『白い巨塔』。
今さらだけど読んでみました。
ずっと読みたいなぁとかれこれ何年か思っていたんですけど。
読むにも体力のいる作品なので、(オーバーな)
心身の余裕があるときに読みたいと思っていて。
う~ん、おもしろかったぁ。
さすが大作。
めちゃんこ読み応えがありました。
読み出したら止められず。
病院の待ち時間でもこっそり読んでいて、
まさに白い巨塔の中で「白い巨塔」を読んでるって思ったりもしました。
何読んでるか分かったら、いやな顔されちゃうかなぁって、
ちょっとどきどきしながらも、
先が知りたくて読むのがやめられないって感じでした。
山崎豊子、すばらしいです。
今度別の作品も読んでみよう。
もちろん、小説通りではないと思いますけど、
現実にあった医療の問題や大学病院の実態を突いていると思うと・・・。
う~ん。
いろいろ考えさせられます。
一つ言えることは、
患者自身も自分の病気についてよく勉強して、よい先生を探し求めることなのかなぁと思いました。
なかなか里見先生のようなタイプの先生にはお会いできないですからねぇ。
唐沢寿明の財前教授が頭に浮かびながら・・・。
でも、原作はまた原作で人物像が魅力的で・・・。
またドラマを見たくなったので、
DVDを借りてこようっと。