昨日、《第52回多摩美術家協会展》を見てきました。最終日の夕方で、折しもギャラリートークを開催中で、作者ご本人が自作について語る貴重な場面に巡り合い、後半の1時間ほど、作品の意図や制作の苦労や完成の歓びなど、思わず我が身に引き寄せて共感しばし、得難い時間を過ごすことができました。
帰宅してホームページを見たら、〈多摩美術家協会〉は1971年・多摩市誕生の年に、「多摩市在住の(プロの)美術家が美術文化の発展に寄与するという志をもって発会した」のだそうですが、会場には若い会員が何人もおられて、半世紀を超えて今なお多摩地域の中心的美術創作活動を担っておられることに敬意を表するとともに、我が同好会もかくありたいものと羨ましくも励まされる思いで会場をあとにしました。