新・tmoの今日の一発

こまかいところを、あえてつっついて楽しむところです。

クリスマスイブの思い出。

2007-12-24 22:16:36 | 今日の雑感
クリスマスイブです。おめでとうございます。

小さい頃、それはそれは楽しみなイベントでありました。

最近は、何やら身を切られるような寂しさを覚える瞬間がありますな(; ̄ー ̄A


それはさておき。

クリスマスイブというと、強烈な思い出があるのです。


あれは就職して、東京で一人暮らししてた頃でした。

当時もこれといって浮いた予定は無かったので、まっすぐ帰宅したのでした。


ただ、いつもと違ったのは、当時は同じく一人身であった先輩から、

「○○もう家にいんの?」

とメールが来たのでした。

「ええ、無論です。」

細かいやり取りは忘れましたが、先輩が尋ねて来るとのこと。

まあ、何もないよりはいいですかね。

というわけで、待っていたのです。

ちなみに先輩はもちろん野郎(; ̄ー ̄A


ややあって、玄関のチャイムが鳴りました。

こんな時間に尋ねて来るのは、連絡があった先輩くらいのもんですから、ドアを開けると・・・


サンタの衣装を身にまとった先輩が、

左手にケーキ、右手にフライドチキンを掲げ、

武蔵坊弁慶もかくやという仁王立ち。そして

「メリークリスマス」

と一言。

「うわぁ、サンタさんだ!!」

俺が両手で赤らんだ頬を押さえ、子供のように喜んだのは言うまでもありません。

今でも、その光景を想像するとあやうく号泣しそうになります。


・・・まあ、そこまでじゃないか(; ̄ー ̄A


それでもですね。

なんかこう、ものすごく悲哀に満ちたエピソードみたいですが、それはそれは面白かったですよ。

この聖夜に、敢えてボケきってみせた先輩の漢気(おとこぎ)にただただ感服したものです。

そして野郎二人、呪いの言葉を吐きながらケーキとチキンを喰らい、たいそう深酒をしたのでした_| ̄|○


「クリスマス当日に休んでしまうような奴は軟弱者だ。」

とか、日ごろから声高らかに叫んでいたもんですが、その年のクリスマス当日は休みましたね。

ひどい二日酔いで。