昨年7月から描いてきた『葡萄の塀』が完成しました。
P15号(653X500)と大きくはありませんが、月2回通うアトリエで、鉛筆デッサン10ヶ月、水彩の着彩4ヶ月、延べ60時間を積み重ねました。一枚の絵にこれほど時間をかけたことは、若い頃にも六十半ばで再開してからも、初めてです。
描けば描くほど、細部に眼を奪われ、全体のバランスが狂うジレンマを何度も繰り返し、ある時から「写生」を離れて、枝葉(文字通り枝と葉)を省いて、「創作」に転換してから、ようやく完成イメージが掴めたことは、得難い体験でした。
普段は、20-30分の鉛筆デッサンや、90-120分の水彩風景画が多いのですが、こうしてじっくり制作に向き合うことも、脳トレにとても良いと実感したので、これからも年に何作かのペースで続けようと思います。
P15号(653X500)と大きくはありませんが、月2回通うアトリエで、鉛筆デッサン10ヶ月、水彩の着彩4ヶ月、延べ60時間を積み重ねました。一枚の絵にこれほど時間をかけたことは、若い頃にも六十半ばで再開してからも、初めてです。
描けば描くほど、細部に眼を奪われ、全体のバランスが狂うジレンマを何度も繰り返し、ある時から「写生」を離れて、枝葉(文字通り枝と葉)を省いて、「創作」に転換してから、ようやく完成イメージが掴めたことは、得難い体験でした。
普段は、20-30分の鉛筆デッサンや、90-120分の水彩風景画が多いのですが、こうしてじっくり制作に向き合うことも、脳トレにとても良いと実感したので、これからも年に何作かのペースで続けようと思います。