@PAYASO

少しだけ更新再開してます(愚痴オンリー)

もううんざりなのです。

2022年02月11日 | Life

オリンピック見てますか?
連日、日本人選手だけではなく世界の素晴らしい演技や競技を目の当たりにできて幸せな感じがします。

・・・と、前向きに書き始めたブログですがここまでで限界でした。
オリンピック、ワールドカップ。大型スポーツイベントが大好きです。親の介護のために横浜から地元に戻って18年、もう少しで丸19年になりますが、この19年間の数少ない楽しみの1つが定期的に訪れるこれらの大型スポーツイベントを見ることでした。夏季オリンピックがあると翌年は何もない年としていました。冬季オリンピックとワールドカップがあった翌年も何もない年・・・そんな風に過ごしていたらあっという間に19年です。びっくりしますよね。

僕は頭が良くないしスポーツもできない、手先も器用じゃないのですが好奇心だけは小さい時から人一倍ありました。

だからいつも何かしら目標か目的があってそれを目指して頑張っていました。
でも、根性がないからすぐにへこたれてしまうのです。こんなんではダメだ!!なんて強い気持ちこそなかったですが、写真学校で学んだことによってあちらこちらバラバラに向かいがちだった好奇心が、なんとなーく1つにまとまっていきました。

センスがなくて作家としても職業写真家としても生きていくのが難しいと感じた時に、もっと頭を良くしよう、もっと理論的になろう、もっと自分の中に1つ芯を作ってそれに基づいて考えることにしよう・・・そんな風に思いました。そこで始めたのが心理学を学ことです。心理学については浅くしか学びませんでしたが、物事をどんなふうに考えればいいか、どんな風に整理していけばいいか、そんなものができたように思います。

普通の人よりも行動などが遅くはありましたが、自分の生きる道が見つかったように思いました。

作家になれなくても、写真で稼ぐことができなくても自分なりの作品を作って、しっかりとした理論や思想の元に写真を地道に発表していけばいい、そんな風に思ったものです。

 

そんな時に実家に戻ることになりました。

自暴自棄な感じになった時期もあったし、好き勝手やって親に迷惑かけた時期もありましたが、僕なりに頑張ったなーって思います。
やりたいことや将来の不安をグッと飲み込んで家のことをやってきました。母が闘病生活に入った時は母を失うという不安を飲み込んで明るく1年頑張りました。母がいなくなって親父を1人で面倒見るようになってからは、何度も喧嘩したし投げ出しそうにもなったけど、それでも5年頑張りました。
親父が去年の10月に死んで4ヶ月になりますが、忙しい時期もあったし、気を紛らわせるために家の片付けに没頭した時期もありました。好き勝手にゲームやったりアニメ見たり映画見たりで時間を潰したこともありました。

気がつけば、これからの目標って何かな?生きる目的って何かな?って考えるようになりました。


それでも自分が生きる分だけ稼がなければ!!って、あれこれ考えて行動に移したりもするのだけど、自分にそれができるのか不安になるし、そんなことに時間を潰してしまって虚しくなったりもします。

あ、自分は写真がやりたかったんだって思い出しても、いつか写真作品を作りたい、個展をやりたいって思いはどこかにいってしまったし、19年もの間離れてしまった写真をまたやるっていう気力はもう無くなってしまいました。方法もわからない、そもそもカメラもないしね。

 

哲学じゃないのですよ、現実問題なんですよ。

自分が生きる理由って何?

って。

生きるために生きるってわけわからなくないですか?

それでも生きなきゃならないんだよ、働かなきゃならないんだよ、前向きにならなきゃいけないんだよって言われるのかもしれませんが、実際、今の自分の立場になってみるとなーんもわからなくなる人ってたくさんいると思います。

欲しいものを買うために稼ぐ、ご飯を食べるために稼ぐ、生きるために稼ぐ?好きな人と一緒になるために稼ぐ、誰かのために生きる・・・

 

自分にはなーんもないですよ。

さて。

お腹が空いてないけど、兄貴はご飯を食べなきゃならないからご飯を作りますよ。