戦い終えて。

まもなく祭が始まります。
とか前回書いてましたが、想像以上に大変なもんでした。

とりあえず「いざ本番」と、お客さんの所へ向かったのが６日の金曜日。
週末中、それはそれはいろいろなことをちぎっては投げ、ちぎっては投げしつつ９日の月曜日。

「月曜日は無理だろう、火曜日には帰ってこれるかな。」
とか、行く前に話していたとおり、月曜日も泊まりに。

１０日の火曜日。
俺が行ってたところは落ち着いたので、同時進行で進んでいる他の拠点へ合流。
終わらず、宿泊。

１１日の水曜日。
幾分落ち着いてきたかとか思いましたが、もともと１２日からまた作業の予定が。
今帰るのも逆に疲れるので宿泊。
一緒に来てたメンバーは引き上げ、俺一人残される切ない状況＿|￣|○
多目に持ってきてた着替えが底をつき、洗濯。

この頃から、気づくと一点をじっと見つめていることが多くなってきます。

１２日の木曜日。
昨日、落ち着いたと思ってたのですが、またもトラブルが散発。
まあ、あまり重いもんじゃなかったので対応しながらつつ宿泊へ。

１３日の金曜日。
朝、ホテルの部屋から半ば放心状態で外を眺めていると、虹が出ておりました。



「ああ、まるで今日帰れるのを暗示しているようじゃないか。。。」
とか、万感の思いも抱きながら仕事へ。
午前中はまあ穏やかなもんで、予定していた作業をやっていたのでしたが、昼過ぎに事態が急変。
月曜日から使うというパソコンを、結構な台数今日中に設定しなければならない雲行きに。
しかかりの作業もあったので、会社へ救援を要請。
一時、「今日じゃなくとも良い。」という話になりかけたのですが、救援隊は既に高速道路上。
走り出したら止まらない状態の上司が逆にお客さんを説得し（？）今日中にやることに決定。

始まったのが遅かったので、当然終わったのも遅く、已む無く宿泊。
もはや、「明日は帰れる。」とか、希望すら抱かなくなっていました。

１４日の土曜日。
昨日設定したパソコンを、今日設置か？
とかいう案もあったのですが、とりあえずそれはなくなり、ようやく帰途へ。
それなりに頑張った俺を祝福するかのような大雨の中、自棄気味に歌いつつ戻ってきました。

ああ、家の布団の重さが心地いい。


一週間以上に渡る出張となりましたが、なんとか無事に帰ってこれました。
いや、辛かった。
何が辛いというと、みんな疲れてイライラしてきてるのがまた。
普段なら簡単に落ち着くような話も、なかなか伝わらない。
伝わらないから上司は怒る。
対する俺もなぜ分からないかと怒る。
他の人も作業をミスって怒る。
お客さんはそれどころじゃない。

あとは、会社の携帯と個人携帯がかならず同時に鳴る。
鳴らしているのは同じところにいる別の人。

そんなことがずっと続いた感じでしたかね。

残念ながら「達成感」みたいのはまったくないのですが、とりあえず、終わって良かったと思います。
終わったというか、今後も微妙に続いてゆくのだけれど(;￣ー￣A


余談ですが、昨日は上でも書いたとおり、久方ぶりの家の布団で眠りにつきました。
しかしながら、見た夢でまたもお客さんのところにおりました。
まったく疲れは取れませんでしたね＿|￣|○