鈴本演芸場 「三遊亭金翁 芸歴80周年記念の会 金翁ロードショー」

先月30日に開催された「鈴本30日会 三遊亭金翁芸歴80周年記念の会　金翁ロードショー」です。
チケットは売り切れだったので、配信で楽しみました。
まずは、演目と演者

洒落小僧　こみち
番頭を小僧に変えてのこみち版
加賀の千代　一之輔
ふぐ鍋　金馬
浮世節　橘之助
こみち　金馬も登場して、踊りをサービス
浮世床　扇遊
中入り
金翁師匠に伺う80年の歩み
聞き手　金馬　喬太郎
漫才　　ホンキートンク
午後の保健室　喬太郎
紙切り　正楽
景清　　金翁

やはり、お目当ては、中入り後の金翁師の歩みを辿るコーナーと
トリの一席。

12才で入門した当時の写真から
カメラ好きという師匠が撮った数々の仲間の写真。
まだ30過ぎたばかりの志ん朝師匠の貫禄たっぷりの姿に驚きました。
金馬を襲名したときの挨拶状。
圓生　正蔵　文楽　志ん生•••
と並んだ名前は、まさに昭和の落語史。
我々世代ですら、かろうじて記憶が残っているだけの
猫八　貞鳳　金馬の「お笑い3人組」
宝の山のような写真が、スライドとして流される。

「景清」
板付きで高座へ登場。
マクラで脳梗塞を患った後のリハビリに触れて
「最後にベロの運動をするんですよ。
でもね、みんなマスクしてるんだ」
は受けた。
30分以上の熱演は痺れました！