気になる写真!

このブログはその時々の好奇心で、気になった被写体を切り取り、・・・チョットだけ考えてみようと

早春の南の島

2024-02-15 | 旅行記

島の東側につき出した長さ1.8km、高さ20mの隆起サンゴ礁の岬。

駐車場の横にある案内板によると、 2007年に国の名称として指定され、日本都市公園100景に選ばれた。

常に潮風が強く吹き付けるため、高木が育たず、亜熱帯地域の風衝地特有の植物群落地が形成されている。

・・・高木が育たず・・・なるほど、他でよく見かける防風林は黒松が多いが、これらは計画的に植栽されている。

ここ宮古では、山は無く、従って川もない、最高地点が113m、平坦で低い台地である。

防風林はあまり見かけないが、椿の植え込みなどは、風よけに利用されているようでした。

・・・岸壁に打ち寄せる波は、飛沫となって?・・・、この日、波は比較的穏やかだった。

下の画像で、堤防がある漁港は保良(ボラ)漁港。周囲の海面の色が渋い緑色に見えます。

港内から船の進路となる航路の海底を掘り下げたのでしょう、エメラルドグリーンの道が見えます。

進路の先は、幅広の深い航路に接続して、・・・紺色の太平洋と合流しています。

坂道を下った所に小さな保良(ボラ)漁港がありました。釣りのレジャーボートなどが見えます。

こちらは、広角レンズの動画から切り出した画像です。

漁港から・・・画面をもう少し右側に振ると

サンゴの海底から無数の岩山が露出しています。沖合からの波は・・・波頭が低く穏やかです。

太平洋に出る航路の向こう側(東シナ海側)に岩礁地帯が見えます。

灯台からの眺望が分りやすいので、灯台の情報を

手前に立て掛けてある、案内板の情報です。

灯台の高さ、地上から約25m、水面から灯火まで約43mとあります。

では、灯台の左横を通り、岬先端の柵まで進んでみます。

東シナ海を見ながら、・・・一番先端まで、

眼下の景色がこちら、海底が見えます。

サンゴ礁がベースの島、川が無く、濁流が流れ込まなくて、透き通る濾過されたような海水が見えます。

次に、左を振り向き・・・先端からの東シナ海側の眺望です。

波頭の向こう水平線に岩礁(パナリ)が見えます。

広角の画面で

ところで、注意が・・・柵の周囲、足元全てがサンゴです。

地面は波打っていて、凹凸が大きく、足を滑らすと直ぐ擦り傷に見舞われる危険があります。

踵の無いサンダル、ハイヒール、底の平らな革靴などの方は、歩き難いので注意して下さい。

・・・灯台に戻って、ここは展望台まで97段のラセン階段を登ります。

有料です・・・数年前は¥200-のようでしたが、今は¥300-です。

上から階段を降りてくる人々、時間はPM4:30、1階のチケット売り場で、係員・・・今終了しました。

ダメですか?  係員・・・チケットは、片付けましたので終了です。

・・・では、チケットは無くてもいいし、領収書もいらない、5分で降りてきますが、だめですか?

OK とのこと。 2人分、600円を窓口に置いて、ラセン階段を駆け上がる。

一気に登った先の眺望です。

右端が岬の先端で、画面は大半が東シナ海です。

広角の画像でもう少し左のリーフ(サンゴの岩礁地帯)まで視界に入れましょう

名称は、パナリ干瀬・・・東西2km、南北1km 楕円形のリーフ。(低潮線保全区域)

このリーフが、かつて本島と陸続きだった、島民もいたとする説があるようですが、調査中のようです。

岬の先端から右に視線を動かすと・・・太平洋が ぐるり と広がります。

もう少し右に振ると、

雲が広がり、・・・太陽が雲間に、その右側は雨雲が スコールか? 急激に天候が変わる

ここにも、通り雨がパラパラと・・・手摺が濡れた、・・・少し明るくなった

本島側が見えてきた・・・

遊歩道の中央 奥左に駐車場が、右下には漁港が見える

これで1周、展望台から慌ただしく地上に下りた。

宮古島は、雨は降っていないとのことでしたが、道路が濡れていたので通り雨があったのでしょう。

南の楽園、心配事は天候でしょう。

台風襲来や温暖化による潮位の変化、海水温の上昇・・・地球規模の気候変動には敏感になります。


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