今日の一枚

前回は雨で流れてしまったので、一月振りのスケッチ例会、まだ遠出は避けて南大沢の都立大学でした。

　しかし、キャンパスは今もコロナで立ち入り禁止。シンボルの光の塔も修復工事でビニールシートに覆われていて絵にならず。やむなく近くの公園で、桜が涼しげな影を落とす初夏の原っぱを描きました。

　　　

　描いている途中に、高校のクラス会の持ち回り幹事から、そろそろ開いて誰かに幹事を譲りたいと〈泣きのメール〉が入りました。クラス会もサークル活動も、いつから元の姿に戻すのか、戻せるのか⁇  ソワソワ・ウズウズの今日この頃ですね！

強い日差しを避けながら、今日の一枚。

描く予定だった1991年移転時からのシンボル、日時計・振り子時計・アナレンマを組み込んだ《ひかの塔》。

《みち》

「たびびとの　とおった　みち　なみが　あとかたもなく　あらってしまう」

　堀文子『みち』より（ 模写 by 久世樹）

《いのちの保育園》

昨年の〈五月雨庭はいのちの保育園〉から丸一年、今年も五月晴れのいのちの保育園は元気いっぱいです。

《五月晴れ》

〈夕凪や釣り人うたた寝五月晴れ〉【久世樹】

　『五月晴れ』は、旧暦皐月（今の6月）の「梅雨の晴れ間」の謂とか。

　一週間振りの散歩道の海釣公園では、ベタ凪に諦め顔の釣り客をよそに、鳩たちが”最後からニ番目の恋”を忍んでいました。

脳の助っ人、新調

脳の外部記憶装置を新調しました。

　10年前、これからは仕事を離れて生きようと、パソコンを長年使い慣れたwindowsからmacOS に乗り換えて、iPhoneとリンクして音楽や写真などを楽しんできました。ところが最近、コロナに感染したわけではないでしょうが、起動時に何度もダウンして立ち上がらず、Appleストアに持ち込んで診断してもらった結果、「9年目ですよね。バッテリーが寿命です。車のエンジンに当たるハードディスクも耐用年数は5年で、修理代は6-7万円を超えるでしょう。」と、買い替えを勧められました。

　あれこれ思案の末、10年振りでMacからwindowsへ乗り換えることに決めました。今やほとんどの用はスマホで済む時代となり、果たしてPCでなくてはできないことは何かと冷静に棚卸ししてみたら、残るのはキーボードを使って打ち込む改まった文書作成と家計管理などの表計算に限られることが明らかになり、迷わず最新のwindows11&office2021搭載のタブレットPCを選びました。私は動画もゲームも要らないので、メモリーもストレージも最軽量スペックで十分。買い替え費用はMacBookの半分で済みました。

　親しい大学時代の友人に聞いたら、ほとんどが4-5年で買い替えているとか⁉︎  どうやら、年々衰えゆく我が脳の助っ人のメンテナンスは今やスマホと一緒で4年が限度のようで、遅きに失したようでした。