シス·カンパニー公演「コペンハーゲン」観てきました。段田安則 浅野和之 宮沢りえの3人芝居です。核開発にまつわる話ということで、重そうなテーマで迷ったのですが、シス·カンパニーの公演ということで、行って来ました。やはり、予想通り、かなり難しい芝居でした。
物語は、1941年、ドイツ人の物理学者ハイゼンベルグ(段田)が、かつての師でもあるユダヤ系の物理学者ボーア(浅野)とその妻マルグレーテ(宮沢)を訪ねるところから始まります。ただ、時代は現代で、彼らは幽霊として登場。彼らは、原爆の製造などについて語りあいますが、物理用語なども多く、学生時代、死ぬほど物理が嫌いだった私としては、正直、その種の台詞が出る度に、思考停止状態となってしまい、しんどい状況でした。それを乗り越え、いよいよテーマは、「何故、ナチスは原爆製造に失敗したか」という本質に迫っていきます。ここら辺は、台詞の応酬に緊張感があり、非常に面白い。その中で、科学者同志の激論に収拾がつかなくなってくると、それを諌めたりして、緊張感を緩和させる妻マルガレーテを演じた宮沢りえが、存在感をみせつけてくれました。
物語は、1941年、ドイツ人の物理学者ハイゼンベルグ(段田)が、かつての師でもあるユダヤ系の物理学者ボーア(浅野)とその妻マルグレーテ(宮沢)を訪ねるところから始まります。ただ、時代は現代で、彼らは幽霊として登場。彼らは、原爆の製造などについて語りあいますが、物理用語なども多く、学生時代、死ぬほど物理が嫌いだった私としては、正直、その種の台詞が出る度に、思考停止状態となってしまい、しんどい状況でした。それを乗り越え、いよいよテーマは、「何故、ナチスは原爆製造に失敗したか」という本質に迫っていきます。ここら辺は、台詞の応酬に緊張感があり、非常に面白い。その中で、科学者同志の激論に収拾がつかなくなってくると、それを諌めたりして、緊張感を緩和させる妻マルガレーテを演じた宮沢りえが、存在感をみせつけてくれました。
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