《嵐の前触れ》 2024-08-30 17:19:00 | 作品 嵐の迫る3日前の高麗山頂(湘南平)より 雨台風で巣篭もり4日目ともなると、さすがに足腰ばかりか口も意もバラバラに乱れそうになるのを、かろうじてお絵描きで整えて、雨過天青を待つばかりです。
《夏の終わりのハーモニー》 2024-08-24 22:59:00 | 作品 〈天骨盛り夏の終わりのハーモニー〉【久世樹】 8月2回目のスケッチ例会も、前回に続いて涼しい室内で静物写生でした。最晩年の子規が病牀六尺で描いた『菓物帖』に倣って、季節の野菜果物を無造作に並べて、集中力が切れるギリギリまで2時間半ひたすらに描いて、帰宅して夕飯後にもう一度見直して、やはりもう一筆加えて、今年の『夏の終わりのハーモニー』としました。
《野の百合》 2024-08-17 15:19:00 | 作品 盆明けの今日の一枚。 山道に咲く白百合を手折って帰り、花瓶に挿して写生していたら、ふとこの句が浮かび、描き終えて庭の隅に挿して弔いました。〈手に取るなやはり野に置け蓮華草〉【滝瓢水】
《百日紅》 2024-08-10 23:25:00 | 作品 今日の例会は、猛暑と驟雨と地鳴の野外スケッチは避けて、エアコンの効いた公民館で、季節の草花や野菜果物などを思い思いに描きました。私は、猫の額の我が家の庭先に実り始めた青柿を描きました。背景は、本当はこれを描こうと今朝手折って持って行ったサルスベリの面影です。真夏に長く咲き誇る百日紅も、さすがに盛期を過ぎたか、わずか15分持ち歩いただけで、花弁の大半が散り落ちてしまいました。明日は我が身⁉︎