち、下の者4人が参加。
「怖いけど可愛いらしかった師匠」について語る。
つい最近の話。
ワクチン射った師匠
「腕が痛いよ!」と、訴える。
と、三之助師
「師匠、射ったの逆の腕ですよ」

亡くなる前日も、師匠宅に呼ばれた弟子たち
「雨漏り直してくれって言うんですよ。で、直したんですが
確認しないうちに亡くなってしまった」
報道によれば、亡くなった当日も、歯医者に行っていたそう。
改めて、急死だったんだと思いました。

「もしものことがあったら、あまり、大袈裟なことはするな」
という師匠の教えを守って、もうこういう会は催さないとのこと。
三本締めで締めようとすると、袖の名物マネージャーから
「スペシャルゲストのコメントがあります」
流れてきたのは、国宝の
「頑張るよりほか、しょうがねぇ」というコメント。

ラストは、師匠のめくりを出し、愛用の湯呑みを出し、高座を設えて
客たちは、その写真を撮って家路へ。

良い追悼落語会でした。


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