お医者様に何を伝えるといいのか。
いつも悩むところです。
以前、「白い巨塔」を読んでいたら、
『主訴』
という言葉が出てきていました。
患者の容態で中心となる部分のことのようです。
例えば、「頭が痛い」となると、
先生方はそこから何種類もの病気を推測し、さらに問診したり、検査したりして、病名や治療を決定していくそうです。
スーパードクターと言われる人ほど、あらゆるパターンの病気の中から考えることができるそうです。
でも、いつもこういうわけにはいかないですよね。
また、別の症状を併せ持っていると、それに目がいってしまって、総合的に考えてもらうことが難しくなります。
また、年齢や性別、生活環境からの思いこみのようなものも邪魔をすることがあるかもしれません。
(この年齢ならこの病気になることはないだろうという先入観など)
最近ニュースになった、妊婦受け入れ拒否の事例にも、こういう面があったと思います。
きっと妊婦さんは、激しい頭痛をうったえていたでしょう。さらに他にも症状が出ていた。
それを診た先生は脳内疾患を疑って、受け入れ先の病院を探した。
でも、受け入れ先の病院の先生達には、脳内疾患の認識はなかった。
情報伝達の難しさを改めて思います。
お医者さん同士でさえこんなことが起こってしまう。
私はいろいろ事情があって複数の医療機関にかかっています。
それぞれの場所で受けた治療について、紹介状を書いてもらって次の場所へ行きますが、それだけでは不十分なことが多いです。
それを補う説明を私からもしますが、そのときにどこまで詳しく話せばいいのか、いつも悩みます。
また、何か気になる症状があったとき、どのタイミングでいくかも悩みます。
これぐらいなら来なくてもいいのに、と言われたこともあるし、
もっと早く来ればいいのに、と言われたこともあります。
じゃあどうすればいいのぉー!って思ったこともありました。
最近は思ったようにするようにしています。
自分が行こうと思ったときに行って、診察を受けます。
話しておいた方がいいと思ったことは聞かれなくても、どんどん言います。
細かいことを気にしていたら、動けなくなってしまいます。
自分の身は自分で守らねば!
その手助けをお医者様にしてもらうように考えていこうと思います。
私は大学病院で手術したまま、その病院で不妊治療に入りました。
ここで出産までねばろうと決意しています
ただ、クリニック時代に受けた検査ももう一度大学病院で受けさせられたり・・・ちょっとうむむ・・・って思ってしまう。
一つの病院で診てもらうほうが便利なんだなーって思いました。
それができない場合できるだけ先生と話してコミュニケーションを取る必要があるんでしょうねぇ(本当は患者が、ではなく、医師がコミュニケーションをとるべきと思うが・・・)
私は以前、
「なんでそんな治療を受けたんだ。あんたの体なんだからあんたがしっかりしろ!」
と、ある先生から怒られたとがあります。
治療に受け身になるなってことなんでしょうけど。
でも、その病名を聞いたばかりでショックを受けているところで、こういう治療になりますよって言われたら、受けちゃうよなぁって心の中で思ったことがあります。
私もがんばるので、先生達もしっかりがんばって!
っと言いたいです。