苦節２０年。

こないだ勢いで新しいＰＳＰを購入してしまったのですが、やるゲームがない。

せっかく携帯ゲーム機なのだから、たまに暇潰しできるようなのはないかしら。

と思って探していたら、やはりいつの間にか購入しておりました。



「ファイナルファンタジー２」

これが俺にとっては結構因縁めいたゲームでした。

初めてやったのは、最初の「ファミコン版」が出たときなので１９８８年。

当時は小学生でしたが、友達が買ったのを借りてやったわけです。

しかしながら、当時のゲームとしては結構とっつきにくいシステムであったのもあって、なかなか進めない。

ようやく進んできたと思ったら、不慮の事故によりセーブデータが消失。

その後も、同じようにデータ消失が数回。

そのたびに仕方なく最初からやり始めたのですが、進んできたところで誤って先輩（とか、当時は呼んでませんでしたが）のセーブデータに上書きセーブしてしまうという快挙。

動転した当時の俺は責任をとって（？）自分のデータも消すという行動に。

まあ、先輩は既にクリアしてしまっていたので、

「ああ、別に良かったのに。」

とか、軽い反応でしたが。


その後は、「縁起が悪い」と離れてしまったのですが、むしろ「大人になってから」やる機会が何度かあったわけです。

やはり懐かしいですからね。

で、「ワンダースワン」という携帯ゲーム機版や、パソコンのエミュレータ版など、やったのですがやはり進まない。

「ああ、やはりこのゲームは俺には無理なのかしら・・・」

とか、思ってたわけです。


前置きが長くなりましたが、そういうところでこの「ＰＳＰ版」を購入したのです。

まあ、本読んでるのと同じ感覚で・・・

と空き時間でやり始めたのですが、これがいままでのが嘘のようにサクサク進む。

なんとなく難易度が低くなってるようにも感じましたが、特に詰まることもなく、一気にクリアしてしまったのでした。


上でも書いてますが、初めてやったのが「１９８８年」で、クリアしたのが「２００８年」。

実に２０年かかりました（汗）

くだらない話ではあるのですが、そう考えるとなんとも感慨深い感じがありますね。