ちるちる奮闘記

子宮体がん(G1 1a期)、不妊治療(PCOS)、流産(頸管無力症・胎盤ポリープ)から妊娠・出産。2児育児中。

不妊治療中の子宮体がん検査

2011-04-23 | 第1子不妊治療(多嚢胞性卵巣・体外受精)
不妊治療中も3ヶ月に1回、子宮体がんの細胞診を受けなければなりませんでした。


細胞診でも子宮内膜に傷がつきます。
だから細胞診をした周期では体外受精できません。


そうすると、3か月のうち1カ月、不妊治療ができないことになります。
毎月不妊治療を受けたい私は、検査を受けるタイミングを考えなくてはなりませんでした。


体外受精の判定が出た後、数日で生理が来て内膜がはがれ落ちます。
そのわずか数日をねらって子宮体がんの細胞診を受けました。
そうすれば翌月に新しい内膜で治療が受けられます。


私の場合子宮体がんの既往症があるため、不妊治療先では検査してもらえず、ずっとがんの治療でかかっている先生のところへ予約なしで行ってしてもらいました。
曜日が平日ならいいのですが、土日をはさんだりすると生理が来ないかドキドキしながら、急いで通院してました。


時には診察待ちの間に生理が来てしまい、せっかく病院に行ったのに検査できずまた来月に延びてしまったときもありました。


3ヶ月に1回の定期検査は私の命綱のようなものなので、こればっかりは不妊治療よりも優先させなければならないので、スケジュールが合うかどうかなかなか大変でした。


幸いにも結果はクラス1か2でずっときていましたので、不妊治療に専念することができました。

繰り返した体外受精 その1

2011-04-15 | 第1子不妊治療(多嚢胞性卵巣・体外受精)
今回の出産に至った経緯を少しずつまとめていきます。



前回の初期の流産以降、2ヶ月間をおいてまた不妊治療に入りました。

私の場合、子宮体がんの再発の危険性があるため、間をあけることができません。

一日でも早い妊娠を目指して、繰り返し繰り返し治療に取り組むしか道はありませんでした。


精神的にも肉体的に経済的にもきつかったですが、妊娠をあきらめない限り、休むことはままなりませんでした。




この時点で凍結した受精卵が1つ残っていました。

グレードはB。

今までAばかりだったので、あまり期待せずにいました。

結果はやっぱりダメでした。




この時までに凍結杯の体外受精は4回。


1回目→妊娠(21週 頸管無力症にて流産)

2回目→着床せず

3回目→妊娠(胎嚢が確認できたのみ)

4回目→着床せず




凍結した受精卵が全てなくなり、また採卵することになりました。

生きてることの確認

2011-04-11 | 第1子出産後
この子のお兄ちゃんはある日突然空に還って行きました。
大切な存在を突然失う恐怖が常に心にあります。

この子が生まれてからも、静かに寝てるだけで呼吸してるか不安になって、手を当ててみたり顔を近づけたりして何度も確認しました。
30分に1回くらいはしてました。
今は少しは落ち着いて、一日に何回かくらいになりました。
声が聞こえていれば一安心。

いつこういう気持ちから解放されるのかなぁ。
自分の気持ちの持ち方次第なんだろうけど。

命を守り切れなかった無力さが常に心にある。
欠点だらけの自分の体がイヤでイヤで仕方なかった。
この子を妊娠してから出産まで毎日どころか毎時間、毎分の単位で怖くて怖くて仕方なかった。
だから無事に産めた時にはうれしかったし、何よりもほっとした。

生きていてくれるだけでほんとにうれしい。

母乳育児

2011-04-07 | 第1子出産後
子供も生後3か月になりました。
母乳育児で育てています。
母乳をあげることで出るホルモンが子宮体がんの抑制によいみたいです。
ヒスロンを飲むのと似た効果があるみたいです。
授乳中は生理が起きず、子宮内膜が増殖する期間がないですから。
なので普通の人以上におっぱいを一生けん命あげているかも。


産後すぐはなかなか十分な量が出ませんでした。
やっぱり私の体って無理して産んだようなものだから、おっぱいもなかなか出ないのかなぁと落ち込みました。
でも、2か月の途中から出がよくなってきて、ミルクなしでいけるようになりました。


喜んだのもつかの間、今度はおっぱいがつまるようになってしまいました。
あわてて桶谷式の母乳マッサージを受けに行きました。
そこでは3時間ごとの授乳、3分ごとの左右の入れ替えなど指導を受けました。


私は体質的におっぱいが詰まりやすいみたいです。
以前に高脂血症と言われたことがあって。
血液がドロドロになりやすい人はおっぱいもドロドロになりやすいみたいです。


今は言われたことを守り、夜中も3時間ごとの授乳を続けています。
子どもは寝たままでおっぱいをくわえさせています。
眠すぎて飲んでくれないときには搾乳をしています。


おっぱいの質をかいぜんするためのハーブティーも飲んでいます。
ネトルとリンデンというもの。
これを飲むようになっておっぱいが詰まりにくくなったように思います。


自分の病気の再発予防のためにも、できるだけ母乳育児をがんばろうと思います。

ブログを見に来て下さってありがとうございます。

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